きのうの記事で書いた、断熱材がはがれるトイレタンクの件ですが、必殺大家人さんから「環境によってはタンクに漏水並みの結露が発生する場合がある」とのコメントを頂きました。

今のところ、過去に断熱材を取った部屋から苦情はきていないのですが、断熱材がハガレてしまった場合には応急処置として断熱材をカットしてしばらく様子見で、結露が発生してしまう場合はタンク交換が正解なのでしょう。

ご指摘ありがとうございました!


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との事で、売却予定のマンションで立ち退きを拒んでいた入居者さん(60代女性)。

ご自分で立てた弁護士を通じてしか話に応じないと面会拒否宣言されていたのですが、昨日やっとお会いする事ができました。




IMG_6211ご自宅への訪問も、当社へのご来店も嫌だとの事で、お会いした場所は入居者さんが指定した喫茶店。

同行されたお兄様も一緒に2時間近く話をさせて頂いた結果、明け渡しに応じて頂ける事になりました。




と、結論だけ書くと簡単な話に感じますが、実に奥深く難しい案件なのです。

きのうの今日で具体的には書けませんが、マンション建替えを計画した建築会社が退去を強引に迫った事が怒りに火をつけて「絶対に許さない!」との戦闘モードが作り上げられたのでした。


根本は「感情の問題」ですが、弁護士先生が絡むと「法律の問題」としての土俵にのれます。

その方が淡々と話が進むものですが、お互い平行線で妥協点を探る段階で、またしても「感情」の問題になったりします。

そんな事がグルグル回っているのが、今回の問題の正体だったのでしょう。


いずれ、終わってから今回の話の顛末を書きたいと思いますが、入居者さんも自分もかなりスッキリしました。

こう言う案件こそ得るものが大きいと感じます。


さらに数時間後には、引越し先の打ち合わせでご自宅に入れてくれましたので、ホント転機が来た感じです。

後は、もう一方の当事者である売主さんの家族会議が本日行われるので今回の件を報告して立ち退き料の最終判断をして頂く予定です。

ここでもクリアする必要があるのは「感情の問題」なのですが、これが終わってやっと、本来の仕事である売買契約の見込みが立ってきます。

終わるまで長そうですが、先が見えて良かったですよ。


ではまた明日


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