昨日のブログで書いた、頻繁に騒動を起こすAさんからの解約申し出の件、生活支援をしてくれている市役所の担当さんに裏付け確認してみました。
「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する国の仕組みの窓口が市役所の担当さんですが、自分たち賃貸管理会社は、賃貸物件の各種問題を対処するのが仕事で「生活の場」を提供している側の義務として他人に迷惑かけるような状態を見過ごす訳には行きません。
ある意味、「生活」と言う部分が共通で関わる部分なので、協力体制でお互いの業務を遂行することが必要なのでしょう。
人気ブログランキング←クリックして頂けると票が入る仕組みです。更新の励みになりますので1日1回よろしくお願い致します!
今回は、管理物件入居者さんの中でも高齢で攻撃的な言動の多いAさん(70代男性)のトラブルなのですが、過去に数々の問題を起こし、先月は「これから死ぬ」と宣言して警察に保護された騒動を起こしたことで、今後は退去を強制したいと考えていたところAさん側から「解約するよ」と申し出があったのでした。
会社の電話録音システムが強化されたことはAさんの功績であるのですが、最近は気が動転して録音ボタンを押せないと言った欠点があると気が付き全通話録音する仕組みに切り替えて必要な部分をダウンロードして保存することにしています。
言うならば防犯カメラやドライブレコーダーと同じで全て記録していて必要な部分を取り出すようなシステムとなりました。
普段はデータを残しませんが脅迫的な言動があった場合には反撃材料となることでしょう。
クマ 「お世話になっています、〇〇マンションのAさんから解約通知が来たんで市役所さんご存じのことかと確認なんですけど」
担当 「はい、現在直接の担当が外出中なのですが、データ見たら引越す方向で動いてますね」
クマ 「良かったです。 グループホームと聞いていますが、市役所さんで運営とか提携してる施設があるんですか?」
担当 「いえ、運営も提携も無いのですが、受け入れてくれる施設からの申し出があったのでAさんが施設を見学して引越しを決意されたそうです」
クマ 「そうですか、見学してOKしたなら間違い無いですね。 ありがとうございました」
正直言って生活音でもうるさいと苦情を言う過敏な状況なので、共同住宅への引越しは無理と想像していましたが、共同生活のグループホームに住めるものなのか?
当社の男性スタッフとは話したくないと言われて以降、窓口になっていた女性スタッフの管理課Sさんとしては、「独り暮らしの寂しさが騒音よりも耐えられない状態だと天秤にかけた結論なのでしょう」とのことでした。
自殺宣言騒動の際の通話録音を自分も聞きましたが、大音量の演歌をバックミュージックにして泣きながら語っていたのは「俺なんか生きている意味が無い」「死ぬ前に大好きな音楽を大音量で聞いてる」「身内の墓に入れないんだけど、最後はお墓に入りたいからよろしく」と言った内容でした。
毎日部屋で過ごすことの繰り返しで、唯一買い物に行くのが気分転換。
そんな中で、他の入居者の行動にムカつき、自転車が盗まれた理不尽さを管理会社のスタッフにぶつけていたのでしょうか・・・
解約立ち合いが終るまで気が抜けませんが、立ち合いの際には大好きな演歌を迷惑にならないように聞けるイヤホンでもプレゼントしてあげようかと思います。
さて、本日2日と明日3日は定休日です。
自分、12月中旬にセミナー資料を大幅にバージョンアップすると宣言していましたが、その日から約50日経過。
進捗率30%程度な感じです
なので、この二日間は家に籠って資料作成に専念する日にしようと思ってます。
ではまた明日