入居者さん→早く直して欲しい
大家さん →安く直して欲しい
管理会社 →早くて安く直さないと間に挟まれる
そんな話をセミナーなんかで良くネタにしています。
大家さん →安く直して欲しい
管理会社 →早くて安く直さないと間に挟まれる
そんな話をセミナーなんかで良くネタにしています。
昨日は思いっきりそんな現場の対応をしていました
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この案件、元々は古貸家の雨漏り騒動で入居者のAさんからは「いい加減に雨漏りを直せ!」と大激怒されて大家さんからは「お宅に頼んだのに雨漏りが直らないんだから責任とって欲しい」とスタッフが対応していて凄い状況になったところで、自分が後を引き継いで今に至って8年の案件です。
雨漏りの方はここ2年くらいゲリラ豪雨や台風を乗り越えていますので、最後の修理で直った可能性が高いと思っていますが、今回は給湯器の故障でした。
この入居者さんとの賃貸借契約に関しては、大家さんも自分も不具合の対応が辛いので定期借家契約で契約を終了させる方向で進めて今年の12月末で契約終了の予定となっています。
大家さん的には契約が終了した後、売却を考えている状態なのですが、更地にしても売りにくいエリアなので、本音のところは「不具合とか言われなければ家賃収入を得続けたい」と言ったところなのです。
古い戸建てを「不具合織り込み済み」で苦情を言わない人を探して欲しいと言うならば相当賃料が安くなるものかと思います。
そう言う場合でも建物の躯体に安全上の欠陥がある場合は命に関わる事なので、問題を抱える可能性があることを認識しないといけません。
だったら貸さずに売って欲しいとなるのですが、これがまた空き家が多くなっている地方では希望の金額と売れる金額が離れているもので、キチンと相場賃料が頂けている現在の状態が良かったと感じる事でしょう・・・
そんな状態で給湯器が故障したのですが、大家さんからは「入居者さんには悪いけど毎回給湯器のコンセントを抜いてリセットして欲しい」と言われ、自分が入居者さんを説得して律儀にリセットを繰り返してもらっていました。
と、同時に給湯器の交換を大家さんに頼んでいましたが、「修理で乗り切れないか?」とのご希望だったのでメーカーに確認したところ、「10年以上経過している基盤を交換しても他の部品が劣化していれば直らない可能性が高い」と言われ、更に大家さんに交換のお願いをしていました。
で、返答があったのが今週の月曜日。
大家さんが、さんざんネットで調べた結果、この貸家の給湯器の取り付け方法が今どきの給湯器では対応できないとの事がわかり、メーカーと型番指定で「◯◯万円以内だったら交換して良いです」との返答を頂いたのです。
で、すぐにガス屋さんに値引き対応をお願いしたところ難易度が高かったようで返答が返ってきません。
今週の水曜日、長野県での研修会が終わり二次会で馬刺しを頂こうとした時に入居者さんから電話・・・
「完全に壊れたよ、銭湯代請求するから」
この入居者さん、いつもタイミングが悪い時に電話頂く感じです
こんな事で間に挟まれている内に銭湯代が重んでしまうのは避けるべきです。
翌朝、ガス会社の担当さんに「金額はそちらの出来る範囲の金額で良いからから早く取り付けて下さい!」と工事発注。
昨日の金曜日に大家さんが希望する型番の給湯器を取り付けてくれました。
まぁ金額はガス会社から請求書が来てわかりますが、大幅に希望額を超える事は無いと思ってます。
今回、大家さんの器具の指示が、「エコ機能がついてるの」との事だったので、入居者さんは、「大家さん優しいね」と喜んでくれましたが、考えてみたら貸家の契約が終わったら大家さんが自分で住む考えもあるのかも知れません。
いろいろ振り回されるのが間に入る仕事ですが、こう言う問題からは早く卒業させてもらいたいところです。
「毎日外に行ってコンセント抜き差しするなんて惨めなもんだよ」
給湯器の取り付け開始から交換完了まで、2時間近く掛かったのですが、その間は入居者さんとじっくり話してガス抜き。
「よその人には近寄らないけどクマさんには慣れたね」
と、警戒心が強いワンちゃんにもジャレつかれるほどガス抜き訪問の時間を掛けたってことなのでしょう。
