昨日は、収益物件の買い増しに熱心な社長さんのお供で山梨県まで物件確認に行って来ました。
この社長さん(70代後半)は、10年前くらいの太陽光発電がブームになった頃に、経営されている工場の広大な屋根を使って売電を始め、製造業の労働力で稼ぐ方法とは違う稼ぎ方に目覚めて太陽光用地だけでなく収益物件の購入を進めて来られた方です。
結果、多くの売買仲介に絡ませて頂き、アパート4棟、貸家1棟、事務所1棟、倉庫1棟の管理を頂いているお得意さんなのです。
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そんな感じなので、今回も物件購入の一環ではあるのですが、今までと少し違うのが、「富士山がよく見える物件」と言われ始めたことです。
今回は自分が運転手で、片道130kmと遠方なのでちょっと、早めに出発することにしました。
クマ 「山がお好きなのはわかりますけど、社長が住む訳じゃ無いんだから富士山の近くに買わなくても良いかと思いますけど」
社長 「そうだけどさ、今回の物件は事務所の上階にオーナールームがあって収益を得ながら別荘にもなるって感じだから」
クマ 「金額が安いって言われますけど、築50年で相当劣化して安いなら相当な費用掛ける事になりますし、取り壊しのこと考えると富士山見えるホテルに泊まった方が良いですよ」
社長 「安く出てるのをバリューアップして良い物件にするのが基本じゃないの? それなりの費用を掛ける覚悟は出来てるし、外から見た感じ十分に再生出来るレベルなんだから」
クマ 「グーグルのストリートビューで見たのと実物は違うと思いますよ」
社長 「いや、昨日実物見て来たから」
クマ 「え・・・ 現地へ行ったんですか?」
社長 「行って来たよ、外壁はそれなりに痛んでるけど思ってた通り富士山がバッチリ見える場所だったよ」
ホント行動力のある社長さんで、とりあえず外観だけ見に行かれて、社長さんの中では既に購入を決定しているとのことで、今回最終確認で内部を見学して買付を出したいとのことでした。
社長さんに「富士山見える別荘買った方が満足するんじゃないですか?」と言ったところ、「俺はそんな贅沢はしない」と、収益が入らない物件などは自分の主義では無いとのことでしたが、恐らく維持管理系の修理と将来の取り壊し費用まで入れると買値の3倍以上のお金が掛かることでしょう。
しかも、事務所部分の3フロアにテナント付けが出来るエリアなのか微妙なのも引っかかります。
別荘の方が贅沢じゃないかも知れません・・・
埼玉から山梨へは、圏央道が開通したお陰で行きやすくなったのですが、それでも高速で2時間掛かる感じです。
最初の1時間くらいは順調だったのですが、途中で事故があったようで渋滞が始まりました。
クマ 「なんか全然動かなくなりましたね」
社長 「こう言う時ってトイレに行きたくなるんだけど我慢しないとダメだよな」
クマ 「・・・ もしかして我慢してます?」
社長 「年取ると我慢出来なくなるんだけど我慢してみるよ」
何とも嫌な予感がしたので、最寄りの出口から高速を降りてコンビニへ直行。
危ないところでした
以降、下道コースで渋滞区間を避けて、予定時間より1時間プラスの3時間で現地へ到着。
ここから先、たくさんの物件写真を撮影させて頂いたのですが、まだ購入するかやめるか不明の段階なので、景色の写真だけにしておきます。
金額には理由がある&維持管理の大切さ
を実感できる物件であったと思います。
社長のお見立て通り、物件から見える富士山は素晴らしく、天気が良い日にもう一度見てみたいと思いましたよ。
鍵を用意して頂いた地元業者さんも親切に欠点をお伝え頂いたことに感謝です。
このあと、結論を打ち合わせて先方の業者さんに伝えることになります。
どうなりますかね・・・
ではまた明日
業者さんですと地場の業者に修理等発注なんでしょうね。
やっぱり値段相応なんでしょうね…
富士山はたまーに見るから感動するのもあるでしょうね・・・
タワマンの夜景と同じかも?