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昨日は2DKのアパートで解約立会がありました。

このアパートは長年に渡り大家さんが自主管理されていたのですが、2年前から当社の管理になった物件です。

自主管理から不動産会社の管理になった場合には、賃料の振込先と苦情や連絡窓口が変わるので、物件を売買してオーナーチェンジした時のように入居者に通知をしたり確認の書面を頂きます。

そして更新契約の際には契約書が当社の書式に変更されます。

ここら辺は管理会社や地域によってやり方が違うこともありますが、当社の場合はそうしてます。

もちろん、初回の契約時に約束していた契約条項や特約を引き継いで更新するのですが、更新の機会に以前の不動産会社が適当に書いたような曖昧な契約書を明確なものに変更します。

特に原状回復に関して曖昧な条項があるとオーナーさんの負担が多くなったりもするので、更新契約書を締結する際に念押ししています。

今回の退去者さんの場合は、更新時に当社の契約書に変更してもらったのですが、それ以前の契約書が1つ前の更新時のものしか無くて、オーナーさんも所有戸数が多いので「昔から入ってた気がする」としか認識がありませんでした。

居住年数は、原状回復の交渉上大切な項目です・・・

こうなると解約立会は、「出たとこ勝負となり」、場合によっては揉める事になります。

退去者は、高齢男性Aさんで、親族のいる雪深い実家へ帰るそうです。

IMG_9395クマ  「Aさん、この部屋に住んで何年くらいですか?」

Aさん  「そうだねぇ 20年は住んでたと思うよ」

クマ  「新築時から入ってましたかね?」



Aさん  
「いや、自分の前にも住んでた人がいるから新築じゃなかったなぁ」

クマ  「契約書に書いてある通りクリーニングと畳の表替え費用を敷金から充当させて頂きますけどよろしいですね」

Aさん  「うん、世話になったんだからそうして下さい」

クマ  「壁の汚れは20年物ですから大家さんにお願いしてみますけどこのエアコンは?」
 
Aさん  「これね、大家さんが置いて行っていいって言ってくれたんだよ」


クマ  「え〜 ご自分で取り付けたエアコンは撤去するように言うと思いますけど」

Aさん  「ホントだよ、大家さんに聞いてみてよ」

クマ  「そうですか・・・ 立会終わったら大家さんと会ってきますので」

FullSizeRender (1)この物件、設備のエアコンが和室に1台あるのですが、Aさんが付けたエアコンが洋室に1台とダイニングに1台設置されています。

しかもウインドウタイプなんですねぇ・・・





立会が終わってから大家さん(70代後半?)の家を訪ねました。

クマ  「Aさんの立会が終わりまして何点か確認したいんですけど」

大家  「何か問題あったかい?」

クマ  「まず20年住んでたそうですけど、壁とかクッションフロアは大家さん持ちで宜しいですかね?」

大家  「20年住んでた?」

クマ  「違います?」

大家  「本人が言うならそうなんでしょう」

クマ  「あとエアコン置いてって良いって大家さんが言ったそうですけど間違いないですか?」

大家  「こないだ引っ越しの挨拶来た時に、そんな事言ったかも知れない」

クマ  「どう見ても次の人が嫌がりそうな古いエアコンですので撤去して頂かないとダメですね」

大家  「わかったよ、20年も世話になったんだから私の方で撤去でかまわないよ」


今回は昔ながらの不動産屋さんが締結した昔ながらの契約書を引き継いだ案件でしたが、揉める事無く終われて良かったです。

入居者さんも大家さんもお互い「世話になった」と謙虚に言ってるところが見習うべき姿勢なのでしょうね。

そう言えば以前「長年借りてもらっている訳ですから」と古貸家の年配大家さんに言ったら「長年貸してやってるだよ!」と言い返された事がありました。

まぁ最近ではそんな感じの大家さんは珍しいです
 

さて、本日は定休日です。

が、ちょっと仕事があるのでこれから出社してきます・・・

ではまた明日

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