賃貸管理の仕事では、入居者さんや近隣居住者からの要望に対応する事とメンテナンスや清掃などの維持管理系の対応をします。
修繕程度であれば自社スタッフが行ったりもしていますが、件数が多いと手が回らなくなるので提携している業者さんにお任せします。
極論を言えば、人に関する対応と記録や集計業務をしっかりできれば、アウトソーシング(外注)先の業者さんに頼って管理会社を運営する事が可能なのでしょう。
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アウトソーシング先の選定で気をつけているのは、「金額」と「丁寧さ」と「存続性」なのですが、1回だけで完結する内容であれば金額で選んでも良いと思います。
ですが、自分的にはなるべく地元で活動している逃げない業者さんを使うようにしています。
頼んだ仕事が安くて丁寧だったとしても、次の仕事も同じとは限りませんし、スタッフが多い業者さんの場合は、同じ会社でもスタッフの違いで差が大きかったりします。
当然ながらやり直しやアフターサービス対応をしてもらう訳なのですが、近頃は人手不足なのか、それなりの規模の業者さんは忙しくなって金額も高くなっている感じです。
そんな中で当社では植栽剪定や除草作業の分野で助けられているアウトソーシング先があります。
この分野は、年に数回等定期的に依頼しているタイプと、単発で頼まれるスポット対応があります。
例えば、植栽に毛虫が発生して近所の人が刺されたから大至急対応して欲しいなんて事がありました。
もちろん、人的なトラブルなので自分が現地へ行って現場対応したのですが、毎年同じ事を繰り返す訳には行きません。
そんなに大量の植栽では無いのですが、最低でも年に2回剪定と消毒をする必要があり、業者さんで見積もりを取ると結構な金額だった感じなのですが、植栽剪定や除草専門で活動しているAさんは、完全に時給対応してくれるので、業者さんの4分の1程度の金額で請け負ってくれていました。
当社は月極駐車場の管理も多数やっているのですが、10年くらい前から高めの業者さんに依頼せず安くてしっかりやってくれるAさんに除草作業を頼むようになっていました。
頼みだした10年前には70代でしたが現在は80歳。
そろそろ引退されるご年齢かと思っていましたが、1月に請求書を書きにご来店された際には、まだまだ頑張れるとの事で当社としては頼っていました。
今回、一戸建て貸家の入居が決まったので管理課K2さんがAさんの携帯に何度か電話したのですが、全く折返しが無かったので、ご自宅に電話してみるとAさんの奥様が電話に出て言われた言葉が「2日前に亡くなりました」でした。
K2さん気が動転して言葉にならなかったので、自分が電話を変わり、話を聞いてみました。
クマ 「話を聞きました、この度はご愁傷様です」
奥様 「いろいろお世話になりましたね」
クマ 「ずいぶん突然ですが、体調悪かったんですか?」
奥様 「先月、医者に病気だって言われてからが早かったんですよ」
クマ 「そうでしたか・・・ ホントご主人様にはお世話になりっぱなしで・・・ 言葉にならないです」
Aさんは、請求書を書くのが苦手で、月に1度当社に来てもらい管理課のスタッフが仕事内容をまとめて、書き方をサポートしていました。
その際にリポビタンDを箱で持ってきてくれるので、冷蔵庫に置いてあるとAさんが来たんだとわかりました。
素晴らしい人柄で、当社スタッフの誰からも慕われていたし、剪定作業していて隣の家の人と仲良くなって剪定するお客さんになった話とかも聞いていました。
まだ亡くなって2日との事なのでお通夜には参加できると思い詳しく聞いてみたところ、奥さんの代わりにAさんの娘さんが電話に出てくれました。
クマ 「この度はご愁傷様です、お父様に大変お世話になっていたベルデホームです」
娘さん 「ベルデさんですか・・・ 父が生前お世話になってると言ってました」
クマ 「当社としては、お世話になったお父様の葬儀に参列させてもらいお花を出させて頂きたいのですが」
娘さん 「ありがとうございます、父は病気がわかるまで、ベルデさんからの仕事にやり甲斐を感じていたようで、仕事行ってくるよと楽しそうにしてました」
クマ 「そうですか・・・ ご病気だとわかっていたら配慮もできたと後悔してます」
娘さん 「いえいえ、ホントお世話になった事に感謝しておりますので」
日曜日にお通夜に参列して最後のお別れをしてきます。
心情的な部分が大きな話なのですが、今後の仕事に関してはAさんに代わる委託先を開拓しないといけません。
金額がAさんより高い業者さんはたくさんいますが、オーナさんとの値上げ調整も必要になりますので、努力してみますがシルバー人材センターが無難かと思ってます。
考えてみたら、年齢的に健康状態が気になる年配の方ですが、健康な間は能力的な事でなく1人だけでやってる事に不安があるのかも知れません。
1人では無く組織で働ける人を束ねているシルバー人材センターって良く考えられてますね。
お世話になったAさんのご冥福を祈ります。
さて、本日(14日)は、お不動女子会のイベントで都内のお寺に行って写経してきます。
女子会?
