きのうは、神奈川県三浦市でシーエフネッツの倉橋社長が進めているCCRC構想の現場を見学してきました。
自分が働いていた時期にホテルを取得して開業直前に網戸貼りの手伝いに行ったのが2007年の9月なので10年以上前から手掛けていて、現在も相当な物件数の古家を取得して再生して街づくりに貢献されてます。
人気ブログランキング←苦戦中につきクリックのほどよろしくお願い致します。
取得した古民家を宿泊施設や飲食店等々に改造しているのですが、旅館の建築現場とかホント珍しいものを見学させて頂きましたよ。
3時間くらい徒歩で三崎の街を歩きましたが、物件が増えすぎて全部の物件は見られない感じでした。
ほんと今後が楽しみです。
と、いろいろ見応えある感じだったのですが、自分のいない埼玉の会社の方は最強寒波の影響でパニック状態だと続々送られてくるメールで報告を受けていました。
深夜2時半にマンションの断水で緊急出動した管理課S君に始まり三崎の街を歩いている間に10件以上の案件が報告されました。
その都度スマホで確認してドキドキしていたのですが、会社に戻ったのは夕方の4時過ぎでした。
コールセンター的に動いている女性スタッフ二人は電話対応でパンパン状態だったので、鳴っている電話に出てみると・・・
「水が出なくなった」との報告です。
物件は2DK 9世帯の3階建てマンションで受水槽があるタイプ。
朝方には凍結の連絡が多かったのですが、夕方になって水が出なくなるってのは?
連絡してきたのは1R物件にお住まいの頃から長いお付き合いのAさんです。
クマ 「朝方水が出なくて、お勤め先からお電話されてます?」
Aさん 「いえいえ、今現在の話ですよ」
と、言うことですぐに現場へ向かいました。
メールを見て先に到着した管理課の新人君と合流したのですが、受水槽のまわりは雪が残っていて、見るからに「凍結!」と言う雰囲気でした。
送水ポンプに関しては水が無くなっている「渇水」の警告アラームが点いている状態ですが、新しいポンプなので故障ではなさそうです。
タンクの中のボールタップが固まったかな?
足元が滑りまくる受水槽の天井に登って、いろいろやってみましたが全く原因がわかりません。
Aさん 「定期清掃の人が確か散水栓使って掃除してたけど」
クマ 「そっか、だったらそこから水を給水してみましょう」
このあと、どこにあるかわからない雪に埋もれた共用散水栓をAさんと一緒に探すこと30分。
その間に30mのホースを新人君に買ってきてもらいました。
この段階でホームセンターが閉まるか心配した感じなので午後7時くらいだったと思います。
やっと、給水開始しましたが、これがまた細い口径の水道管からの給水ではタンクの水を一杯にするには時間が掛かりそうです。
ボーっとしている訳にはいかないので、凍結していると思われる給水系のパイプを叩いたり、管理課S君に電源を持ってきてもらってドライアーや電気ヒーターで管を温めたりしていました。
午後9時・・・
6立米タンクなのですが、水が10%程度しか貯まらず入居者さんが続々帰宅されています。
給湯器のパンクで風呂が使えないどころじゃなく、トイレまで使えないってのは非常に問題です。
ここで、一度出動を断られた受水槽の管理会社さんにアドバイスだけでも貰おうと電話してみました。
業者 「今日は凍結多かったけど、まだ復旧しないって変ですね」
クマ 「ですよね、しかも共用の散水栓は凍って無いんですよ」
業者 「散水栓の方は地中管だから凍らなくて、受水槽は地上に管が出てて保温テープ巻いてるけど凍ったんだと思います」
クマ 「給水管温め続けるしか無いですかね?」
業者 「ですねぇ 今の現場が終わったら見に行きますよ」
自分がヘルプモード全開でいろいろ聞くものだから来てくれる事になりました。
さすがプロです。
持っている道具が全然違うし、手慣れた感じでバルブをバーナーで焙ったり様々なバルブを回したりしていました。
作業すること1時間・・・
業者 「おかしいな、給水管切ってどこが凍ってるか見よう」
クマ 「切っちゃって大丈夫なんですか?」
