少し前に「死ぬ前に一矢報いたい」と長い付き合いの地主のAさん(80代男性)に相談された話を書きました。

親族間での子供の頃からの恨みと、ここ数年間で発生した金銭問題も一部絡んではいるのですが、簡単に言えば親族に対して長年の恨みを晴らすのが目的なので、応援する気になれません。


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「2月の中旬になったら顧問弁護士と相談する時間作りますよ」

IMG_2020と、忙しいと言いながら冷却期間を設定したつもりだったのですが、昨日「話しを聞いて欲しい」と呼び出されて訪問してきました。

Aさん一人暮らしで、来客があった時しかリビングを使わないので部屋が暖まるまで時間が掛かります・・・




Aさん 「悪いねぇ 待ちきれなくて市役所の法律相談に行ってきちゃったよ」

クマ 「そうでしたか、弁護士先生に何て言われました?」

Aさん 「クマさん言ってた通り、領収証とか証拠が無いお金の話は相手が否定したら裁判しても負けるんじゃないかって」


クマ 「ですよねぇ 逆に相手側に問題が無いってお墨付きあげた事になっちゃいます」

Aさん 「子供の頃からの恨みについては関係改善で調停すれば良いんじゃないかって」

クマ 「関係改善したいんですか?」

Aさん 「いまさら無理だよ・・・ 死ぬ前に私の恨みを思い知らせたいだけなんだから」

クマ 「それって恨みを晴らす為に化けて出てきた幽霊と同じキャラクターですよ」

Aさん 「・・・ 生きてる間に恨みを晴らすから幽霊とは違うよ」

クマ 「少なくとも、若い頃に酷い事された話は60年以上も前の話なんですから調停委員さん困っちゃうんじゃ無いですかね?」

Aさん 「2年前に怒鳴りつけられた話なら良いのかな?」


クマ 「目的が謝らせたいとか反省させたいって事ですよね」

Aさん 「心から謝ってくれるなんて無理だろうな」

クマ 「でしたら波風立てずに忘れた方が良いですよ」

Aさん 「それができないのが苦しいんだよ」

あまり具体的に書けませんが、正直言ってAさんのされてきた事には同情する事が多くありますので、言っている事は理解できます。

自分が一番伝えたいのは、何十年も前の過ぎ去った出来事を問題にするなんて後ろ向きな考えはやめて欲しいと言うことです。

しかしながら「プラス思考で前向きに」と言う考えは人生の終盤には無くなって来るのだとAさんと話していて強く感じました。

1時間話して「次の予定がある」と切り上げましたが、次回訪問時にはどうするのか決める事になるでしょう。

恨みを晴らさず亡くなったりしたら幽霊になって出て来る予定なのか今度訪問したら聞いておきます。


さて、本日(15日)は、午前中に、さいたま新都心にある国交省の地方整備局に行って来ます。

帰りにヨドバシカメラでもブラツイて来ようかと思っていますが、いろいろ宿題も抱えているので夕方には家に戻る予定です。

ではまた明日



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