きのうは、雨のなか管理しているマンションの自転車撤去作業をしてもらいました。以前は、電話一本で回収してくれましたが、最近は回収業者さんから「トラブル防止の為に必ず管理会社に立ち会って頂きます」と言われます。
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そう言えば１年くらい前に、管理物件の自転車置場で１０台くらいまとめて自転車が持っていかれる盗難事件が発生した事があったのですが、その際の近所の方の目撃証言で「自転車をトラックに詰め込んでいたので、管理会社が撤去を頼んだと思った」との話がありました。
堂々と持っていく泥棒もいるようなのですが、管理会社が対応する場合は、かなり慎重に時間を掛けて警告するものです。
今回の撤去に関しても、初動は５週間前です。まずは、入居者さんの自転車なのか捨てられたものか確認する為に、駐輪シールを入居者さんに配布します。
このシールも、見た目が悪くて貼りたくないとか言われて小さいタイプで落ち着きました。
この段階で注意することは、春休みとか夏休みの期間は、学生が帰省してしまうので、通知文書を見てくれない場合がある事です。以前、そのパターンで学生から弁償させられた経験があるので、特に注意して、確認の為に学生入居者の場合は電話までする感じです。
そして、４週間後に再警告としてシールの貼られていない自転車を敷地内の目立つところに移動して、再度文書を配布します。この段階で、ボロボロな自転車が残るのが普通ですが、新し目の自転車にシールが貼られていないと、入居者宅に「遊びに来た友達」のだったり、駅近物件などでは、「無断駐輪の自転車」だったりします。
そう言う自転車には、直接警告文書を貼り付けて撤去する事を警告します。
この警告してまとめた段階で、もう一つやる事が「盗難届の調査」です。管轄する派出所にお願いしてお巡りさんに防犯登録シールを調べてもらうのですが、他県のシールが貼られていると多少時間が掛かります。
ここまでやるのに１ヶ月掛かる感じですが、敷地内に放置されたと判断して、管理権限に基づいて自力救済します。
一応は他人の物ですからトラブルになると微妙ですので、「時間を掛けて警告した努力が大切」だと思ってます。
（自己責任でお願いしますね）
一番嫌なのは「シール貼ってあったのに捨てた」と言われたり、たまたま盗難被害にあったのに「管理会社が捨てた」と決めつけられたりすることです。
自分の場合は、捨てた自転車がわかる様に「じっくりと動画撮影」しているのと、「新し目の自転車は捨てない」事にしているので、ここ最近はトラブルがありません。
他人の物を自力救済で処分するのはリスクではありますが、何よりも、自転車で乱雑になっている状況は、入居者さんに迷惑ですし、入居募集で案内した際にもイメージが悪いので、溜まってきたと思ったらやらないと悪循環になるので、必要な対応なのでしょうね。
ではまた明日
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ゴミなのか他人の所有物なのかわからないものでも、処分することはこんなに時間と手間がかかるのですね。動画まで撮影して、細心の注意を払っていることがわかりました。お疲れさまです。
今日は雨の予報から一転して久々に良い天気になりましたね。今日は午後から長女の入学式に行って来ます。まだ桜も咲いていて良かったです。三男さんも今日が入学式でしょうか。ご入学おめでとうございます！。
明日もお仕事頑張って下さい(⑉︎• •⑉︎)。