昨日のブログ、文字数が普段の4倍くらいありました。

何とも珍しい感じですが、今日は普段の「日記」に戻ります・・・


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ふと思いましたが、自分の場合は「日記ブログ」なのですが、日記では無いタイプのブログを書くのって大変なのかと思います。

長年、ブログを続けられたのは「きのうは」で始まって前日を振り返る「日記」だったからなのでしょう。

ですので、毎日書くとしたらブログネタになりそうな出来事を求めるか、何でも無い出来事をブログネタ視点で見るかなのだと思います。

売買&賃貸管理のミックスで仕事をしていると、ブログネタになりそうな話に多く遭遇します。

「ブログ書き」としてはネタに困らない恵まれた環境なのでしょうね。


で、きのうは去年から手掛けている売却案件で進展がありました。

18世帯のマンション物件なのですが、2015年の8月に某大手建築会社の主導で建て替えする計画が持ち上がり、入居者さん全員に立ち退きを掛けました。

この立ち退きに関しては全て建築会社が主導して行ったのですが、「建物老朽化の為、賃貸借契約を終了するので6ヶ月後の2016年2月末までに退去するように」との内容証明を送りつけて交渉が始まりました。

直接訪問して下話くらいすれば良いのに、「これが大手建築会社のやり方か?」

と、言うくらい荒っぽい感じだったのですが、正直言って「管理物件を取られた」気分だった自分は「絶対に関わらない」事にしていました。

結局、入居者のAさん(60代女性)が弁護士を代理人にして絶対に立ち退かないと「徹底抗戦」を宣言。

かなり高額な立ち退き料で明渡しに応じるとの通知が来た頃に別の理由で建て替え計画が頓挫

建て替え計画が無くなった事でAさんは継続して住む事が出来ていたのですが、水面下では建物を取り壊し土地を分筆して一部を残し売却する計画を進めていました

そして、先週になってやっと売買金額が決定したところで、再度自分からAさんにお手紙を出しました。

「大家さん、ローンが払えなくなって売却しないといけなくなりました」

と、優しい言葉で交渉に応じて欲しいとお願いしたところ、昨日弁護士先生より電話がありました。

弁護士 「Aさんとの委任契約は終了したのですが、最後の伝言を頼まれました」

クマ 「そうですか、Aさん何と言ってます?」

弁護士 「立ち退きに関しての条件を書面で出して欲しいって言ってます」

クマ 「わかりました、大家さんと話を詰めて書面にしますよ」

弁護士 「前に、建築会社から出ていた賃料の10ヶ月分だと納得されないと思いますよ」

クマ 「そうですか、まぁ放置すると抵当権実行されてAさんも立ち退き料どころじゃないですよね」

弁護士 「実行されそうですか?」

クマ 「そうならないように、明日抵当権者のところへ買主が決まったと報告してきます」

弁護士 「金額と、期限を明確にしてAさんにもわかりやすく説明してあげて下さい」

クマ 「わかりました、1週間以内にAさんに届けます」



4df9609f正直言って、Aさんの立ち退き合意があってから売買契約を締結する予定なのでとても重要な場面です。

その後の解体工事も簡単じゃ無さそうで心配なのですが、どうなりますでしょうかね・・・




と、言うことで本日はこの案件の抵当権者と打ち合わせをしてくる予定です。

ではまた明日




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