体を鍛えるように心を鍛える。

自分、セミナーなどでそんなことを言ったりしていますが、「体」「心」の他に「頭」を鍛えると言うのも必要なのでしょう・・・

去年の8月に何かやろうと思って第二種電気工事士の願書を出しました。

当初は、買ってきたテキストを見て計算問題の多さにビビってしまいブログでも発表していなかったこともあり「無かったことにしよう」とも考えていたのが正直なところでした。

が、管理課S2君も願書を出したとの事を聞き、それなら自分もやろうとの気持ちになりました。

やはり同じ目標に向かって頑張る人が周りにいる効果は大きいものがあるのでしょうね。

スミマセン、今回の記事、長くなっちゃう感じなので、興味ない方は最後の結果発表まで飛ばしちゃって下さい。

興味持って受験したくなった方は、ぜひ受験勉強の参考にして下さい!



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この試験、今回自分が受験した際の流れはこんな感じでした。

 8月 願書提出
 9月 勉強開始
10月 学科試験受験
11月 学科の合格
12月 技能試験受験


そんな感じで、学科試験に受かると技能試験が受けられるタイプの資格で、1月22日の昨日が合格発表日だったのです。

(学科試験)
こちらは50問の4択 マークシートです。
最初の方に計算問題が多く出るので自分はビビりました。

自分、子供の頃に大腸炎で学校を休んだことがあったのですが、その時に受けなかった授業内容が小数点の割り算で、以降現在に至るまで算数が苦手になりました

まぁ それだけじゃ無く理解力が足りないタイプなのかと思いますがとにかく手計算が苦手です。

電気工事士の学科試験は「電卓禁止」と言う事で悪夢のように手計算の苦労が襲い掛かってきました。

やはり、電卓が無い場面でも手で計算できないとダメってことなのでしょうね・・・

何とかしようと思いネットカフェに何度も通って勉強しましたが、この試験、学科試験に関しては50問中30問合ってれば良いので、少しくらい計算問題が出来なくても何とかなるものです。

逆に言えば、写真を見て「これは何?」と答える問題や、配線図理解的な問題等、計算系以外の問題も多くあるので難しい計算問題は捨てても大丈夫です。
(さすがに簡単なのはやりましょう)

そんな状態でしたが、自分的には苦手な分野なので結構ビビりながら頑張って筆記試験の方は合格。

次に来るのが技能試験です。

(技能試験)
こう言う技能がある試験は運転免許以来では無いかと思うのですが、正直言ってこちらは練習すれば出来るようになるけど、しなかったら絶対に無理なタイプの試験です。
なので、どれだけ練習できるかで合否が決まります。

学科試験の合格通知が技能試験の受験票も兼ねているのですが、その合格通知が届くのが学科試験の日から47日も経ってからなので、学科試験の後すぐに自己採点で合格していると思ったら即技能試験の勉強に取り掛かった方が良いです。

そうすれば、試験まで2ヶ月以上練習に充てられるのでかなりの余裕となります。

練習では工具を買う必要もあり、電線やスイッチ等の部材も手に入れないといけません。

事前に公開されている13問から出題されて制限時間の40分で組み立てられることが、求められます。

しかも、数年前に試験制度が変わり、欠陥が1つでもあると不合格になります。

なので、13問全部の公表問題を理解することから始まり、何があっても施工ミスをしない細かさで練習するのです。


今、気がつきましたが、事前に13問から出題されるのが何問目かわかったら良いのにと強く願っていた10月11日に書いたブログ記事
見事に自分が受けた埼玉会場の試験問題を13分の1の確率で的中させていました・・・



技能試験対策は、とにかく練習です。

fc05cd10「13問を1巡終えると制限時間の40分で出来るようになる」とか言われてましたが、自分一番最初に技能試験の問題に取り組んだ際の1問目は2時間半掛かってしまい、かなり焦りました。

結局のところ、練習するほど完成までの時間が短くなり、確かに1巡の最後で制限時間に間に合う感じになりました。




が、まだまだマグレ的な状態でもあると感じたので、結局のところ3巡+時間がオーバーしそうな問題にチャレンジで4巡近くしました。

毎日帰宅したら1問チャレンジする感じだったので、気合入ってましたね。

そんな感じで、自分的にはかなり頑張ったので辛かったのが技能試験から合格発表まで待たされた40日間。

筆記試験の方は問題用紙が持ち帰れるので自己採点して合格しているだろうと推定出来たのですが、技能試験は作った作品を持って帰れないし写真も撮れないのだから自分で見た記憶に頼るしか無いのです。

配線は間違ってないと思うんだけど、何か想定外のミスがあったかも知れないな・・・

こう言うのも性格の問題なのでしょう。

ホント、損する性格です

長くなりましたが、そんなドキドキな状態で昨日21日に合格発表日となりました。

発表後に通知書が郵送される仕組みなのですが、自分の受験番号を試験機関のホームページ上に打ち込むと合格しているかわかるのです。

宝くじの当選番号を確認するよりもドキドキします。

番号を打ち込んでクリック。



結果は・・・



・・・





合格発表合格してました!
(管理課S2君も合格!)
これで、一つの戦いが終わった感じです。
もちろん、この資格を使って仕事するのでしたら、本格的に現場作業を経験して行かないとダメなのですが、自分の場合はまずは電気をいじれる資格が欲しかったと言うレベルですのでホント嬉しいです。



実務をするには、登録が必要なのですが、宅建や他の資格と違い更新が無いので更新料の支払いも無く、破産しても資格が取り消されない一生使える資格ってもの凄いと思います。

ご同業の皆様やリフォーム好きな大家さんも取得されている方が多いと思います。

何か資格でも取ろうかな?
と、思ってる方がいたら、たった4ヶ月程度の集中で十分に合格できるこの資格を一押ししたいです。

スミマセン、今回は長く書いてしまいました。

忘れないうちに、何の問題集やったとか、道具は何を揃えたとかまとめておこうと思いますが、一つ終わると次の資格取得しようと考える意欲が出てくるのも大きいです。

次は何がいいか?


検討して見ます


ではまた明日


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