クマ 「え〜 こんな金額請求されたんですか?」
入居者 「これでも値引きして安い方だって言ってました!」
昨日は、部屋の鍵が差し込めなくなった事でネットで調べた鍵屋さんに開錠してもらった入居者さんに請求書を突きつけられました。
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請求書を持って来たのはワンルームマンションの入居者さん(20代女性)で、話を聞くと夜遅くに仕事から帰って玄関ドアを開けようとしたら鍵が入らなくて、ネットで調べた鍵屋さんを呼んで開錠してもらったそうです。
入居者 「鍵が突然入らなくなったのは私のせいじゃ無いし、お宅夜だからやってなかったんです!」
クマ 「夜でも緊急受付センターの案内を電話でしてたと思いますよ」
入居者 「そこに電話したら鍵が開く訳じゃないですよね?」
クマ 「契約した時に鍵開け対処サービスが保険に付いてる話聞きませんでしたか?」
いろいろ話してわかりましたが、この入居者さん派遣会社さんの法人契約の方で、当社の保険を利用していない&入居者入れ替えで入ったので緊急連絡窓口の説明を受けていませんでした。
どちらにしても保険は使えない状態の方でしたが、今回の請求は確かに入居者さんが壊したものでは無く設備不具合的な問題になるのでしょう。
驚いたのが、入居者さんが持ってきた鍵屋さんからの請求書です。
明細を見ると
出張料 4,000円
開錠料 68,000円
お値引 38,000円
消費税 2,720円
合計 36,720円
と、なっていました。
シリンダー交換まで開錠料に含まれているとは言え、うちの提携している鍵屋さんよりはるかに高額です。
しかも、68,000円の開錠料から38,000円を値引いているなんて、お得感を出す為の小細工のように感じます。
入居者 「は? 鍵屋さんは安いって言ってたし・・・」
クマ 「開かなくなった原因を鍵屋さん言ってましたかね?」
交換したシリンダーを見せてくれました。
入居者 「原因は言ってませんけど、プロの人が差し込めないって言ってるんですから」
クマ 「ちょっと貸して下さい」
特に何か詰まっていなさそうだったので、指を上下左右に振動させながら差し込んだところ見事に鍵が奥まで入り、普通に回せました。
入居者 「えっ? 何で入るの・・・」
クマ 「これ、鍵屋さん潤滑剤で試さなかったのかな?」
※潤滑剤は故障の原因となるので鍵穴専用の油の付かないタイプを使って下さいね。
入居者 「いくらやっても開かないって事でドアスコープ外して30分くらい掛けて開けたんです」
クマ 「上下左右に押しつければ鍵が入ったんだから、潤滑剤使えば間違いなく開いたと思うけど・・・」
入居者 「そんな・・・ 私が払わないといけないんですか?」
クマ 「一応、設備故障だったと思うから大家さんに話しますけど、その前に鍵屋さんに電話しますよ」
プロの鍵屋さんが開けられないと断言したという事ならある程度の請求は仕方ないところですが、簡単に鍵が差し込めたと言うことは相手が素人だと思って対処したとか勘繰りたくなります。
クマ 「昨日対応された◯◯マンションの管理会社ですけど、鍵開錠の料金を入居者さんから請求されたので伺いたい事があるんですけど」
鍵屋 「昨日の夜間緊急対応ですね、何か問題がありましたか?」
クマ 「鍵屋さん、潤滑剤試されました?」
鍵屋 「いいえ、鍵が入る見込みが無いと判断したので別の方法で開錠したんです」
クマ 「普通は潤滑剤やりませんか?」
鍵屋 「そう言うレベルでは無いと判断しましたし、余計な工程が加わると潤滑材の費用も無駄になると思いましたので」
クマ 「潤滑材の費用が加算される? と、言うか自分がグリグリやったら鍵が奥まで入って回せましたよ」
鍵屋 「え〜 ホントですか・・・ でも昨日は間違いなく回らなかったのは事実ですから」
