「すぐに出ていけって言われても無理だから!」
相変わらず予告なくお店に来て大声で騒ぐスタイルは変わっていません。
来店されたのは、このブログの11年前の記事に10年前からの付き合いだと書いてあるので20年以上前からの
去年の今頃の時期にも騒動を起こしてくれて対応したのですが、自分が会社にいる時で良かったです。
会社の2階にいる自分はすぐに内線で呼び出されて店頭へ
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Оさん若い頃は丸坊主に大きな数珠のネックレスをしていて迫力ある雰囲気だったのですが、60歳に近い年齢になって、かなり丸くなって身なりも一般人に近い雰囲気になっています。
が、相変わらずの大声なので普通の人はビビってしまうことでしょう。
クマ 「こんにちは、Оさん、どうされました?」
Oさん 「あの家ぶっ壊すんだろ? いつまでに出ていけって言うんだよ」
クマ 「えっ もしかして出てってって言ったら出てくれるんですか?」
Оさん 「そんなこと出来ないって言いに来たんだよ、いきなり解体されたら嫌だから」
いきなり解体始める業者と思われるなんてショックですが、いつも本気で思い込むOさんなので、誤解を解くところから始めないといけません。
確かに、現在この物件のオーナーとは買取の交渉中で、Оさんと、滞納で保証会社が訴訟するかの境目のもう1棟には退去頂くことになる予定です。
Оさん 「こないだ家を見に来た時に弟と会っただろ、その時売却の話ししたって聞いたぞ」
クマ 「そうですね、大家さんが土地を売る予定なのでお客さんと現地見に行った時に弟さんと会いましたね」
Оさん 「いつまでに出ろってんだよ」
クマ 「そこら辺は、ちゃんと段取りしますから安心して下さいよ、滞納してる訳でも無いのにいきなり出ろとか言いませんから」
Оさん 「そうか、引越すったって金も無いし、親父も弟も働いて無いから俺の稼ぎだけじゃ食ってくので精一杯だからさ」
話しを聞くと、今まで職を転々としてきた感じなのですが、ここ最近は派遣会社に登録して日給の仕事が続いているそうです。
クマ 「保証会社に通らないと厳しいんだけど、引越先は市内じゃ無いとダメですかね?」
Оさん 「いや、見つけてくれるなら贅沢言わないけどさ、こないだ弟に犬飼ってないか聞いたろ?」
クマ 「そうそう、玄関の前にワンちゃんのエサ入れがあったから飼ってるか聞いたんだけど、死んじゃったって言ってましたね」
Оさん 「そうなんだ、死んじゃったんで犬は飼ってないんだけど、もっと聞いて欲しかった」
クマ 「え? どう言うことですかね」
Оさん 「もう取り壊す段階だから言うけどさ、ネコ飼ってるんだよ」
クマ 「・・・ 何それ、貸家の敷地内にネコが何匹かいたけど、そのこと?」
Оさん 「そっちは野良ネコだよ、うちのは部屋の中で飼ってるんだ」
クマ 「まいったな、ネコちゃん飼ってる状態で借りられる物件は高いし審査も厳しいからОさんには無理だな・・・」
Оさん 「だろ、だと思って白状しに来た訳なんだよ」
確かに言ってくれた方が良い話しではありますが、これで引越先探しの難易度が急上昇・・・
クマ 「こうなると、うちの会社で古い激安戸建てを買って、そこに引越してもらうかな」
Оさん 「贅沢は言わないけど、家賃は5万円が限界だから」
クマ 「でも、ネコちゃんいると家がボロボロになりますよね・・・」
Оさん 「何言ってんだよ、うちのはしつけが良いんで大人しくてボロボロになんてしないよ」
クマ 「ネコちゃんより人間の方がボロボロにするんですね・・・」
Оさん 「ほんとゴメン、今度は丁寧に住むから引越先探し頼むよ」
以前、浴槽の不具合の件で室内を確認した管理課からはトイレやキッチン等水回りは全てボロボロだったと聞いていますが恐らくは次の引越し先でも同じ状態になるような気がします。
と、そんなことがわかった直後に、もう1棟の貸家を訴訟準備している保証会社から連絡がありました。
保証会社 「滞納金が一部入金されたので、今回は訴訟止めます」
クマ 「え〜 一部ってことは全部入らないんだから最後まで頑張って下さいよ」
保証会社 「とりあえず、行政からお金が入るようなこと言ってるんで様子見させてもらいますから」
こちらの1件は保証会社に明け渡し訴訟までやってもらう予定だったのでダブルパンチ状態です。
ホントいろいろあるものですね。
さて、本日は定休日です。
今日も試験勉強ですが、いろいろ抱えている仕事の連絡も入る予定なので落ち着きません。
ではまた明日
今回も難易度が高くなりそうですね。わざわざ猫ちゃんを飼っていることを伝えにきてくれたけど…引越し先の選択肢が少なくなってしまいましたね。
とにかく…お部屋のものは丁寧に綺麗に使っていただきたいです。
明日もお勉強頑張って下さい!