先月会社で購入した古貸家2棟付きの土地なのですが、昨日は近隣のまとめ役的なお宅の奥様に呼ばれたので営業課N店長と訪問してきました。敷地には貸家のOさん一家が餌付けしたと思われるネコちゃんがいましたが、怪しい奴が来たと思ったのか警戒されました・・・
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用件的には、Oさん一家の他の貸家に住んでいる世帯に関しての話しと、駐車場として利用している人からの申し出でについてでした。
貸家に関しては、ちょっと書くのを控える内容なので時期をずらして書こうと思いますが、駐車場利用者の話は陳情的要望でした。
まとめ役の奥様は、地域の方に信頼されている面倒見の良い人なのだと思いますが、突然土地を買って所有者になった「よそ者」に対しては警戒する感じなのでしょう。
ご自宅から貸家と敷地内の様子が丸見えなので、監視役みたいな状態になっているようです。
最初連絡があったのは1週間くらいくらい前の電話連絡だったのですが、その際は、貸家居住者から「追い出される」的な相談があったらしく、人当たりの良いN店長が丁寧に説明してご理解頂いた感じでした。
その数日後に掛かって来た電話に自分が出て対応したのですが・・・
奥様 「もしもし、〇〇町の△△ですけど店長さんいらっしゃるかしら?」
クマ 「ただいま外出していますが、もしかして当社で購入した貸家の件ですかね?」
奥様 「お宅は貸家の入居者には退去して欲しいって伝えたけど、駐車場の利用者には言って無いでしょ」
クマ 「駐車場の利用者ですか? 前の所有者さん誰が契約しているかわからなくて賃料ももらって無いって言ってたので、挨拶とかしてないんですよ」
奥様 「違いますよ、地主さんに駐車場代持って行っても会えないから払って無いって状態なのよ」
クマ 「そうでしたか、こちらは無断駐車の認識だったので、近いうちにワイパーに連絡下さいって手紙挟んでおこうと思ってました」
奥様 「はぁ
それは失礼でしょ! ちゃんと挨拶しないとダメよ 代わりの駐車場探してあげるとかしなきゃ迷惑よ」前所有者さんからは誰が借りていているか不明で契約書も無いと聞いていて、もし利用者がわかっても「関わりたくないから過去分の駐車料はいりません」と言われていたので、自分的には無断駐車みたいなものだと思ってました。
会ったことも無い人にいきなり怒られた感じになったのですが、ここで腹を立てて余計な反論して変な方向に行ってしまうのは良く無いと思い、菓子折持って訪問してきたのです。
大体において電話と対面では対面の方が冷静に話が出来るもので、駐車場の件も全ての利用者の連絡先を教えてもらい、苦情を言って来たお宅へも直接駐車場廃止の説明をすることが出来ました。
そんな感じで無難に物語が進みだしたところです。
今回の案件は200坪ちょっとの敷地に平屋の古貸家2棟が建っていて2世帯が居住中。他に空き家になっている昭和築の2階建てが1棟。
この2階建てに関しては取り壊すので室内確認していませんし鍵も見当たらないとのことで受け取っていません。
クマ 「この2階建て結構しっかりしてる感じだな」
N店長 「あれ? よく見たら2階の窓が開いてる・・・」
クマ 「ほんとだ、何年も放置だから雨とか入っちゃってるな」
N店長 「もしかして誰か勝手に住んじゃってるとか死体があるとか無いよね・・・」
それはヤバいと思い、玄関や1階の窓をチェックしてみましたが、全て施錠してありました。流石に、誰か住んでいたら近所の目があるのでわかると思いますが・・・
念のため近日中に室内確認しようと思います。
さて、本日は今回の敷地に住んでいるOさん一家に新居となる貸家を内見してもらいます。
引越し費用を当社で負担することにしたので、現在の家財道具も確認させてもらいますが、今の貸家より倍くらい広くなるので喜んでくれることでしょう。
ではまた明日









新旧土地所有権者は貸借契約してないから、誰も借用する、占有使用する権利はないし、代替地提供する義務も無いと当然、皆そう思われるでしょう。
権利も無く、内縁関係だけを伝手に居住していたお爺さんが追い出さないでと、泣いて頼み込む人も居れば開き直る人も居る…契約って大切なんだなってそう思いました。