お宅の管理しているアパートの入居者さんについて捜査協力をお願いします。

と、言う電話が年に何回か会社に掛かってきます。

もちろん警察からですが、一昔前にはサラ金や怪しい人が入居者の情報を探る目的で電話してくる事もあったので、簡単に応じる訳にはいきません。



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当然の事ですが「警察です」と電話で言われても、本物かニセモノかわからないので電話だけでは答えませんが、電話だけで聞き出そうとする相手は多分ニセモノです。

無題何度かブログで書いた事があると思いますが、警察から捜査に協力して欲しいと言われる場合は、事前に予約の電話があり、刑事さんが「捜査関係事項照会書」を持参の上来店するものです。

そこら辺は、今どき常識な感じなのですが、柔らかい感じで来店された刑事さんに「何やっちゃたんですか?」なんて逆質問しても答えてくれません。

捜査してる最中の話を外部に漏らすなんて事は絶対にしないのでしょう。






まぁ 管理会社としては、その対象が解約になるのか住み続けるのか気になる訳です・・・





10数年前の話ですが、新宿の繁華街にある事務所で働いていた頃、同じ建物内で運営しているマンスリーマンションの部屋にガサ入れするので事務所で待機させて欲しいと刑事さんに頼まれて朝から夕方まで10人くらいの刑事さんが待機していた事があったのですが、その時も書面を持ってお願いに来ました。

「もしガサ入れの情報が入居者に伝わって逃げられたら大変な事になりますので」と、絶対に刑事が張り込んでいることを言うなと釘を刺された訳ですが、全員変装していて1人として刑事ドラマに出てくるようなスーツの人はいなくて、作業服やジーパンでした。

「刑事さん張り込み中」とか隠し撮りしてツイッターやFacebookに流したくなる場面でしたが自分もドキドキでガサ入れ前の待機を見学させて頂きましたよ。

結構な時間待機して、電話で出撃命令が出た後は見に行け無かったのですが、部屋の解約連絡が無かったのでガサ入れは失敗に終わったのかと思います。

今だったら絶対にブログに残していた出来事でしたが、当時はガサ入れ失敗したのが管理会社から情報が漏れたのでは無いかと言われるのを恐れて書けなかった出来事でしたよ。




73fb4897何だかんだ言っても賃貸管理の仕事では
安否確認の同行に始まり、放置自転車の盗難確認無断駐車車両への警告放置車両の撤去不良入居者との揉め事のヘルプ等々いろいろ警察に頼っていますので、これからも協力関係が続くのでしょう。
※(追記)無断駐車・放置車両の撤去ですが、原則私有地内は対応してくれませんが、協力してもらえる場合もあります。ダメだったら陸運局で所有者調べから対応する感じです。







さて、昨日は風邪でお休みを頂いたのですが、丸一日じっくり休養して元気になりました。

やはり何をするにも健康第一だと実感しましたよ。

季節の変わり目、読者の皆様もお体に気をつけて乗り切って下さい。


ではまた明日



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