IMG_9890昨日は今週火曜日に売買契約を締結した売主さん宅を訪問したついでに毎月お参りしている神社へ行ってきました。
この売主さん、神社の直近にも土地をお持ちで売却したいとのお考えです。
自分的には自宅を買い換えて引越そうかと思うくらい魅力的な場所なのですが、家族誰一人として興味の無い場所なのが残念です。


価値観は人それぞれですが、それ以前に余裕資金が無いってのも痛いところです・・・


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夜は付き合いの長い地主Aさん(70代後半)宅を訪問してきました。

少し前に「自宅の一部が借地になっていて土地所有者から底地を買いたいけど全く連絡が付かない」件で動いていた話の報告に行ってきました。

実は、1カ月前くらいに底地の所有者さんより手紙で返答があったのですが、Aさんは、気が短くて自分の意見を曲げないタイプなので、奥様経由で少しずつ下話しして感情を害さないように配慮していました。

底地所有者さんからの一度目の返答は、簡略して書くと「無礼者!」的な返答でした。

詳しくは書きませんが、10年くらい前にAさんが弁護士に頼んで底地の買取を所有者さんに交渉した際に、強引で一方的な取引を持ち掛け、底地所有者側から意見書を出して回答を求めたのに返答をもらえず、大変ご立腹している状態が続いていたとのことでした。

自分、Aさんから弁護士先生に頼んで交渉していた過去について一切聞いていなかったのです。

多分、「こんな手紙が届きましたよ」とAさんに渡したら余計に話がこじれると思ったので、クッションを敷いた感じで相手方(底地所有者)の気持ちを伝えてみました。

クマ 「ご自宅の借地の件、先方さんから連絡がありましたよ」

Aさん 「そうか、売ってくれるって?」

クマ 「いや、その前に連絡して来なかった理由は以前の交渉が理不尽すぎて困っていたそうです」

Aさん 「え  そうなの・・・ 何が理不尽なんだって?」

クマ 「10年くらい前の弁護士先生の交渉が強引で、ご自分の意見を伝えたのに返答が無いって言ってましたよ」

Aさん 「そうなのか・・・ 俺は全く記憶に無いし弁護士は亡くなってるから詳しい事は聞けないよ」

クマ 「弁護士さんてAさんの友達で畑貸してた人ですか?」


Aさん 「そうなんだよ、あの先生すごくパワーあるタイプだったから強引に見えたかも知れない」

クマ 「まぁ Aさんが強引な事を言ったんじゃなければ、お詫びして今後の事を話せるかの問題ですね」

Aさん 「そうだね、そこまで機嫌を損ねたってのは悪かったって伝えて交渉継続して欲しいよ」

クマ 「多分、理屈よりも感情が先に行ってる気がするんですけど、手紙が返って来たんだから全く無視するつもりでも無い気がしますね」


10年前の話しでご立腹が解消していないとわかった今回の案件ですが、多分その頃のAさんは今より数倍は強気だったと思います。

それに輪をかけてお友達の弁護士先生が勢いのあるタイプだったのでしょう。

間違いなく言えるのは「このまま借地を続けたくないので底地を買い取りたい」との気持ちが強い事です。

そこら辺、先方の底地所有者さんに再度連絡してお気持ちを聞いてみたいと思います。

Aさんは、この案件を人生最後の後片付けと言ってるので上手く解決できると良いのですが、「感情」の部分を乗り越えた後には「勘定」の部分で話がつくか心配なところです。


さて、本日は土曜日なのですがお休みを頂きました。

実はしばらく前から予約していた研修を受講してきます。

朝の9時から始まって全部終わるのが18時30分なのだそうで結構パワーがいる感じです。

何の研修か?

合格したら発表しますね。


ではまた明日


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