きのうは朝から、滞納系の打ち合わせでオーナー宅を訪問してきました。

数年前に実施した滞納者一掃作戦の際、きっちりお金を保証人から回収できた相手がいたのですが、その後ズルズルしては回収する事を繰り返しているのが2人いまして、そのうちの1件は本人訴訟で、強制執行の催告まで完了して断行待ちの状態です。


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で、もう一人の滞納者について自分としては早期に明け渡し訴訟をして追い出すべきだと考えています。

しかしながら、自社物件や借上げ物件でない限り、管理会社は貸主では無いので、代わりに訴訟をすることができません。

大半の貸主は、滞納された上に裁判費用を払ってまで訴訟する事を嫌がります。

管理会社→「契約解除して法的手続で退去させるべき」

貸主→  「最終的に回収できれば契約解除しなくても仕方ない」

こんな感じで、ズルズル行く事が多いものです。

今回の大家さん(70代ご夫婦)もそのタイプなのですが、滞納者の方は、ここ最近内容証明郵便を受け取るけど電話を無視するようになり、留守電のメッセージに自分が一方的に「年末の引越しでお正月は新居で迎えてもらいます」等、いろいろ寒くなる言葉を吹き込んでいる状態です。

その昔、この滞納者と大喧嘩してから、お互い口のきき方に気をつけて丁寧な言葉で話していますが、丁寧な言葉でも、やっている事がいい加減すぎるのがムカつくところです。

クマ 「開き直って、こちらが何も出来ないと思われているので明け渡し訴訟をやるべきです」

ご主人 「入金無いと生活に困るけど、保証人に払ってもらえばいいよ」

クマ 「保証人も、100万円以上立て替えましたから限界だって言ってますし、訴訟やるって通告してやらないから口だけだと思われてます」

ご主人 「そう・・・ でも滞納されてるのに裁判でお金かけるって割に合わない話だよね」


クマ 「弁護士さんに依頼しないで、ご自分で訴訟すれば明け渡し訴訟の判決もらうまでなら、2万円かからないですよ」

奥様 「クマさん言う通り、◯◯さん(滞納者)いい気になって足元見てるから裁判やって追出しましょう」

ご主人 「裁判所なんて緊張して話せなくなりそうだけど私で大丈夫かなぁ・・・」

クマ 「大丈夫ですよ、大家さん何も悪いことしてないし、裁判官も素人相手には、わかりやすくやってくれますから」

IMG_0018この大家さんご夫婦、元自宅の戸建てを定年退職を機会に貸しに出して、節約の為に家賃の安いUR賃貸に住んでいます。

そんな感じなので、家賃を払っていない借主の方が大きな家で暮らしている状態なのです。




ご主人 「今まで、何とか回収してくれてたから、今回も回収出来ませんかね?」

クマ 「督促状とか電話を無視して開き直っている相手には裁判所しか勝てませんから、これ以上は管理会社の行えるレベルの督促を超えちゃったって事です」

奥さん 「わかりました、主人に裁判所行かせますから、サポートして下さい」

ご主人 「もう、あの家には自分たちは戻る気にならないから、追出したら売却しちゃって下さい」

クマ 「わかりました、とりあえず追出し頑張りましょう」


と、言うことで月曜日に2人で申し立てに行ってきます。

訴状が滞納者に届いて慌てて電話が入ると思いますが、強制執行になる前に明け渡してもらいたいところです。


そして、午後は「相談がある」と言っていたアパートの入居者さんの訪問がありました。

長くなるので、電話では話にくいと言っていた相談事の内容は「賃料を下げて欲しい」&「騒音トラブル」の件でした。

まぁ いろんな交渉の仕方があるものです。

IMG_0032結局、30分くらい話を聞いてお帰り頂きましたが、この方4年前に上下階の騒音トラブルで、当事者同士を会社に呼んで話し合いした経緯がある上階の方でした。

身の上話が9割と言う感じでしたよ。

また更新の時期に来社されるかと思います・・・



と、管理系2連発な1日でしたが、売買系でも大きめの交渉していましたので、かなり疲れる1日でした。

そろそろ、誰かに滞納とか騒音のトラブル対処を教え込んで引き継がないと効率悪いと思っていますが、賃貸管理に首突っ込まないとブログネタが減るので、やめられないのでしょうね。

ではまた明日



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