この仕事、騒音トラブルから漏水事故の後処理まで当事者との間に入って調整するのが仕事です。

人と人の間に入る。

場数を踏んで経験値を上げるには良い仕事内容なのでしょう。


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今現在、大きめの売買案件で調整が本格的になってきました。

この案件、古い賃貸マンションを取壊して新築物件を建築するために入居者の9割を追出してしまった後に計画が実行できないと判明して地主さんから救助依頼が来たことが始まりでした。

まさに覆水盆に返らず的な状況からの依頼だったのですが、既存建物を取り壊し土地を切って売却する方向で決まりました。

解体費用や建物から退去しないと宣言している入居者さんへの交渉資金を出せない状態である事について、手付金を多く出してもらう事でクリア出来るように大筋で話をまとめたまでは良かったのですが、最終的な売買代金で売主・買主双方から最後の調整を依頼されている状態です。


少し前に仲介業務での両手取引を規制するような動きがありましたが、自分は双方を代理している状態ではなく双方の間を調整している業務だと思っています。

まぁ 手数料を双方から頂く事を目的として囲い込むことは、依頼主の利益になりませんから問題ですが、今回の取引は売主と買主に頼まれて動いている訳ですので、そこら辺は問題ないと思っていますし、トラブル発生時に多少の調整枠として手数料を使う予定でもあります。


IMG_3803そんな感じで具体的な金額説明段階になって来ると、売主・買主で「高く売りたい」「安く買いたい」が、ぶつかってくる訳です。

「足元を見られた」「リスクある分安く」的な間に挟まれる感じなのですが、そこら辺がまとまらなければ先に進めません。



どちらかが妥協するのでは無くお互い妥協する。

そんな着地点になるように頑張ってみます。


と、この案件、価格だけでなく立ち退き対応や解体工事の段取り、買主側の新築プランや、その後の運営について買主側の後継者も含めた調整業務が必要となり結構なパワーと時間が必要となります。

良い経験積めそうですよ。


ではまた明日


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