業者 「何か凍結だけの問題じゃない気がしてきたから確認してみるしか無いです」
パイプの断熱被覆をはがし管を切断してみると、全く通水されていない状態です。
業者 「これは地下での異常ですね」
クマ 「アスファルト壊しますか?」
業者 「いや、メータ外したらわかる」
何か短縮して書きましたが、この段階で午後10時30分を回っていました。
その間も散水栓からの給水を続けていましたが、半分給水出来た感じでも「渇水ランプ」は点いたままです。
クマ 「電極棒の渇水センサー壊れたかな?」
業者 「ポンプ新しいから壊れて無いと思いますよ センサーの位置が高いんでしょ」
結局、いろいろチャレンジしてわかったのは水道メーター付近にある逆止弁の中の部品に変形が見られスプリングで戻る仕組みのチャッキ弁が動かない事が原因でした。
こんな現象初めての経験でしたが、氷点下になった事となんらかの因果関係があると思われます。
で、水道管をつなぎ直して完全復旧したのが午後11時50分。
その後、被覆作業等々で午前0時半まで掛かってしまった感じです。
何か8時間も寒いところにいたってのが驚きですが、入居者さんにはホントご迷惑をお掛けしました。
S君は前日の夜中に出動していますので、同じ時間夜中まで飲んでいた自分より大変だったと思いますが、新人君・業者さん、何よりも入居者なのに手伝ってくれたAさんに感謝です。
・・・
と、朝出社してここまで書いていたところ、同じマンションから「水が出ない」との報告があり出動してきましたので追記です
今朝はマイナス8度まで気温が下がった事もあり、今度は凍結だったようで午前10時半には復活しました。
午後には専門業者さんに来てもらい今後の対応を検討して頂く予定です。
ホント埼玉でこんな気温になったのは初体験なのですが、雪国の人から見たら「ド素人」って感じなのでしょう。
地球温暖化とか言ってた気がしますが、低温化についても心配になってきましたよ。
と、言うことでブログのアップが遅れましたが、本日も朝からいろいろ電話が入ってますので頑張ります!
ではまた明日
自分が働いていた時期にホテルを取得して開業直前に網戸貼りの手伝いに行ったのが2007年の9月なので10年以上前から手掛けていて、現在も相当な物件数の古家を取得して再生して街づくりに貢献されてます。
人気ブログランキング←苦戦中につきクリックのほどよろしくお願い致します。
取得した古民家を宿泊施設や飲食店等々に改造しているのですが、旅館の建築現場とかホント珍しいものを見学させて頂きましたよ。
3時間くらい徒歩で三崎の街を歩きましたが、物件が増えすぎて全部の物件は見られない感じでした。
ほんと今後が楽しみです。
と、いろいろ見応えある感じだったのですが、自分のいない埼玉の会社の方は最強寒波の影響でパニック状態だと続々送られてくるメールで報告を受けていました。
深夜2時半にマンションの断水で緊急出動した管理課S君に始まり三崎の街を歩いている間に10件以上の案件が報告されました。
その都度スマホで確認してドキドキしていたのですが、会社に戻ったのは夕方の4時過ぎでした。
コールセンター的に動いている女性スタッフ二人は電話対応でパンパン状態だったので、鳴っている電話に出てみると・・・
「水が出なくなった」との報告です。
物件は2DK 9世帯の3階建てマンションで受水槽があるタイプ。
朝方には凍結の連絡が多かったのですが、夕方になって水が出なくなるってのは?
連絡してきたのは1R物件にお住まいの頃から長いお付き合いのAさんです。
クマ 「朝方水が出なくて、お勤め先からお電話されてます?」
Aさん 「いえいえ、今現在の話ですよ」
と、言うことですぐに現場へ向かいました。
メールを見て先に到着した管理課の新人君と合流したのですが、受水槽のまわりは雪が残っていて、見るからに「凍結!」と言う雰囲気でした。
送水ポンプに関しては水が無くなっている「渇水」の警告アラームが点いている状態ですが、新しいポンプなので故障ではなさそうです。
タンクの中のボールタップが固まったかな?
