ここ最近、外作業の修理系仕事をやることが少なくなったのですが、昨日は管理物件の入居者さんから「風呂の水栓チェーンが切れた」との連絡を受けて、管理課S君も新人君も忙しそうだったので、出動してきました。



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IMG_8094風呂のチェーンが切れた場合に確認するのは吊元側の形状です。
リングを交換するタイプとビスでチェーンの玉を押さえつけるタイプがあります。

電話口で確認してみました。





クマ　「お風呂の浴槽を見て頂きたいんですけど、チェーンを吊っていた部分はリングを付けるタイプか、正面から見るとプラスドライバーが入るタイプのどちらですかね？」

女性　「ゴメンなさい、入居している母の代わりに別の場所から電話してるのでわからないです」

クマ　「そうでしたか、当社で過去の修理履歴見て部品持って行きますから大丈夫ですよ」

当社の場合は、修理をする度にどんな部品を使って交換したかわかるように写真と解説を社内でメール報告しています。

そう言う仕組みにしたのが平成２１年ですので、８年分のデータが蓄積されているので、かなり楽になりました。

本音を言うと、プラスドライバー１本で出来るタイプの浴槽なら電話の遠隔操作で完了させようと思ったのですが、入居されているのは９０代の女性との事で絶対に無理だと思い現地へ行ってきました。

賃貸借契約書を確認すると、契約名義が６０代の息子さんで入居者が９０代のおばあちゃん１人。

息子さんの家が、同じ町内なので、毎日食事を作りにお嫁さんが来ているそうです。

何となく不安な感じですが、今時は高齢だからと断るような時代では無く、きちんとしたサポートを条件に受け入れしていくべきなのでしょう。

お部屋を訪問すると、９０代とは思えない感じの元気で話し好きな入居者さんが状況を詳しく解説してくれました。


入居者　「お風呂場から変な音が聞こえたから見たらチェーンが落ちてたのよ」

クマ　「そうでしたか、ビックリしますよね」

入居者　「私が壊した訳じゃなくて自然と落ちたんだけど、弁償しますから」

クマ　「いえ、大家さんに伝えたら部品交換して下さいって言われてますので大丈夫ですよ」

入居者　「あら、良い大家さんねぇ　　では修理屋さん呼んで直して下さい」

クマ　「いえいえ、私が直しますので」

入居者　「えっ　あなたが直すの？　背広着てるから見に来ただけだと思った」

クマ　「こんなの簡単ですので、ご心配なく」


IMG_8080と、言ってビスとチェーンを付け直して完了するつもりだったのですが、チェーンが切れた位置が悪くて既存のチェーンだと吊元に届きませんでした。









IMG_8081自分の持って行った交換用の水栓は、吊元側に金具が付いているタイプで、浴槽側は玉を押し込んでプラスドライバーで押さえ込むタイプでした。

おばあちゃんは、暇だったようでじっくりと作業を見ています


自分は見られると作業出来ないタイプなのです。





「あっち行ってて下さいよ」


なんて事は言えません。


クマ　「お風呂場は寒いですから部屋で暖まってて下さいよ」

入居者　「そうですか、寒いとこ悪いけど頼みましたよ」



物は言いようです


IMG_8089その昔この金具を外そうとした時ににマイナスドライバーで指を刺しちゃった事を思い出しました。

痛い思いをした事は忘れないものですね。

金具を外す際には気をつけましょう・・・







IMG_8092無事に終わらせて、丁寧にお礼を言われて帰ってきましたが、話し好きで礼儀正しいおばあちゃんでしたよ。

いつまでもお元気でいて欲しいものです。





・・・



ここ最近、コタツで寝ないようにとかホットカーペットで寝ないように注意している事を書いていた通り、フトンで寝ると言うことの重要性を強く感じていました。

「家に帰ったら風呂に入る前にフトンを敷く」

これこそが、フトンに入って安眠するための答えなのだと実践していたところ・・・


ホットカーペットでフトンを温めていたの忘れて寝てしまいました


実に快適に寝られましたが、朝起きたらノドが乾燥しちゃった感じです。

加湿器が活躍する時期に逆のことをしたって事でしょう・・・


ホットカーペットは、タイマー付きをオススメします




ではまた明日


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