昨日は自主管理物件に住んでいるAさん（７０代後半 男性）が会社に来店されました。
Aさんは、６年前に部屋で吸っていたタバコが原因のボヤを起こし、消防隊が突入して汚部屋だった事がバレた大家さんにしてみればダブルパンチを放ってくれた入居者さんです。
当時、タバコの吸い方や汚部屋にしたことについて大家さんと一緒に厳しく詰めたのですが、管理している物件では無いので自分的には以降関わっていませんでした。
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が、うちの管理課では賃貸借契約更新手続きと、保証人であった友人（中学校の同級生）が保証人を下りるとの事で当社経由で保証会社に加入してもらった事での関りが続いていたそうです。
で、Ａさんが来店された際に、別の重たい案件（これも近いうちに書きます）の当事者を呼び出して事情を聴いている最中だったので、Ａさんに関しては別のスタッフが対応してくれていました。
自分の方の案件が終わった後に別のスタッフに聞いてみました。
クマ 「応接に来てるの〇〇アパートのＡさんかと思うけど何しに来たの？」
スタッフ 「年金の支給日で家賃を保証会社に払うんだけど目が見えなくて出来ないから代わりにやって欲しいって来たのよ」
クマ 「そうなんだ、歩いてうちに来れるんだから目が見えないって事は無い気がするけど」
そんな話を聞いている時に要件が終わったＡさんが帰りがけに自分の名前を呼びました。
クマ 「こんにちは、ご無沙汰してますけど、目が悪くなっちゃったんですか？」
Ａさん 「そうなんだ、緑内障とか白内障とか悪化したんだと思うけどもう近くも見えないんだ」
クマ 「大変ですね・・・」
自分、てっきりお金が無くて家賃払えないと言う言い訳をしてくると思ったので、深く聞かなかったのですが、会社から出る際に段差が見えないとか壁を伝ってないと歩けない状態であることがわかりました。
今回は、千円札と１万円札の区別もつかない状態だったと対応したスタッフに聞いて無事にアパートまで帰れるのか心配になってきました。
うちの管理物件の入居者では無いし、下手に滞納者の話を聞くと情が入ってしまったり余計な仕事を増やすことになるかもと言う割り切りからサラッとした対応をしてしまったのですが、だんだんと心配になってきました。
クマ 「なんか、Ａさんアパートに帰れるのか心配だな」
スタッフ 「相当ヤバいと思うけど、ああ言う人こそ行政が助けるべきなのよ」
クマ 「Ａさん、医者にも行って無いから悪化して視力が無くなったのかな？」
スタッフ 「医者に行ってたら白杖持たされると思うけど、Ａさん傘を杖にしてるくらいだから医者に行って無いのよ」
クマ 「相談する相手がいないタイプだから医者もどこに行けばいいとか聞けないのかも・・・」
そんな話をして余計不安になってきたので、生活保護や高齢者問題の事前相談で何度かアドバイスしてもらった市の社会福祉協議会に相談の電話をしてみました。
うちの市では地域包括支援センターも兼ねています。
電話で、Ａさんの情報を伝えたのですが、既に後期高齢者となっているのに市がサポートの対象とした事が無い状態であるとわかり、ノーマークの高齢者だったらしいです。
クマ 「そうなんですか、多分誰の世話にもなりたくないってタイプなんだと思います」
担当 「私どもで突然訪問しても良いのですが、支援を断るタイプの方には立ち入って強制するとか現実的には出来ないんです」
クマ 「単純に相談相手がいないんだと思うんですよ、自分みたいな不動産会社の人間より行政のプロの方が良いと思いまして」
担当 「わかりました、このあと訪問しますが、何で来たと言われた場合はお宅のお名前出してもよろしいですか？」
クマ 「はい、ホント心配なので名前出してもらっても構いません」
数時間後、社会福祉協議会の担当さんから電話がありました。
担当 「玄関先での短い会話だったのですが、病院へ行くので心配しないで良いと言ってました」
クマ 「そうですか、やっぱりまだ行って無かったのですかね？」
担当 「多分、玄関ドア開けて寒かったから長話できませんでしたが、お名前を出したらクマちゃんが頼んでくれたのかって驚いてましたよ」
クマ 「ちゃん付け？ そうですか、病院行くならいいですけど今後が心配です」
担当 「反発するような人では無かったし、ちょっと間をあけて確認するようにしますよ」
やはり、身寄りの無い人が最後に頼るところは行政なのでしょう。
ノーマークの高齢者がいるものだと勉強になりましたが、定期的に相談相手になってくれることを期待します。
さて、本日は午前中会社のエアコン洗浄作業の立ち合いで、午後は本屋さん行ってからショッピングセンターぶらついてきます。
ではまた明日