足元が滑りまくる受水槽の天井に登って、いろいろやってみましたが全く原因がわかりません。
Aさん 「定期清掃の人が確か散水栓使って掃除してたけど」
クマ 「そっか、だったらそこから水を給水してみましょう」
このあと、どこにあるかわからない雪に埋もれた共用散水栓をAさんと一緒に探すこと30分。
その間に30mのホースを新人君に買ってきてもらいました。
この段階でホームセンターが閉まるか心配した感じなので午後7時くらいだったと思います。
やっと、給水開始しましたが、これがまた細い口径の水道管からの給水ではタンクの水を一杯にするには時間が掛かりそうです。
ボーっとしている訳にはいかないので、凍結していると思われる給水系のパイプを叩いたり、管理課S君に電源を持ってきてもらってドライアーや電気ヒーターで管を温めたりしていました。
午後9時・・・
6立米タンクなのですが、水が10%程度しか貯まらず入居者さんが続々帰宅されています。
給湯器のパンクで風呂が使えないどころじゃなく、トイレまで使えないってのは非常に問題です。
ここで、一度出動を断られた受水槽の管理会社さんにアドバイスだけでも貰おうと電話してみました。
業者 「今日は凍結多かったけど、まだ復旧しないって変ですね」
クマ 「ですよね、しかも共用の散水栓は凍って無いんですよ」
業者 「散水栓の方は地中管だから凍らなくて、受水槽は地上に管が出てて保温テープ巻いてるけど凍ったんだと思います」
クマ 「給水管温め続けるしか無いですかね?」
業者 「ですねぇ 今の現場が終わったら見に行きますよ」
自分がヘルプモード全開でいろいろ聞くものだから来てくれる事になりました。
さすがプロです。
持っている道具が全然違うし、手慣れた感じでバルブをバーナーで焙ったり様々なバルブを回したりしていました。
作業すること1時間・・・
業者 「おかしいな、給水管切ってどこが凍ってるか見よう」
クマ 「切っちゃって大丈夫なんですか?」
業者 「何か凍結だけの問題じゃない気がしてきたから確認してみるしか無いです」
パイプの断熱被覆をはがし管を切断してみると、全く通水されていない状態です。
業者 「これは地下での異常ですね」
クマ 「アスファルト壊しますか?」
業者 「いや、メータ外したらわかる」
何か短縮して書きましたが、この段階で午後10時30分を回っていました。
その間も散水栓からの給水を続けていましたが、半分給水出来た感じでも「渇水ランプ」は点いたままです。
クマ 「電極棒の渇水センサー壊れたかな?」
業者 「ポンプ新しいから壊れて無いと思いますよ センサーの位置が高いんでしょ」
結局、いろいろチャレンジしてわかったのは水道メーター付近にある逆止弁の中の部品に変形が見られスプリングで戻る仕組みのチャッキ弁が動かない事が原因でした。
こんな現象初めての経験でしたが、氷点下になった事となんらかの因果関係があると思われます。
で、水道管をつなぎ直して完全復旧したのが午後11時50分。
その後、被覆作業等々で午前0時半まで掛かってしまった感じです。
何か8時間も寒いところにいたってのが驚きですが、入居者さんにはホントご迷惑をお掛けしました。
S君は前日の夜中に出動していますので、同じ時間夜中まで飲んでいた自分より大変だったと思いますが、新人君・業者さん、何よりも入居者なのに手伝ってくれたAさんに感謝です。
・・・
と、朝出社してここまで書いていたところ、同じマンションから「水が出ない」との報告があり出動してきましたので追記です
今朝はマイナス8度まで気温が下がった事もあり、今度は凍結だったようで午前10時半には復活しました。
午後には専門業者さんに来てもらい今後の対応を検討して頂く予定です。
ホント埼玉でこんな気温になったのは初体験なのですが、雪国の人から見たら「ド素人」って感じなのでしょう。
地球温暖化とか言ってた気がしますが、低温化についても心配になってきましたよ。
と、言うことでブログのアップが遅れましたが、本日も朝からいろいろ電話が入ってますので頑張ります!
ではまた明日
トイレ用の備蓄水はあったのですが、日頃からお世話になっているご近所さんからおいしいお水6本頂き、
手を洗ったりもったいない使い方でしたが仕事もありますし20時で方向性を決めてホテルに退避しました。
雪かきもこういうトラブルもしょうがないですよ。いかに早リスタート切れるか考えれば多少のお力にでもと思いギリギリのラインで攻めてみました。
出勤前部屋に戻ると水が出るようになっていたので全力で洗濯機を回しつつバイクの様子を見ていたら「まだ・・・」という方がいらっしゃったので、
アドバイスして出発しました。久しぶりにクマさんの顔も見れましたし雪の中蛇口探しも楽しかったですよw