昨日のブログで、地主系大家さんから同級生である当社の社長(73歳)と話がしたいと言われた事を書きました。

実務的な部分以外の話がしたい場合には年齢的にふた回りも違うと、話が噛み合わないと言うか、似たような感覚の持ち主が求められていると感じました。



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うちの会社の特徴は、地主系大家さんが8割以上なので、50代くらいの元気な頃にアパートやマンションを建築して築20年経過したくらいの年代が多い感じです。

自分的に話が合うと思っている年配大家さんには、賃貸管理や不動産に関する話をしている部分を除いては、大家さんに話を合わせられていたのでしょう。

優しい人が多い事に感謝です。


そんな事を実感したところで昨晩は別の地主系大家Aさん(75歳)と食事してきました。

平成10年くらいからのお付き合いで、当時のAさんは50代の現役会社社長でした。
事業で稼いだお金を不動産に換えている真っ最中で、自分自身使いっ走り的に物上げ交渉をさせてもらっていました。


「セレモニーホールの経営したいから調査してくれ」と、頼まれたのが一番最初の大きな案件でした。

当時、30歳位だった自分には重すぎる案件で、言われるがままに斎場近くにある空き工場を調査して所有者に交渉、他県にある不動産会社を通せと言われて1億円くらいの買い付けを出した記憶があります。

今思うと行動的な感じですが、自分の考えで行動していた訳では無く言われた通り行動させられていただけな感じでした。

で、契約締結の直前になって物件近くで別のセレモニーホールが建設される事を知ってドタキャンして交渉先の不動産会社の社長に激怒されたのでした。

その後も空家になっている古民家を休憩所にしたいから所有者調べて買い取り交渉して欲しいとか、◯◯にある土地を買って旅館を作りたい等々、いろいろ対応して勉強させてもらいました。


「さわがし」と言う単語を身をもって教えてもらったのは自分自身糧になったと思っています。


数年前からは、他社に任せていた物件の管理を当社に任せて頂く事が出来て、最近ではいろいろ癖が有りすぎる駅前の一等地を買ってくれました

「もう俺も長く無いから現金を不動産に換えて相続税を減らす」

と、言うことが、ここ最近のAさんの口癖です。

IMG_7996食事に行く前に所有地の売却を頼まれました。

クマ 「現金増えちゃっていいんですか?」

Aさん 「いいよ、こんな場所残すよりもっとまともな場所のを買うよ」

奥さん 「もういらないでしょ、今回の土地の建物代にすればいいじゃない」


Aさん 「いや、建物の建築費は借入れしようかと思ってる」

奥さん 「何だかねぇ 大丈夫なのかしら」

Aさん 「俺が死んだ後はクマちゃんに面倒見てもらえばいいんだ」

クマ 「そこら辺は、奥さんもお子さんも交えて打ち合わせましょうよ」


IMG_7998Aさん行きつけのお店に移動する間も今後の話で盛り上がりました。

「孫の代まで金に困らない仕組みを作りたい」と言うのがAさんの考えなのですが、奥さん的には不安があるようです。







fdsAさん 「俺はさ、株の話と不動産の話が出来るクマちゃんと話してる時が一番楽しいんだよ」

クマ 「そうですか、ありがとうございます」

Aさん 「あとは、商売の話がしたいんだけどね」


クマ 「そこら辺に関してはサラリーマンですから弱いです」

Aさん 「そう言う段階なんだから仕事として頑張ってればいいんだよ」

クマ 「いろいろ教えて下さい」

Aさん 「何言ってんだよ、俺がいなくなってからも頼むよ」


何だか、この年代の方に話が合うと言われるのは嬉しい事なのですが、奥さんや子供さんへの承継を含めてAさんの気持ちを伝えるのも仕事なのでしょう。

まだまだ、奥深い話があると思うので引き続き関わらせて頂きます。


さて、本日は午後から都内へ行って賃貸管理系の集まりがあります。

終わってから忘年会との事ですので楽しみです。


ではまた明日


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