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きのうは、新人君が頑張っていた漏水による家具への被害賠償案件の対応をしてきました。

きちんと保険に入っていないとこうなると言うお手本のような案件ですが、迷惑が掛かったのは入居者さんですので、ある程度の要望は聞かないといけないと思います。

問題なのは「ある程度」の程度なんです

「物理的被害」+「間接的被害」+「感情」

その3点を根拠に、入居者さんは損害額を主張されます。

保険会社が入れば物の被害は、新品価格から償却割合を考慮した金額が算出されますし、間接的な問題に関しては妥当であると認める事は少ない感じがします。

あとは、「感情」の部分なのですが、これに関しては、相手が感じる心の問題と、大家さんや管理会社の態度や姿勢の問題が大きいです。

管理会社のように間に入る立場であると、説明不足と誤解が火をつける元になることが多いと感じています。

3年前に、記事で書いた「漏水事故で大激怒」の案件を例に言えば、「漏水の原因」に関して施工業者の責任だったのに、言い訳をしなかった事で問題が早期に解決した事例もあるのです。

「自分は悪くない」と主張するのと「あんたは悪くない」と思ってくれる事には雲泥の差があると教えてくれた事例でした。


昨日対応した事例は、もう少し深い部分がありますが、いつまでも時間が掛かると言う事は、更に問題を悪化させる原因ですので、ある程度の回答を下準備した上で感情的な問題を小さくして行く事が重要だと思っています。

間に入ると言うのは、ある意味無責任な立場と言えますが、無責任な感覚でやると泥沼化するのが難しいところなのです。

ここらへん、きちんと解決したら書かせて頂きます。


そんな勉強になる案件を一緒に対応した新人君ですが、珍しい案件を自己解決してきてくれました。

「トイレを流すと、ゴーっと大きな音がします」

そんな連絡が1Rの入居者さんからあり、新人君が見に行って動画で録音した音を聞きましたが、確かに異常な音がして気になります。


ウォーターハンマー現象だね。


BlogPaintそんな事を伝えたところ、自分でネットで調べて
サンエイ PU7321-13 水撃低減器を買って取り付けたところ変な音がしなくなたそうです。





クマ  「いつも水道屋さんに頼んでたけど、自分でもできるんだ?」

新人君  「えっ? こんなの簡単ですよ」


何か、止水栓外してスピンドル交換する要領で簡単にできるそうです・・・


いろいろ助かります


さて、本日は長い年月居抜きでの賃借人変更を繰り返してきた店舗の解約打ち合わせに行ってきます。

営業課N君がやってる案件なのですが、契約書上は「全てスケルトンで返還する事」と、なっているのですが、いろいろありそうな予感がするとのことです・・・

ではまた明日



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