IMG_9743 1昨日は実家の引越し日でした。

自分、引っ越しの前日に泊まったのですが、考えてみたら荷造りは業者さんがやってくれるので、引っ越し作業を終えた後の方がパワーがいるものです。




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50年も住んだ部屋の中の物を移動する訳なので、断捨離的に物を捨てる良い機会だと自分的には思っていましたが、親の世代(70代後半)は物を捨てない人が多い感じがします。

自分7年前に高齢の売主さん(当時75歳独身女性)のお屋敷を売却してURの団地へ引っ越すミッションを担当した事があったのですが、物を捨てる決心ができなくて引越し屋さんとの間に挟まれて苦労した事がありました。

お屋敷が売却できたのは良かったのですが、決済までに明け渡さないといけなかった焦りと、160平米の家から49平米のUR賃貸への引越しはホント厳しいものがありました。

なので、いろいろ捨ててもらう予定で頑張ったのに運んだ荷物がトラック3台・・・

天井までダンボールが積み上がり整理するのに1年掛かったそうです。

ここら辺の「物を大切にする考え方」が高齢者の引越しを難しくする一部分なのでしょう。


ただ、今回自分の親の場合はURの同じ間取りで同じ階段の5階から2階への引越しなので、理屈的にはそのまま移動しても大丈夫だし、更に不要な物を捨てればスッキリするはずだったのです。

そんな予定でいたのですが、食器棚・たんす・テレビ・冷蔵庫等々、大きな物は全く捨てずにそのまま2階の新居へ移動したところ、数センチレベルでサイズが合わずに冷蔵庫が食器棚の脇に入らないことが判明しました。

間取りが全く同じなのに何で?

不思議に思ったのですが、5階には無い配管が4階から下にはあって、その影響で数センチ寸法が小さくなった感じです。

冷蔵庫と食器棚を並べてピッタリサイズで入れていたことで入らなくなっちゃった訳です・・・

同じ間取りだから寸法図らなくて大丈夫と思い込んでしまったのですが、冷蔵庫か食器棚のどちらかを捨てる事を判断することになり、結果的に老朽化した冷蔵庫を買い換えることにしました。

そんな感じで混乱している状態のところで自分は引き上げてきましたが、多分今日も荷ほどきのバタバタが続いている事でしょう。

「自分で考えながらやる」との事で荷ほどきしてくれる完全お任せパックは頼まなかったそうですが、頑張っちゃう人が多い世代は「無理しないでと言っても無理するものだ」と考えておかないといけなかったです。

元々、眺望が気に入っていて引越したく無いのを5階までの階段上り下りが出来なくなる不安があったので2階に引越してもらったのですが、その点に関しては更に足腰が弱る前に引越しできて良かったと思います。

もう数年して眺望どころじゃ無くなる時が来てから引っ越すよりはマシかと・・・


IMG_9717しばらく落ち着くまで不満が残るかと思いまして、Amazon echoを置いてセッティングしてきましたよ。

「アレクサ、音楽かけて」とかいろいろ楽しみ方を教えてきましたが、音が良いと喜んでくれてました。



せめてもの気休めになれば良いです


と、言う事で今度は28日の旧宅の解約立ち合いに同行してきます。

50年住んだ部屋の立会清算をどのようにやるのか勉強させて頂く予定です。


ではまた明日


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