「私以外の相続人は全員亡くなったんですよ」

と、言われても疑わないといけなかった感じです・・・


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お客さんを疑うと言う話では無く、お客さんの知らない事があるかも知れないと言った意味で「確認する」と言った方が適切なのでしょうか。

今回、売却依頼をされてきた物件の登記簿上の所有者である売主さんのお父様が亡くなったのは５０年近く前なのですが、その際に相続登記を行わず、売主さんのお兄様が物件に住み続けていました。

そのお兄様が今年に入って亡くなられた事により、誰も住まなくなった物件を売却して欲しいと依頼されました。

当然、相続登記をして、売主さんの所有物であることにならないと、決済が出来ないのですが、「いつ売れるかわからないので、契約が確定したら相続登記する」と、言われて自分も「相続人が自分以外存在しない」と言うなら問題ないと思っていました。

ですが、契約を締結した翌日に全部お任せでお願いした司法書士さんが戸籍を取得して発見してしまったのです。

ここからはボカして書かせて頂きますが、売主さんの全く知らない相続人が存在しました・・・

当然ながら、見なかった事に出来るほど甘くはありません。

今後、売主さんと一緒に相続人探しの旅に出かけるか、手付の倍返しをして契約を解除するか検討中なのですが、手付解除の期限も残り一週間程度なのが焦るところです。

手付の金額が少なかったのが救いとも言えますが、この理由で相続手続きを避けると、単独で相続するためには発見した相続人さんが亡くなるまで待つとか先の見えない選択をする事になります。

その間、築５０年の空き家の保全と敷地の草取りを続けないといけない事を考えると、今回の契約を進める選択の方が適切だと自分からは伝えていますが、売主さんは、突然の話にショックなのと、その後の分け方について理不尽さを感じています。


BlogPaint今時の戸籍だと活字なので調べやすいですが、手書き時代の戸籍は日本語の筆記体みたいな読みにくい字で、相当慣れないと解析できないと思います。
嘉永・安政・文久なんて１６０年とか前の情報も載っている事には感心しますが・・・


ホントいろいろある仕事ですよね。


さて、本日（３日）は水曜日です。

夏休み中の三男（小６）と遊びに行こうと思ったら、午前中は学校のプールに友だちと行く約束をしていて、夕方からは塾があるそうです。

何かと忙しいようですが、隙間の時間にシン・ゴジラでも一緒に見てこようかと思っています。

ではまた明日

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