ホント現場実務者って大変です
ではまた明日
雨漏りの方はここ2年くらいゲリラ豪雨や台風を乗り越えていますので、最後の修理で直った可能性が高いと思っていますが、今回は給湯器の故障でした。
この入居者さんとの賃貸借契約に関しては、大家さんも自分も不具合の対応が辛いので定期借家契約で契約を終了させる方向で進めて今年の12月末で契約終了の予定となっています。
大家さん的には契約が終了した後、売却を考えている状態なのですが、更地にしても売りにくいエリアなので、本音のところは「不具合とか言われなければ家賃収入を得続けたい」と言ったところなのです。
古い戸建てを「不具合織り込み済み」で苦情を言わない人を探して欲しいと言うならば相当賃料が安くなるものかと思います。
そう言う場合でも建物の躯体に安全上の欠陥がある場合は命に関わる事なので、問題を抱える可能性があることを認識しないといけません。
だったら貸さずに売って欲しいとなるのですが、これがまた空き家が多くなっている地方では希望の金額と売れる金額が離れているもので、キチンと相場賃料が頂けている現在の状態が良かったと感じる事でしょう・・・
そんな状態で給湯器が故障したのですが、大家さんからは「入居者さんには悪いけど毎回給湯器のコンセントを抜いてリセットして欲しい」と言われ、自分が入居者さんを説得して律儀にリセットを繰り返してもらっていました。
と、同時に給湯器の交換を大家さんに頼んでいましたが、「修理で乗り切れないか?」とのご希望だったのでメーカーに確認したところ、「10年以上経過している基盤を交換しても他の部品が劣化していれば直らない可能性が高い」と言われ、更に大家さんに交換のお願いをしていました。
で、返答があったのが今週の月曜日。
大家さんが、さんざんネットで調べた結果、この貸家の給湯器の取り付け方法が今どきの給湯器では対応できないとの事がわかり、メーカーと型番指定で「◯◯万円以内だったら交換して良いです」との返答を頂いたのです。
で、すぐにガス屋さんに値引き対応をお願いしたところ難易度が高かったようで返答が返ってきません。
今週の水曜日、長野県での研修会が終わり二次会で馬刺しを頂こうとした時に入居者さんから電話・・・
「完全に壊れたよ、銭湯代請求するから」
この入居者さん、いつもタイミングが悪い時に電話頂く感じです
こんな事で間に挟まれている内に銭湯代が重んでしまうのは避けるべきです。
翌朝、ガス会社の担当さんに「金額はそちらの出来る範囲の金額で良いからから早く取り付けて下さい!」と工事発注。
昨日の金曜日に大家さんが希望する型番の給湯器を取り付けてくれました。
まぁ金額はガス会社から請求書が来てわかりますが、大幅に希望額を超える事は無いと思ってます。
今回、大家さんの器具の指示が、「エコ機能がついてるの」との事だったので、入居者さんは、「大家さん優しいね」と喜んでくれましたが、考えてみたら貸家の契約が終わったら大家さんが自分で住む考えもあるのかも知れません。
いろいろ振り回されるのが間に入る仕事ですが、こう言う問題からは早く卒業させてもらいたいところです。
「毎日外に行ってコンセント抜き差しするなんて惨めなもんだよ」
給湯器の取り付け開始から交換完了まで、2時間近く掛かったのですが、その間は入居者さんとじっくり話してガス抜き。
「よその人には近寄らないけどクマさんには慣れたね」
と、警戒心が強いワンちゃんにもジャレつかれるほどガス抜き訪問の時間を掛けたってことなのでしょう。
ホント現場実務者って大変です
ではまた明日
はじめまして
縁あって不動産について勉強を始め、くまさんの本に出会いこのブログにたどり着きました
色々な講演などされていますが一般の人がくまさんのお話を聞く機会とかありますか
あと近々、売買の取引があるのですが当方の管理会社はこちらの意を汲み取って頂けません
法律で負けるのは分かりますが
今までの背景も考慮していただけず
質問した事もこちらに納得できる答えでなかったりします
病気の時の様にセカンドオピニオン的な事は業界では許されていますか
この場でこの様な質問がルール違反でしたらスルーして頂いても構いません
よろしくお願い致します