・・・
呼んで頂けた事に感謝です
詳しくは明日のブログで
修繕程度であれば自社スタッフが行ったりもしていますが、件数が多いと手が回らなくなるので提携している業者さんにお任せします。
極論を言えば、人に関する対応と記録や集計業務をしっかりできれば、アウトソーシング(外注)先の業者さんに頼って管理会社を運営する事が可能なのでしょう。
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ですが、自分的にはなるべく地元で活動している逃げない業者さんを使うようにしています。
頼んだ仕事が安くて丁寧だったとしても、次の仕事も同じとは限りませんし、スタッフが多い業者さんの場合は、同じ会社でもスタッフの違いで差が大きかったりします。
当然ながらやり直しやアフターサービス対応をしてもらう訳なのですが、近頃は人手不足なのか、それなりの規模の業者さんは忙しくなって金額も高くなっている感じです。

この分野は、年に数回等定期的に依頼しているタイプと、単発で頼まれるスポット対応があります。
例えば、植栽に毛虫が発生して近所の人が刺されたから大至急対応して欲しいなんて事がありました。
もちろん、人的なトラブルなので自分が現地へ行って現場対応したのですが、毎年同じ事を繰り返す訳には行きません。

当社は月極駐車場の管理も多数やっているのですが、10年くらい前から高めの業者さんに依頼せず安くてしっかりやってくれるAさんに除草作業を頼むようになっていました。
頼みだした10年前には70代でしたが現在は80歳。
そろそろ引退されるご年齢かと思っていましたが、1月に請求書を書きにご来店された際には、まだまだ頑張れるとの事で当社としては頼っていました。
今回、一戸建て貸家の入居が決まったので管理課K2さんがAさんの携帯に何度か電話したのですが、全く折返しが無かったので、ご自宅に電話してみるとAさんの奥様が電話に出て言われた言葉が「2日前に亡くなりました」でした。
K2さん気が動転して言葉にならなかったので、自分が電話を変わり、話を聞いてみました。
クマ 「話を聞きました、この度はご愁傷様です」
奥様 「いろいろお世話になりましたね」
クマ 「ずいぶん突然ですが、体調悪かったんですか?」
奥様 「先月、医者に病気だって言われてからが早かったんですよ」
クマ 「そうでしたか・・・ ホントご主人様にはお世話になりっぱなしで・・・ 言葉にならないです」
Aさんは、請求書を書くのが苦手で、月に1度当社に来てもらい管理課のスタッフが仕事内容をまとめて、書き方をサポートしていました。
その際にリポビタンDを箱で持ってきてくれるので、冷蔵庫に置いてあるとAさんが来たんだとわかりました。
素晴らしい人柄で、当社スタッフの誰からも慕われていたし、剪定作業していて隣の家の人と仲良くなって剪定するお客さんになった話とかも聞いていました。
まだ亡くなって2日との事なのでお通夜には参加できると思い詳しく聞いてみたところ、奥さんの代わりにAさんの娘さんが電話に出てくれました。
クマ 「この度はご愁傷様です、お父様に大変お世話になっていたベルデホームです」
娘さん 「ベルデさんですか・・・ 父が生前お世話になってると言ってました」
クマ 「当社としては、お世話になったお父様の葬儀に参列させてもらいお花を出させて頂きたいのですが」
娘さん 「ありがとうございます、父は病気がわかるまで、ベルデさんからの仕事にやり甲斐を感じていたようで、仕事行ってくるよと楽しそうにしてました」
クマ 「そうですか・・・ ご病気だとわかっていたら配慮もできたと後悔してます」
娘さん 「いえいえ、ホントお世話になった事に感謝しておりますので」
日曜日にお通夜に参列して最後のお別れをしてきます。
心情的な部分が大きな話なのですが、今後の仕事に関してはAさんに代わる委託先を開拓しないといけません。
金額がAさんより高い業者さんはたくさんいますが、オーナさんとの値上げ調整も必要になりますので、努力してみますがシルバー人材センターが無難かと思ってます。
考えてみたら、年齢的に健康状態が気になる年配の方ですが、健康な間は能力的な事でなく1人だけでやってる事に不安があるのかも知れません。
1人では無く組織で働ける人を束ねているシルバー人材センターって良く考えられてますね。
お世話になったAさんのご冥福を祈ります。
さて、本日(14日)は、お不動女子会のイベントで都内のお寺に行って写経してきます。
女子会?
・・・
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それにしても一月にお元気で三月にもうご逝去とは。。。電話応対された人が女性なら、泣いてしまうだろうなぁー。色々考えさせられます。合掌。