昨日は自分的に一番忙しい日だった気がする・・・

いろんな案件が集中していることに加えて突発的な対応が必要となることが重なってしまった感じになりましたが、自分の場合は全てデスクワークなので、肉体的な辛さは無い感じなのが救いでしょう。




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一昔前は突発的に漏水対応したり不具合が発生した現場に行くことがありましたが、デスクワークでの緊急対応と言うのはブログネタに出来ないと言う残念さがあります。

前日にあった出来事を日記的に書いているブログなので、あまり昔のことを書くのは「とれたての新鮮さが無くなる」ように感じてしまいますが、考えてみればそうやって書かないで封印した昔話が結構あるものです。

今日はその時の強烈なボカシブログの中身を書いて見たいと思います。


74749a5e今から7年以上前、警察や暴力追放センターへ相談に行ったと言うブログ記事を書いていたことがありました。

今見ると当時としては書けるギリギリの記事になっている感じが良くわかります。

この時は外形的にも言動的にもその筋の方と判断できる相手から自分の関わっているオーナーさん(70代男性)が脅されていた案件でした。






治療費と休業補償を要求する交通事故では無い事故系のトラブルでしたが、とにかく迅速な対応要求をぶつけて来て、考える隙を与えないと言うのがカウントダウンテクニックだったのでしょう。

更に詳細を書くとオーナーさんに悪いので書きませんが、賃貸管理上の問題では無くビジネス上での事故案件でした。

当然ながら「弁護士先生を紹介するので法的に対応しましょう」とオーナーさんに勧めたのですが、トラブル(事故)の発生が金曜日の夜で、土日が弁護士先生が定休日。

携帯番号を知っている先生に電話して、対応を引き受けてくれるようお願いしたところ、「そちらの関係は専門でやってる先生がいるから探してみて」と言われ断られたのでネットで情報収集したところ、土日休み&費用が高そうな感じで、トラブル相手が最初に要求してきた「月曜日の13時に医者の診断に立ち会え」との希望に間に合いそうも無く、「クマさん頼むから一緒に来てくれ」と言われてトラブル相手と会う前の午前中に警察と暴追センターへ行ったのでした。


815895bf警察署では、「脅されたり暴行されたら110番して下さい」と言われた感じですが、これは過去にも同じ様に言われたことがあるので想定内でした。
その点、暴力追放センターさんの方は「お宅が悪い」・「本当に悪いのでしょうか?」・「悪い証拠を出すから誠意をみせて欲しい」・「具体的に言われないとわかりません」・「○○を○○すれば話は終わる」なんて感じでトラブル相手が言いそうなことの返答例を教えてくれて大変心強かったです。




まぁ 一人で行ったら相手のペースに乗らされてしまうのがオチですので、自分はオーナーさんが雇っているスタッフと言うことでトラブル相手の指定先へ同行しました。

当初は、一人で来なかったことに激怒して弁護士を間に挟んで交渉すると主張されたので「そうして下さい」と答えたところ、態度が変わり、なぜか畏まった態度になって診断書を出すために病院へ。

個人病院だったのですが、ここの待合室でのトラブル相手の雰囲気や態度が悪かったことで、院長先生に「お引き取り下さい」と言われてしまうと言う一悶着もあった感じで、とにかく威圧感が凄い相手でした。

いろいろ書くと長くなるので結論を言うと先方の要求は「事故のせいで視力が低下した」→
「後遺症が残るかもしれない」→「仕事を休業せざるを得ない」→「そのせいで大きな取引先からの仕事が無くなる」→「下請けに影響が出て倒産するかも」→「その損害を全て払ってもらう」と言う内容をリアルな物語として語ってくる感じでした。

院長先生に頼み込んで診察を終え、診断書を出してもらった帰りにファミレスで打ち合わせ。

「俺としては会社を潰す訳にはいかないから〇〇万円払ってくれるなら示談してやるよ」

最初からそれが目的だろうと思いましたし、こうやって文字で読むと「そんなの突っぱねてしまえ」となるのでしょうけど、演技力と見た目の迫力に押されてオーナーさんは相手の要求内容で集結を望む雰囲気になりました。

「申し訳ないけど今は返答できません」と、一方的に平行線にしてその場を脱出。

「期限は水曜までだ! それ以上待たせたら弁護士使って一生かかって徹底的に責任追求する!」

と、もの凄い迫力で言われた言葉が頭から離れません。

帰りの車の中でオーナーさんと今後の事を話し合いました。

クマ 「やっぱり金目的のゆすり屋ですよ、こちらも弁護士先生頼んで争いましょう」

オーナー 「いや、あんな人に関わるのは嫌だし〇〇万円で終われるならその方が良いよ」

クマ 「あの人、常習犯だと思いますよ、人の弱みにつけ込んでお金取ってる仕事なんですよ」

オーナー 「ケガをさせたってのが本当なら、こっちが悪いんだから示談するって言ってるうちに終わらせたいよ」

クマ 「お医者さんの診断書は示談金払ったら渡すって言ってましたけど、そう簡単に視力が落ちたとか証明できるものか疑問ですよね?」


オーナー 「あのお医者さん怖いから診断したくないって言ってきたくらいだから、大げさに書かされたとかあるかも知れない・・・」

結局、自分は反対したのですがオーナーさんは「こんな思いをするのは辛いから」とお金を払って終わらせることを選びました。


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そして、約束期限の水曜日
再度指定されたファミレスにて「以後一切責任追及もせず関わりを持たない」との一筆を書いてもらい診断書と現金を引き換えに物語は終わりました。

「お昼も一緒に食べようよ」
・・・
目的を達成した喜びから相手は上機嫌だったのでしょう。




当然ながらお断りして帰りましたが、あの余裕の態度や言動、手回しの良さはゆすりの専門家だったのかと思います。


クマ 「診断書の中身を見ましょうよ」

オーナー 「いや、もう見たくも無いよ・・・ 家に帰ってからにしよう」


オーナーさんにしてみれば、交通事故とか災難系の出来事だったと思います。

ケガをしているとの主張だったのですが、見た感じ傷がある訳でもなく視力が落ちたと言う、本人にしかわからないような内容でしたので最初から疑っていました。

早く診断書の中身が見たいと思いながら片道2時間の運転が終了。

オーナーさん宅に到着して診断書を開けて見ると・・・

「視力低下の原因となるような外傷なし」


実に不愉快な経験でしたが、ここまでの思いをしてもブログに書けなかったと言うのが一番辛かったです


今後も日記ネタが書けない時には「書けなかったシリーズ」を書かせて頂きたいと思います。


ではまた明日


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