入居者のご親族から安否確認依頼。
自分、原則的に交番のお巡りさんに同行してもらいます。
が、昨日は「交番のお巡りさんが留守で、ご親族が既に部屋の前で焦って待っている」パターンでした・・・
人気ブログランキング←クリック頂けると1票入る仕組みなのでお願いします!
そのパターンでは第一発見者になるリスクがあるとわかっているのですが、「中で倒れているかも知れないので早く来てください」なんて言われてしまった場合にはやむを得ず警察官無しで現地へ行きます。
今回は、1週間前から入居者さんと連絡が取れなくなり、新聞もポストに溜まっていて車も駐車場から動いていない状態でした。
現地から電話で安否確認を求めてきたのは、入居者(30代男性)のお兄様でした。
お兄様 「とにかく嫌な予感がするんです、弟の勤務先からも連絡が取れないって電話があったので倒れてるかも知れないと思ったんです」
クマ 「心配ですね。 お兄さんの身分証明書写真撮らせて頂けますかね?」
本当にお兄さんなのか運転免許証見せてもらうだけでなく写真を撮らせてもらいました。
「免許証は無いとか、写真は困る」とか言われたら警察を呼んでからでないと開ける事は出来ないと伝え、110番することになります。
お兄様 「前回部屋に来たのは1週間前で健康状態に問題は無かったんですけど突然死とか考えてしまうと・・・」
クマ 「うちの会社からも電話とショートメールしましたけど返事無いです」
お兄様 「今までこんなこと無かったし、車があるんだから部屋で倒れてる気がするんです」
一応、玄関ポストから臭いを嗅いでみましたが、怪しい臭いはしませんでした。
クマ 「〇〇さ〜ん 管理会社ですけど安否確認で鍵開けて入りますよ〜」
会社の人や身内の人と会いたくなくて引きこもったパターンの場合は、この一言で降参して鍵を中から開ける事が多いです。
クマ 「返事が無いですね」
お兄様 「鍵開けお願いします」
お兄様 「鍵開けお願いします」
合鍵を回してドアを開けます。
ガツン!
と、玄関ドアのバーロックが掛かっていると警察を呼ぶパターンなのですが、今回は掛かっていませんでした。
クマ 「〇〇さん、安否確認で入りますよ〜」
と玄関先で大声出しても無反応。
いきなり殴りかかられないように声を出しながらお風呂・トイレ・居室と全てチェック。
自分的には、お風呂が一番ドキドキします。
クマ 「良かったです、部屋で倒れていませんね」
お兄様 「そうですね、ありがとうございます最悪の事態は免れました」
クマ 「では、鍵を閉めますので外に出ましょう」
自分的には任務完了の気分だったのですが、お兄様は不安な様子です。
お兄様 「警察に捜索願いを出しに行きたいのですが、一緒に行ってもらえますか?」
クマ 「わかりました、いろいろ聞かれるでしょうから賃貸借契約書を持ってきたので、自分も説明しますよ」
お兄様 「賃貸なんですよね・・・ もしかして滞納してるんですか?」
クマ 「いえ、保証会社に加入してもらってまして滞納の報告は無いです」
お兄様 「このまま行方不明だったらどうなっちゃうんですか?」
クマ 「滞納が始まって保証会社が明け渡し訴訟するか任意で明け渡しの話し合いになると思います」
そんな話をしながら警察署へ到着。
部署は生活安全課で、行方不明者届と言うのを書いて担当が来るまで待っていて欲しいと言われました。
刑事さんが来て、取調室に移動。
かなりいろいろな事を聞かれます。
刑事 「1週間前に最後に会ったとき変わった事はありましたか?」
お兄様 「いえ、特に無いですけど・・・」
刑事 「どんな小さな事でも結構です 何かトラブルがあったとか?」
お兄様 「関係ないとは思いますが、アパートの敷地に背広着た男の人たちが5人くらいいました」
刑事 「怪しい感じでしたか?」
お兄様 「そうは見えなかったですしサラ金とかは借りてないと思いますから」
一通り刑事さんに話を聞かれた後は、刑事さんだけ出て行って、お兄さんと二人で取調室で待つこと15分。
家庭環境から現在のお仕事までいろいろ聞かせて頂きました。
刑事さんが戻ってきました。
刑事 「あの〜 詳細はお答え出来ないんですけど弟さん危険な事はありませんので」
お兄様 「えっ 連絡取れたんですか?」
刑事 「詳細は追って分かると思いますが、現段階ではお答え出来ません」
お兄様 「ちょっと意味がわからないんですけど、連絡が取れたって事ですよね?」
