先日、電力会社さんに「電気料金の請求内容は管理会社であっても委任状が無いと教えられない」と言われた件をブログに書かせて頂きました。

なんか以前は大家さんの代わりに確認しても厳しく言われなかった気がするのですが、自分が「二重請求されていないか確認したい」的なことを言ったので身構えてしまったのかも知れません。

では、委任状を出しますので質問に回答して下さいと伝えたところ、「本人さんからお電話頂いた方が簡単ですよ」と嫌がり出した感じだったのですが、すぐに電話が繋がらない状態で5分とか待たされるのは嫌なので委任状を送付して開示してもらうよう請求していました。


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月曜日に委任状と自分の運転免許証と従業者証明証と名刺と開示してもらいたい内容を送付していたのですが、水・木と定休日だったので昨日金曜日に電話がありました。

今回は前回の女性スタッフさんと違い男性スタッフさんです。

男性 「お呼び立てして申し訳ございません、わたくし〇〇(会社名)の△△と申します。いつもお世話になっております。月曜日にご連絡頂きました件でご連絡させて頂きました」

お呼び立てして何て言葉は珍しい入り方だと思いましたが、適度に丁寧な雰囲気と爽やかさを感じる明るく高めのトーンで実に良い印象です。

これが低い声で暗い感じの人だったら出だしの段階で身構えモードか敵対モードに入ったことでしょう。


6bc62012以前、居合術の先生と偶然なご縁が出来た際に、刀を構える前に相手の能力がわかる的なことを言われたのですが、自分的にはこの男性スタッフは、苦情対応専門で、相手を冷静にさせて問題解決するプロだと感じました。

この男性スタッフからは学ぶものがあるのでは無いか?

そう直観した自分は、いろいろ観察したくなりました。






クマ 「ご連絡ありがとうございます。 質問内容は添付した書面の通りなのですが、いかがな感じです?」

男性 「はい、全て時系列でご説明させて頂きます」


さすが、事前に質問した内容の全てに答えられるように抜け目なく回答を準備してありました。

2月2日  当社(クマ)からの連絡で貸家所有者名でリフォームの為の電気利用開始

3月4日  当社N課長からの連絡で貸家入居者の名義で電気利用開始の届出

3月7日  貸家入居者の引越しで電気使用開始

3月9日  電力会社より貸家所有者の携帯ショートメールに契約終了か確認のメール送信

3月18日 当社(クマ)よりWEBサイト経由で貸家入居者の申込手続き
(入居者が手続きしていないと言ってたので手続きしましたが、二重になっていたのでこの手続きは無効扱いとなりました)

3月22日 電力会社より貸家所有者の携帯ショートメールに2回目の契約確認のメール送信
(今回も電力会社からのショートメッセージを貸家所有者は迷惑メールと思って無視)

4月9日  電力会社から貸家所有者へ電話連絡して電気料金未払いを伝える

直後に電気料金を貸家所有者さんが支払ったが、先日約6000円の請求書が督促状として届き今回の対応となった。

クマ 「自分が最初に利用開始連絡した際に住所特定出来なかったのご存じですか?」

男性 「はい、その件も記録が残っております」

クマ 「その絡みで二重請求状態になってるんじゃないかと思ったんですけど」

男性 「いえ、そこから先は利用開始連絡された所有者さんの解約連絡を承る期間のご請求です」


クマ 「これって、新しい利用者として〇〇さん(入居者)が利用開始したんだから貸家オーナーの契約は自動的に終了するってことにならなかったんですか?」

男性 「はい、解約のご連絡を頂くまでは勝手に終了出来ないのですが、所有者様にはショートメッセージを送らせて頂いてはおりました」

クマ 「所有者さん、ご年配なのでショートメッセージ見ないし、自分だって迷惑メールだと思っちゃいますよ」

男性 「その後、お電話で確認取れたのですが、その前のご利用期間部分に関しての請求が今回の請求分なのです」

クマ 「その請求の対象期間を教えて頂けますかね?」

男性 「3月22日から4月8日分です」


クマ 「入居者さん3月7日から利用してるので以降の料金は入居者さんに請求するべき電気料金ですよね?」

男性 「はい、そうなるとは思いますが、あくまでも申請された内容でのご利用料金のご請求となっております」

クマ 「確認なんですけど、その期間分は入居者さん料金払って無いですよね?」


男性 「はい、4月9日以前は入居者様に請求しておりませんので」

クマ 「これ、入居者さん宛てに今から請求するって出来ないって感じ?」

男性 「左様でございます。 申し訳ございませんが、そのような対応は致しかねますので」

クマ 「わかりました、もう今回の6000円は当社で立替払いしたので入居者さんに請求しろってことですね」

男性 「申し訳ございませんが、当社からは請求できませんので・・・」


結局のところ、解約通知していないから新利用者に切り替わらなかったと言うオチでした。

何か昔は新入居者さんから利用開始連絡をすれば旧利用者が解約したことになった気がしますが、思い違いだったらしいです・・・

何れにしても、そう言う仕組みなのだから以後気をつけようと思いますが、うちの会社では近いうちに管理の基幹ソフト経由でリフォーム中の電気利用開始終了をコントロールできるようになるそうで、今回のやり取りも懐かしい話になることなのでしょう。

今回、電気料金の再請求の通知に関しては利用期間が書かれていない状態だったので、使用期間の明示された検針票を送付頂けることになったので、届いたら入居者さんに請求訪問してきます。


何とも大手の苦情処理担当者さんの対応は勉強になりましたが、電話が通じないとか遠回しに答えてくれない等、時間が掛かるって部分を改善して頂きたいところです。


ではまた明日


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