「賃貸管理クレーム日記さんは、この住所でよろしいでしょうか?」

と、いつも配達してくれる郵便局の方が笑いながら手紙を届けてくれました。



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図1なんか丁寧な感じの封書だったのでドキドキしましたが、中身は以前訪問させて頂きお世話になった会社さんの組織変更のご案内。
自分、ブログ名刺の住所が勤務先の住所になっているので、名刺からデータを読み取って会社名と認識されたのかと思います。

ご丁寧な案内恐縮です




封書と言うのは中に何が書いてあるかドキドキするものですが、そう言うドキドキ感を狙うのが滞納者や問題行動を起こす人に宛てた電子内容証明です。

016d1150以前、追い出しで苦労した一戸建ての滞納者は簡易裁判所の明け渡し判決控訴してきたり任意での明け渡し日をズルズル延ばしたりハンパで無く家をボロボロにしてくれたりと、ホント酷い借主でした。
で、そんなお金が無くてルーズすぎる人の債務を代わりに払って頂いているのが連帯保証人さんです。
何度も何度も電子内容証明でお手紙を送らせて頂いたので、辛い状況だったと思います。



その後、連帯保証人さんからは毎月滞り無く分割で滞納金をお支払い頂き20カ月経過。

ホント義理堅い保証人さんには感謝しかありません。

「あと、数か月分なのでまとめて払って終わりにしますか?」

なんて連絡をしたくなるものですが、その連絡で「もう限界なので勘弁してください」とか逆にお願いされちゃう可能性もあるのでやめておきます。

ですので、数か月後の債務完済となった月には完了の連絡をしようと思っています。

「終わりましたから」と電話一本で済ませる事もできますが、ちゃんとした書面で通知するのが正しい対応をしてくれた保証人さんへの礼儀なのでしょう。

辛い思いをしてきた大家さんは何か得をした訳でも無く、「滞納金が回収できた」だけの話なので感謝とか無い様子でしたが、自分的には律儀な保証人さんに感謝してます。

封書でドキドキした話から滞納話に飛んでしまいましたが、電話だけでなくメールで瞬時に物事が伝えられる時代に郵便を使って文書を送ると言う事は、記録を残したり改まった話を伝えたりする場面と言う事なのでしょうね。


で、今の滞納物件の大家さん、もう賃貸に出すのが嫌になったとの事で売却する決断をされて、先月媒介を締結して昨日買い付けが入って近日中に契約予定となりました。

建売屋さんが買うので来月末には建物を取り壊すことになります。

自分の方は7年近く前の滞納初期からの付き合いの大家さん(70代ご夫婦)なのですが、最後の2年間は嘘つかれた話の報告や訴訟の対応で辛かったと思います。

売却まで対応させて頂く事になるとは複雑な気分です・・・


ホントいろいろある仕事ですね。

ではまた明日


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