結構な資産家なのに、こだわらない所にはお金をかけない方がいるものです。
広い敷地と大きなお屋敷なのですが、ベーシックなポストがオブジェに見えてくるのが不思議です・・・
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きのうは、地主のAさん(80代男性)宅を訪問しました。
夏場に訪問して以来なので、4ヶ月ぶりくらいかと思います。
Aさんは独身ですが、日常の事はヘルパーさんに任せているので、完全な一人暮らしという感じではありません。
長年の付き合いの自分に対してはかなり深い話をしてくれますので久しぶりの訪問時には話し相手がいなかった分、長話しになるものです。
たまたま、訪問した時に昔の写真を整理している最中だったので、尚更昔話が盛り上がり、Aさんの話が止まらなくなりました。
こう言う場面は、年配の大家さん宅で良くあることなのですが昨日のAさん、かなり重たい話をし始めました。
Aさん 「その事が今でも許せないんだけど、死ぬ前に裁判起こそうと考えてます」
クマ 「え〜 穏やかじゃないですねぇ」
Aさん 「弁護士さんと相談したいからクマさんも一緒に付いてきて下さいよ」
話し的には、ブログに書けない系なのですが、自分が聞いても許せないと思う案件です。
Aさんから自分に説明するのに1時間以上かかった感じですが、うちの顧問弁護士さんに1時間も掛けて説明する訳にはいかないので、自分が簡潔に話しの要点を伝える係になって欲しいそうです。
Aさん 「思い出すと悔しくて夜中とか明け方に涙が出るようになってきたんですよ」
クマ 「別の楽しいこと考えて前向きに生きた方がいいですよ」
Aさん 「もう、私も◯◯(相手)も先が短いから死ぬ前に謝らせたいんですよ」
クマ 「一緒に弁護士事務所に行くのは構いませんけど、裁判起こすとハチの巣つついた様な感じになると思いますよ」
Aさん 「それでもいいですよ、この世の事はこの世で終わらせるんです」
クマ 「あの世で謝ってもらえる可能性もありますよね」
Aさん 「そうかも知れないよね・・・ でも、許せない気持ちが強いんですよ」
この話し、何度かAさんに聞かされていましたが、昨日は更に深い話を聞かされて同情してしまいました。
ですが、恨みの感情を強く持つと人が変わったようにキツイ雰囲気になってしまうもので、普段温厚なAさんの見たくない一面を見てしまった気分になるものです。
自分が死ぬ前に片付けておきたいとの事なのですが、「裁判なんてやらなきゃ良かった」と後悔する可能性もある訳なので、何とか思いとどまって欲しいと考えています。
人生の最後の方は、「思い出に生きる」ものだと考えていましたが、良い思い出ばかりでは無いのだと考えさせられました。
Aさんの望みが実現するように手を貸すべきなのか、思いとどまってもらうべきなのか悩んでしまいます・・・
さて、本日は大河ドラマ真田丸の最終回です。
歴史物大好きな自分ですが、真田丸は実に良かったです。
ドラマですから実際の話よりも盛っている事でしょうけど、戦国時代に生きていた人の人生は現代人よりも覚悟した生き方だったのでしょう。
人生がドラマだと思えば、恨むとか裏切るとか騙す何ていうマイナスな感じの終わらせ方はしたくないものですね。
と、言うことで本日は8時までに家に帰ります。
ではまた明日
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夏場に訪問して以来なので、4ヶ月ぶりくらいかと思います。
Aさんは独身ですが、日常の事はヘルパーさんに任せているので、完全な一人暮らしという感じではありません。
長年の付き合いの自分に対してはかなり深い話をしてくれますので久しぶりの訪問時には話し相手がいなかった分、長話しになるものです。
たまたま、訪問した時に昔の写真を整理している最中だったので、尚更昔話が盛り上がり、Aさんの話が止まらなくなりました。
こう言う場面は、年配の大家さん宅で良くあることなのですが昨日のAさん、かなり重たい話をし始めました。
Aさん 「その事が今でも許せないんだけど、死ぬ前に裁判起こそうと考えてます」
クマ 「え〜 穏やかじゃないですねぇ」
Aさん 「弁護士さんと相談したいからクマさんも一緒に付いてきて下さいよ」
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Aさんから自分に説明するのに1時間以上かかった感じですが、うちの顧問弁護士さんに1時間も掛けて説明する訳にはいかないので、自分が簡潔に話しの要点を伝える係になって欲しいそうです。
Aさん 「思い出すと悔しくて夜中とか明け方に涙が出るようになってきたんですよ」
クマ 「別の楽しいこと考えて前向きに生きた方がいいですよ」
Aさん 「もう、私も◯◯(相手)も先が短いから死ぬ前に謝らせたいんですよ」
クマ 「一緒に弁護士事務所に行くのは構いませんけど、裁判起こすとハチの巣つついた様な感じになると思いますよ」
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クマ 「あの世で謝ってもらえる可能性もありますよね」
Aさん 「そうかも知れないよね・・・ でも、許せない気持ちが強いんですよ」
この話し、何度かAさんに聞かされていましたが、昨日は更に深い話を聞かされて同情してしまいました。
ですが、恨みの感情を強く持つと人が変わったようにキツイ雰囲気になってしまうもので、普段温厚なAさんの見たくない一面を見てしまった気分になるものです。
自分が死ぬ前に片付けておきたいとの事なのですが、「裁判なんてやらなきゃ良かった」と後悔する可能性もある訳なので、何とか思いとどまって欲しいと考えています。
人生の最後の方は、「思い出に生きる」ものだと考えていましたが、良い思い出ばかりでは無いのだと考えさせられました。
Aさんの望みが実現するように手を貸すべきなのか、思いとどまってもらうべきなのか悩んでしまいます・・・
さて、本日は大河ドラマ真田丸の最終回です。
歴史物大好きな自分ですが、真田丸は実に良かったです。
ドラマですから実際の話よりも盛っている事でしょうけど、戦国時代に生きていた人の人生は現代人よりも覚悟した生き方だったのでしょう。
人生がドラマだと思えば、恨むとか裏切るとか騙す何ていうマイナスな感じの終わらせ方はしたくないものですね。
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Aさんのお話、深刻ですね。やはり人間は誰もが穏やかに最期を迎えたいと思っていると思います。それを叶えるために裁判を起こそうとしているのですね。この世の事はこの世のうちに…まだ私たちにはピンとこない言葉ですが、Aさんの口から発しているのを読むと、若い人にはわからない歳を重ねた方のお考えがあるのですね。
今まで長くAさんとお付き合いをしてきたクマさんも悩んでしまうのはわかります。Aさんにとって何が最善なのでしょう…。人は性格が顔や表情に表れると思うことがあります。温厚なAさんのお顔に戻ってくれることを願っています。
明日もお仕事頑張って下さい(#^.^#)。