刑事 「・・・ 安全な場所にいるとだけのお答えとなりますので」
クマ 「刑事さんが、答えられない状態で安全な場所にいるって事ですね?」
刑事 「はい、いずれ御本人さんか担当部署からお兄さんに連絡があると思います」
お兄様 「全然意味がわかりません! 私はどうすればいいんですか?」
クマ 「お兄さんが一週間前に見た背広着た男の人達は警察の人だったって事ですね?」
刑事 「お答え出来ないのですが、安全な場所にいるのは間違えありませんから」
多分、身内では無い自分がいたから言えなかったのか、身内にも答える段階で無いような状態で警察の施設に勾留されているのかと思います。
お兄様 「わかりました・・・ ご迷惑をお掛けしてスミマセン」
帰りの車の中では微妙な空気が流れていましたが、部屋で倒れているとか行方不明になって何年も探すよりは良かったと思います。
刑事さん否定しませんでしたので「安全な場所」とは警察施設の中って事なのでしょうね。
いろいろ物語があります。
と玄関先で大声出しても無反応。
いきなり殴りかかられないように声を出しながらお風呂・トイレ・居室と全てチェック。
自分的には、お風呂が一番ドキドキします。
クマ 「良かったです、部屋で倒れていませんね」
お兄様 「そうですね、ありがとうございます最悪の事態は免れました」
クマ 「では、鍵を閉めますので外に出ましょう」
自分的には任務完了の気分だったのですが、お兄様は不安な様子です。
お兄様 「警察に捜索願いを出しに行きたいのですが、一緒に行ってもらえますか?」
クマ 「わかりました、いろいろ聞かれるでしょうから賃貸借契約書を持ってきたので、自分も説明しますよ」
お兄様 「賃貸なんですよね・・・ もしかして滞納してるんですか?」
クマ 「いえ、保証会社に加入してもらってまして滞納の報告は無いです」
お兄様 「このまま行方不明だったらどうなっちゃうんですか?」
クマ 「滞納が始まって保証会社が明け渡し訴訟するか任意で明け渡しの話し合いになると思います」
そんな話をしながら警察署へ到着。
部署は生活安全課で、行方不明者届と言うのを書いて担当が来るまで待っていて欲しいと言われました。
刑事さんが来て、取調室に移動。
かなりいろいろな事を聞かれます。
刑事 「1週間前に最後に会ったとき変わった事はありましたか?」
お兄様 「いえ、特に無いですけど・・・」
刑事 「どんな小さな事でも結構です 何かトラブルがあったとか?」
お兄様 「関係ないとは思いますが、アパートの敷地に背広着た男の人たちが5人くらいいました」
刑事 「怪しい感じでしたか?」
お兄様 「そうは見えなかったですしサラ金とかは借りてないと思いますから」
一通り刑事さんに話を聞かれた後は、刑事さんだけ出て行って、お兄さんと二人で取調室で待つこと15分。
家庭環境から現在のお仕事までいろいろ聞かせて頂きました。
刑事さんが戻ってきました。
刑事 「あの〜 詳細はお答え出来ないんですけど弟さん危険な事はありませんので」
お兄様 「えっ 連絡取れたんですか?」
刑事 「詳細は追って分かると思いますが、現段階ではお答え出来ません」
お兄様 「ちょっと意味がわからないんですけど、連絡が取れたって事ですよね?」
刑事 「・・・ 安全な場所にいるとだけのお答えとなりますので」
クマ 「刑事さんが、答えられない状態で安全な場所にいるって事ですね?」
刑事 「はい、いずれ御本人さんか担当部署からお兄さんに連絡があると思います」
お兄様 「全然意味がわかりません! 私はどうすればいいんですか?」
クマ 「お兄さんが一週間前に見た背広着た男の人達は警察の人だったって事ですね?」
刑事 「お答え出来ないのですが、安全な場所にいるのは間違えありませんから」
多分、身内では無い自分がいたから言えなかったのか、身内にも答える段階で無いような状態で警察の施設に勾留されているのかと思います。
お兄様 「わかりました・・・ ご迷惑をお掛けしてスミマセン」
帰りの車の中では微妙な空気が流れていましたが、部屋で倒れているとか行方不明になって何年も探すよりは良かったと思います。
刑事さん否定しませんでしたので「安全な場所」とは警察施設の中って事なのでしょうね。
いろいろ物語があります。
ではまた明日
家族や会社が心配するから、メール位させてほしいですよね
内容見せてでもよいので