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Aさんは、６年前に部屋で吸っていたタバコが原因のボヤを起こし、消防隊が突入して汚部屋だった事がバレた大家さんにしてみればダブルパンチを放ってくれた入居者さんです。当時、タバコの吸い方や汚部屋にしたことについて大家さんと一緒に厳しく詰めたのですが、管理している物件では無いので自分的には以降関わっていませんでした。
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自分の方の案件が終わった後に別のスタッフに聞いてみました。
クマ 「応接に来てるの〇〇アパートのＡさんかと思うけど何しに来たの？」
スタッフ 「年金の支給日で家賃を保証会社に払うんだけど目が見えなくて出来ないから代わりにやって欲しいって来たのよ」
クマ 「そうなんだ、歩いてうちに来れるんだから目が見えないって事は無い気がするけど」
そんな話を聞いている時に要件が終わったＡさんが帰りがけに自分の名前を呼びました。
クマ 「こんにちは、ご無沙汰してますけど、目が悪くなっちゃったんですか？」
Ａさん 「そうなんだ、緑内障とか白内障とか悪化したんだと思うけどもう近くも見えないんだ」
クマ 「大変ですね・・・」
自分、てっきりお金が無くて家賃払えないと言う言い訳をしてくると思ったので、深く聞かなかったのですが、会社から出る際に段差が見えないとか壁を伝ってないと歩けない状態であることがわかりました。
今回は、千円札と１万円札の区別もつかない状態だったと対応したスタッフに聞いて無事にアパートまで帰れるのか心配になってきました。
うちの管理物件の入居者では無いし、下手に滞納者の話を聞くと情が入ってしまったり余計な仕事を増やすことになるかもと言う割り切りからサラッとした対応をしてしまったのですが、だんだんと心配になってきました。
クマ 「なんか、Ａさんアパートに帰れるのか心配だな」
スタッフ 「相当ヤバいと思うけど、ああ言う人こそ行政が助けるべきなのよ」
クマ 「Ａさん、医者にも行って無いから悪化して視力が無くなったのかな？」
スタッフ 「医者に行ってたら白杖持たされると思うけど、Ａさん傘を杖にしてるくらいだから医者に行って無いのよ」
クマ 「相談する相手がいないタイプだから医者もどこに行けばいいとか聞けないのかも・・・」
そんな話をして余計不安になってきたので、生活保護や高齢者問題の事前相談で何度かアドバイスしてもらった市の社会福祉協議会に相談の電話をしてみました。
うちの市では地域包括支援センターも兼ねています。
電話で、Ａさんの情報を伝えたのですが、既に後期高齢者となっているのに市がサポートの対象とした事が無い状態であるとわかり、ノーマークの高齢者だったらしいです。
クマ 「そうなんですか、多分誰の世話にもなりたくないってタイプなんだと思います」
担当 「私どもで突然訪問しても良いのですが、支援を断るタイプの方には立ち入って強制するとか現実的には出来ないんです」
クマ 「単純に相談相手がいないんだと思うんですよ、自分みたいな不動産会社の人間より行政のプロの方が良いと思いまして」
担当 「わかりました、このあと訪問しますが、何で来たと言われた場合はお宅のお名前出してもよろしいですか？」
クマ 「はい、ホント心配なので名前出してもらっても構いません」
数時間後、社会福祉協議会の担当さんから電話がありました。
担当 「玄関先での短い会話だったのですが、病院へ行くので心配しないで良いと言ってました」
クマ 「そうですか、やっぱりまだ行って無かったのですかね？」
担当 「多分、玄関ドア開けて寒かったから長話できませんでしたが、お名前を出したらクマちゃんが頼んでくれたのかって驚いてましたよ」
クマ 「ちゃん付け？ そうですか、病院行くならいいですけど今後が心配です」
担当 「反発するような人では無かったし、ちょっと間をあけて確認するようにしますよ」
やはり、身寄りの無い人が最後に頼るところは行政なのでしょう。
ノーマークの高齢者がいるものだと勉強になりましたが、定期的に相談相手になってくれることを期待します。
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Aさん、きっとクマさんに感謝する日が来ると思います。目が見えないのは、きっと想像以上に普通の生活も大変ですよね…。Aさん、タバコはやめたのでしょうか…とても気になります。
ショッピングセンター、良いですね！。もうすっかりクリスマスモードです。私もモールの中に担当店があるので、そこでクリスマス気分を味わっています。
明日も寒くなりそうですが、ゆっくりしてください(*^^*)