クマ 「別にあなたの仕事にケチ付けようって訳じゃ無いんですけど、私これから大家さんに今回の費用を負担してもらうように交渉する予定なんですけど、鍵が回ったのに開錠費用を払うことになったって伝えますから」
鍵屋 「そうですか、私はやましいことは一切していないですので」
クマ 「多分、大家さんそんな費用は払えないってなるので、そうすると入居者さんが払いたくないってなると思いますよ」
鍵屋 「それは困ります、こちらも仕事としてやっていますので」
クマ 「あと、聞きたかったのが、68,000円を38,000円値引きしたから安いって入居者さんに説明してますけど、それってどうなんです?」
鍵屋 「ダ、ダブルロックの金額なんです・・・ 値切り交渉ですか?」
クマ 「元からシングルロックですけど? 値切れるなら大家さんにも言いやすいですね」
鍵屋 「夜間に出動してシリンダー交換しているのは確かなのですが・・・ 鍵が回ったと言うことで値引きしますよ」
結局、当社の提携鍵屋さんと同じ料金にしてもらい、大家さんにも正直に事情を話してご了解頂きました。
入居者さんにも大家さんにも鍵屋さんにも実に迷惑な話しなのですが、本当の故障原因が知りたいところです。
訳あって、10年前から毎日自宅の鍵穴を上下左右にグリグリして開けている自分には今回の鍵穴故障の対応が簡単にできましたが、鍵屋さんが無理だと宣言してしまったのだから入居者さんが信じるのは無理もない話しです。
いろんな事があるものですね。
さて、本日は朝一番で市街化調整区域内にある大きめの土地の処分について地主さんと打ち合わせしてきます。
夏場に下話をしてから5ヶ月くらい経ってしまいましたが、何とかしたいと思います。
ではまた明日
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昨日は、部屋の鍵が差し込めなくなった事でネットで調べた鍵屋さんに開錠してもらった入居者さんに請求書を突きつけられました。
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入居者 「鍵が突然入らなくなったのは私のせいじゃ無いし、お宅夜だからやってなかったんです!」
クマ 「夜でも緊急受付センターの案内を電話でしてたと思いますよ」
入居者 「そこに電話したら鍵が開く訳じゃないですよね?」
クマ 「契約した時に鍵開け対処サービスが保険に付いてる話聞きませんでしたか?」
いろいろ話してわかりましたが、この入居者さん派遣会社さんの法人契約の方で、当社の保険を利用していない&入居者入れ替えで入ったので緊急連絡窓口の説明を受けていませんでした。
どちらにしても保険は使えない状態の方でしたが、今回の請求は確かに入居者さんが壊したものでは無く設備不具合的な問題になるのでしょう。
驚いたのが、入居者さんが持ってきた鍵屋さんからの請求書です。
明細を見ると
出張料 4,000円
開錠料 68,000円
お値引 38,000円
消費税 2,720円
合計 36,720円
と、なっていました。
シリンダー交換まで開錠料に含まれているとは言え、うちの提携している鍵屋さんよりはるかに高額です。
しかも、68,000円の開錠料から38,000円を値引いているなんて、お得感を出す為の小細工のように感じます。
入居者 「は? 鍵屋さんは安いって言ってたし・・・」
クマ 「開かなくなった原因を鍵屋さん言ってましたかね?」
交換したシリンダーを見せてくれました。
入居者 「原因は言ってませんけど、プロの人が差し込めないって言ってるんですから」
クマ 「ちょっと貸して下さい」

入居者 「えっ? 何で入るの・・・」
クマ 「これ、鍵屋さん潤滑剤で試さなかったのかな?」
※潤滑剤は故障の原因となるので鍵穴専用の油の付かないタイプを使って下さいね。
入居者 「いくらやっても開かないって事でドアスコープ外して30分くらい掛けて開けたんです」
