昨日ブログに書いた大規模漏水の件、原因は建物4階(最上階)にある給水管が腐食して水栓を開けた際の振動で劣化していた管が折れた事と推定しています。

自分、このタイプの漏水は記憶に無いのですが、築23年程度の物件では珍しい気がします。

考えてみれば普段頻繁に経験しているピンホール漏水は同じような築20年程度の物件でも発生しているし、小さな穴が開く原因が良くわからない感じですので、腐食の進み具合の変化球的な仲間なのかも知れませんね・・・


人気ブログランキング
←こちらをクリック頂けると票が入る仕組みなのです。押して頂ければ嬉しいです!

と、言うことで昨日、水道業者さんに各居室の水道管被覆をはがしてもらい調査したのですが、これがまた見事に最上階である4階が危ない状態であると判明しました。

原因は不明ですが、地上のポンプから圧力掛けて最上階まで送水しているので、終端部分として劣化が早かったとかの理由でしょうか?


403と405被覆はがしたところクマ 「これって噴き出す寸前ですかね?」

業者 「今日、明日とは言いませんが・・・ダメですね」

クマ 「すぐに交換して下さい」

業者 「4階の全部となると結構な断水時間ですし、連休で部材屋さん休みなのでホームセンターで探しまくる感じで割高になるので準備できてからやりましょう」

クマ 「そうですか・・・ 断水の予告も必要ですよね」




何か、この状態を見てしまったら1日でも早く交換したくなりますが、知らなければ全く考えもしないような状態なのでしょう。

このマンションは、1階にテナントさんが入っていて年配のお客様が多く、トイレが使えないと困るとの事で、断水させるならテナントさんの定休日が理想です。

と、言うことで次のテナントさんの定休日に水道業者さんの準備も万端な状態で短時間で配管の取り換えをしてもらうことになりました。


今回の件、前触れが無く突発的な出来事に感じましたが徐々に水が漏っていれば水道局のメーター検針の際に指摘があったと思います。

考えてみれば部屋を解約退去して水栓を閉めたまではセーフだったのにハウスクリーニング屋さんが開栓した時にパキッと折れちゃったのでしょう。

入居前チェックで当社のスタッフが水栓を開ける際に噴き出す可能性もあったと思いますので、地雷を踏んだという言葉や誰が実弾を発射させるかわからないロシアンルーレットと言う言葉がピッタリな漏水です。

実に怖い経験ですが、水道管の被覆内チェックもした方が良いと言う事なのでしょうね。

考えると胃が痛くなります・・・


ではまた明日


br_banner_tsubame←不動産系ブログの最新更新情報です。
次のブログへはツバメ君をクリック!
 


Google AdSense