昨日少し書いた、管理物件に住んでいるお独り様入居者Aさんが亡くなった件の続報ですが、大家さんが自主管理していた時代に契約書無しで入居させた入居者さんで、保証人もいません。

お部屋で亡くなった訳では無いので、そんなに慌てていませんが、室内には大量のゴミが残置されている状態なので、お身内の方を探し出して撤去して頂くのが理想です。

出だしは理想を追ってみるのが鉄則なのでしょう・・・


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自分たちと同じようにAさんの御遺族を探している市役所さんに期待しているので昨日福祉課の担当さんに様子を聞いてみました。

クマ 「あれから動きはありましたかね?」

担当 「以前にAさんが市から保護費を受給していた時期の資料を元に、お身内に手紙送ったのですが、今のところ返答が無いんです」

クマ 「そうですか、何でしたら当社も室内の動産撤去が出来なくて困ってるので私が訪問してきましょうか?」

担当 「え・・・ 市の方では火葬して無縁仏になっている件を伝えて遺骨をどうするか知らせたいだけなので、それ以上の事は関われませんから」

クマ 「立派な電動自転車があったので、ご近所なら私が話をつけますので」

担当 「全然近所じゃない〇〇県の方でAさん(71歳)よりかなり高齢のお身内なのでご存命かもわからないんです」


いろいろ、軽い感じで教えてもらおうかと思いましたが、拒まれました。

一応、返事が来たら当社に連絡するように言ってくれるとの事になったので、お部屋の残置物処理代等の見積もりを用意して待ってみようと思います。


午後は別件の貸家オーナーさんが亡くなった事により発生した相続案件の打ち合わせ&アパートの賃貸借契約をしてきました。

1月に弟さん(60代)が亡くなった事で、自宅及び貸家付の土地を売却する方針となったのですが、築50年のご自宅は雨漏りしているし半端でない家財道具や家業の道具が置いてあり、一人残された独身のお姉様は早急な引越しを希望されていたので営業課N店長と引越し先候補の賃貸物件をキープして四十九日が終わったら賃貸借契約を締結することになっていました。

約束の時間にN店長と一緒にお姉様宅を訪問すると、前回訪問時よりも荷物が少し減っている感じ・・・

クマ 「片付け始められたのですね」

お姉様 「わかります? 近所の人に欲しい物持って行って良いって言ったら結構減ったの」

店長 「えっ もったいないですよ、お宝があるかも知れないから確認してからにしましょうよ」


IMG_0844ご自宅は昭和の物が満載で、古着とか古いスニーカーを収集して昔の物が大好きなN店長には宝の山に見えるらしいです。

まだ、手を付けたのは敷地にある作業場部分だけだったので、自宅内の大量の荷物に関しては後日N店長の鑑定が入る事になりました。







IMG_0841賃貸借契約も無事に終了したので、今度は自宅の売却活動に入りますが、少しでも残置物を無くして解体費用を安くしたいところです。

ご自宅の建物は老朽化が著しいのですが、本格的な大工さんが作っていて階段が2か所あったり柱にコンセントが埋め込んであったりして、結構珍しい感じになっていると思います。





後日、部屋を探検させてくれることになったので、ちょっと楽しみです。


そして夜は、またしても別件の相談を受けてしまいました。

これもまたお独り様が死んじゃった系の話なのですが、残された自宅を売却するにあたり、相続人となる兄弟同士で揉める予感がするとのこと・・・

いろいろ基本的なことだけ伝えておきましたが、揉める予感の理由を長々と聞いて重たい気分になりましたよ。

「自分の仕事は売ったり貸したりなので、ケンカするのは弁護士先生に頼んで下さい」と、伝えて帰ってきましたが、ケンカ中の案件でも売ったり貸したりの部分を頼まれる不動産会社も必要なのでしょう。


何ともお独り様3連発となってしましたが、重なる時は重なるものですね。



ではまた明日


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