クマ 「上下左右に押しつければ鍵が入ったんだから、潤滑剤使えば間違いなく開いたと思うけど・・・」
入居者 「そんな・・・ 私が払わないといけないんですか?」
クマ 「一応、設備故障だったと思うから大家さんに話しますけど、その前に鍵屋さんに電話しますよ」
プロの鍵屋さんが開けられないと断言したという事ならある程度の請求は仕方ないところですが、簡単に鍵が差し込めたと言うことは相手が素人だと思って対処したとか勘繰りたくなります。
クマ 「昨日対応された◯◯マンションの管理会社ですけど、鍵開錠の料金を入居者さんから請求されたので伺いたい事があるんですけど」
鍵屋 「昨日の夜間緊急対応ですね、何か問題がありましたか?」
クマ 「鍵屋さん、潤滑剤試されました?」
鍵屋 「いいえ、鍵が入る見込みが無いと判断したので別の方法で開錠したんです」
クマ 「普通は潤滑剤やりませんか?」
鍵屋 「そう言うレベルでは無いと判断しましたし、余計な工程が加わると潤滑材の費用も無駄になると思いましたので」
クマ 「潤滑材の費用が加算される? と、言うか自分がグリグリやったら鍵が奥まで入って回せましたよ」
鍵屋 「え〜 ホントですか・・・ でも昨日は間違いなく回らなかったのは事実ですから」
クマ 「別にあなたの仕事にケチ付けようって訳じゃ無いんですけど、私これから大家さんに今回の費用を負担してもらうように交渉する予定なんですけど、鍵が回ったのに開錠費用を払うことになったって伝えますから」
鍵屋 「そうですか、私はやましいことは一切していないですので」
クマ 「多分、大家さんそんな費用は払えないってなるので、そうすると入居者さんが払いたくないってなると思いますよ」
鍵屋 「それは困ります、こちらも仕事としてやっていますので」
クマ 「あと、聞きたかったのが、68,000円を38,000円値引きしたから安いって入居者さんに説明してますけど、それってどうなんです?」
鍵屋 「ダ、ダブルロックの金額なんです・・・ 値切り交渉ですか?」
クマ 「元からシングルロックですけど? 値切れるなら大家さんにも言いやすいですね」
鍵屋 「夜間に出動してシリンダー交換しているのは確かなのですが・・・ 鍵が回ったと言うことで値引きしますよ」
結局、当社の提携鍵屋さんと同じ料金にしてもらい、大家さんにも正直に事情を話してご了解頂きました。
入居者さんにも大家さんにも鍵屋さんにも実に迷惑な話しなのですが、本当の故障原因が知りたいところです。

いろんな事があるものですね。

夏場に下話をしてから5ヶ月くらい経ってしまいましたが、何とかしたいと思います。
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おはようございます。(^^ゞ
夜間のカギのトラブル。ありますょね。僕もお隣さんで、近頃やったばっかり。珍しく早く安アパートに戻って、1人さみしく晩飯の支度してたら、お隣さんも帰宅。ガチャガチャガチャガチャ、あれ?あれ?壁が薄いので筒抜け。
コンコンコン🎵ノックされた。あの〜、橘さん、カギ開かないんですけど。あぁ、きましたか。早速、クレ5-56片手に、あとは懐中電灯。緊急出動。ぃや、これは潤滑させたらアカンな。油がホコリよんで、渋くなった典型的パターン。部屋に戻って、パーツクリーナーと鉛筆、ナイフとチラシ。
パーツクリーナーをカギ穴に噴霧、待ってる間に鉛筆を削る。風がなくて助かった。芯の削りカスをカギにまぶし、カギ穴にガチャガチャガチャガチャガチャガチャ。お隣さん、猛烈に心配顔。
っしゃ、できました。難なく解錠。原因は、潤滑しすぎによるホコリ。鉛筆の削りカスって、カギ穴の清掃に意外と効きます。
でもなぁ、せっかく作ったハンバーグ焦げちゃった。イヤイヤ噛みしめながら、📺ブラタモリ。博学タモリ、天然ボケ近江アナ。さっさと寝ました。
土地の売り買いネタは、想像できません。うまくまとまるとイィですね。