「残り1部屋なんだから頑張ってよ」

きのうは、状況報告に行ったオーナーさんに励まされてきました。

「空室対策」活動とは反対に、建物老朽化による取り壊しをするための「空室対策」活動をしています・・・

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空室化対策なんて言葉は聞いたことが無いかも知れませんが、借主がいる建物を壊す際には必ず必要となる対策です。

空室率が拡大傾向にある地方では、これから増えて行くのでしょうから自分もテクニックを磨いておこうと思っていますが、これがまた簡単ではありません。




194b2bf7今回は、2DK8世帯中、入居している3世帯が対象だったのですが、うち1室は、オーナーさんの関係者だったので自然退室し、一番苦労すると思われた年配入居者さんは、今年の4月に引越しが完了しました。



今年の2月に、各入居者に根回し訪問をした上で「建物老朽化に伴う更新拒絶の通知」を内容証明郵便で発送。

退去期限は今年の12月31日までです。

体が不自由な年配入居者のAさんには何度も何度も訪問して親しくなって引越してもらったのですが、今回最後の1部屋となったBさん(40代男性)には「自分でも探しますから」と、言われてはいましたが現在まで進展無しの状況です。

で、昨日は7月最終日と言うこともあり、そろそろ焦ってきたので訪問してきたところ、ご不在だったので「期限が近づいてきました」との内容の置き手紙をしてきました。

自分、過去にこう言う場面で「しつこい!」と怒られた事が何度かあり、焦らせるのがなんとなく苦手です。

最近では、クリニック建設予定地にあった地域の方の為のゴミ置場を移設してもらう際に、何度も自治会長さんを訪問してお願いしたので、「あんたしつこいんだよ!」と怒られてしまった事や、遠い昔では道路計画の実行に伴ってアパートの入居者さんに期限より早めに退去して欲しいと交渉した際に「サザエさんの時間にくるんじゃねぇ!」と大激怒された記憶があります。

とは言え、元々が心配症な性格なので、お盆休み前には着地点が見えるようにしたいと思い、それなりに焦るような置き手紙を投函したのです。

夕方になって、Bさんから電話がありました。

Bさん 「手紙見たんですけど」

クマ 「わざわざスミマセン、そろそろ引越し先を決めないといけない時期になったので、どんな状況かと思いまして」

Bさん 「いろいろ考えてはいるけど、仕事が忙しくて進んで無いです」

クマ 「でしたら、私がBさんに条件聞いて物件探しをしますので、一度打ち合わせしましょうよ」


Bさん 「・・・ じゃぁ今からそちらに行きますよ」

今までは、玄関先での立ち話し程度で終わっていたのですが、いい感じになってきました。

図1会社に来て頂いていろいろ聞き出すと、Bさんは、中古の一戸建てを希望されています。

久しぶりに、エンドユーザー側に立つ物件探しをすることになりましたよ。




いろいろ物件をピックアップしてみましたが、一番の問題は自営業であるBさんの融資がいくらまで組めるかです。

ここら辺は、Bさんが取引銀行に当たってみるとの事になりましたが、1週間して動いてくれなかった場合は、自分の方でセッティングしようと思います。


さて、いよいよ本日より8月になって夏本番です。

お盆休み前に片付けたい事が増えているので、頑張りたいと思います。

ではまた明日


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