IMG_9592昨日12日(水)は、福岡県宅建協会様主催の研修で講演させて頂きました。
賃貸管理の仕事における様々な出来事について2時間ほど語らせて頂いたのですが、200人会場が狭くなる程のキツキツ状態でした。
雨の中お越し頂きました皆様、呼んで頂いた福岡県宅建協会の皆様ありがとうございました。
大幸商事 幸田社長様写真提供




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この業界で旬と言うかいろいろ話題になるのは民法改正に伴う保証人の話し設備故障時の賃料減額の話しなのですが、今月に入ったくらいから心理的瑕疵物件の取扱に関するガイドライン作成に国交省が取り掛かったとの情報で結構盛り上がっています。

この話、自分的には「死んじゃった系」の話しとして昔からブログや書籍、セミナーで語らせて頂いているので旬と言う感じではなくて昔からの、しっくりいかない分野なのです。

e2bdd751ここら辺、先月出版された司法書士の太田垣章子先生(あやちゃん先生)の「老後に住める家が無い!」の話ともリンクしていて、孤独死を防ぐ為の見守り系の仕組みやセンサー技術の進化が旬だったりする訳です。

部屋で倒れて長期発見されない孤独死問題については技術の進歩で「発見を早める」部分に関しては将来的に克服できるものだと思っていますが、克服できないのは「人がどう思うか」の分野です。



人それぞれ価値観が違うし、何が好きで何が嫌いとか共通では無い訳です。

「部屋で人が亡くなったけど、全部リフォームしてキレイな部屋になったから借りる?」

多くの人はそれだけでは借りてくれないと思います。

大人気の立地に所在する物件なら借りてくれるかも知れませんが、そこそこの立地にある物件では「割安になっている」との「一押し」が必要なのです。

そこら辺の「一押し」に掛かるバリューアップ部分や減額分こそが心理的瑕疵問題における損害額の一例だと思うのですが、根本のところは「なんか嫌だ」と思う気持ちがあるからこその賃料や売買価格の減額なのです。

「なんか嫌だって思っちゃダメ!」

と、言っても人の内心を変える事はできませんので、心理的瑕疵の問題で解決できないのは「どう思うか」の部分なのです。

ちょっと表現が不十分な感じですが、近いうちに、その分野でのジョイントセミナーの話が来ていますので、自分なりにまとめてみようと思ってます。

IMG_9587さて、一泊二日で福岡で講演させて頂いたのですが、休む間もなく本日は仕事です。

「旅行に行って休んでいるようなもんだろ」
と、飲んでいる写真とか食事の写真とか載せると思われてしまう訳ですが、まぁそう言う部分もありますね・・・

帰りに博多で胡麻サバ食べてきました



2週連続で観光地行ったのに観光しない感じでしたが、このような機会を与えて頂ける事に感謝です。


ではまた明日


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