昨日は、一人暮らしの高齢者で、ご自分だけでは日常生活が困難になったAさん(80代男性)宅へ行ってきました。
過去の経緯は2日前の記事で書かせて頂いているので読んで頂ければと思いますが、今回の目的は社会福祉協議会の担当さんと一緒にAさんに施設入所を決心して頂くことと、強烈な汚部屋のゴミ撤去見積もりを取ることでした。
スミマセン、ブログに掲載する最初の写真がフェイスブックやツイッターの見出し写真になるので汚部屋写真を見出しにしないように花の写真にしました(笑)
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現地へ到着して、まずは社会福祉協議会の担当さんとアパート前で合流
クマ 「いろいろと買い物とか面倒見て頂いているようで、ほんと社協さんには感謝してますよ」
担当さん 「いえいえ、こう言う仕事ですので。 Aさんは施設に入る気になったり死ぬまでアパートから出ないって二転三転な感じなのですが、いつもクマさんの話が出てくるので一押しして頂ければと思ってます」
クマ 「そうですか、ここの自主管理大家さんからも汚部屋で不健康だし、部屋で亡くなられたりするのが怖いから何とか施設に行って欲しいって強くお願いされてる状態ですので」
時間よりも早かったので、ゴミ撤去を見積もる社長さんが到着する前に社協さんと一緒にAさんに挨拶しようと思い、玄関ドアを開けました。
数年前の状況を知っていますが、部屋の中は積ゴミ的には40センチ平均くらいでしたが、何と言うか雪で言えば踏み固めてある圧雪状態なので、圧ゴミ状態とでも言うのでしょうか、特殊な状態の部分が目立ちます。
玄関から部屋に行く通路は、除雪ならぬ除ゴミされていて通路が一応はある感じ・・・
担当さん 「Aさんおはようございます! 社協の〇〇です。今日はクマさんも一緒ですよ」
Aさん 「お〜 クマちゃん来たのか・・・ と、いうことは追い出しに来たってことか?」
クマ 「人聞きが悪いですねぇ 追い出し出来るなら苦労しませんよ、介護の認定が下りて良かったじゃないですか」
Aさん 「そうらしいね・・・ それより二人とも玄関ドア開けてたら寒いから部屋に入ってくれよ」
・・・
土足で構わないと言われたのは良かったのですが、部屋は暖房されていて空気が結構な感じになっていました。
クマ 「Aさんが入れる施設があったって事なんだけど、聞いてるでしょ?」
Aさん 「俺さ、目も見えないし腰も痛いし、80歳にもなって生活を変えたく無いんだよ」
クマ 「そう言うけど、買い物も社協さんにしてもらってるし、自分で生活出来ないんだから施設に行った方がいいって」
Aさん 「いや・・・ もうここで死ぬまで居させてもらいたい」
クマ 「ゴミの上で寝てるから腰も痛くなるし、医者に行かないから目も悪化しちゃったんですよ、施設に行ったら腰も目も改善すると思うんで行きましょうよ」
Aさん 「くまちゃんに言われると、その気になるんだけどさ、大丈夫かなぁ」
担当さん 「体験入所って制度があるので、2泊くらい行って風呂に入れてもらって施設の食事がどんなものか体験してきましょうよ」
Aさん 「そうか・・・ 俺、自分でお金いくら持ってるとかわからないよ」
担当さん 「年金と貯金も全て確認出来てますので全く心配しなくて良い状態ですよ」
Aさん 「このアパートのゴミ捨て費用とかお金掛かるだろ?」
クマ 「今ね、ゴミの撤去業者さんが来てくれたんで、見積もりしますね」
撤去屋さんの見積もりが終わり、後ほど見積金額が送られてくると思いますが、自分の感覚では40万円程度になると思ってます。
Aさん 「俺、滞納して無いなら良いんだけど、大家さんにお金で迷惑掛けてる状態は嫌だからさ」
クマ 「このアパートで亡くなったらお金以上に迷惑掛かっちゃうってことですよ」
Aさん 「そうか・・・ ゴミの撤去費用は貯金で払えるくらいあるかな?」
担当さん 「はい、結構貯まっていましたので問題無いと思いますよ」
Aさん 「あとは俺が引っ越す気になれば良いってことか」
クマ 「どう考えても今の生活より良くなるんだから、言われるがままに任せてみれば良いんですよ」
担当さん 「風呂に入れてくれるし、買い物で苦労しないで栄養管理された食事も用意されますし、フトンで寝られれば健康になるのは間違い無いですから」
Aさん 「そうか・・・ 腰も目も治したいし、なにより大家さんに迷惑だって言うなら言う通りに任せてみるかな」
自分は次の予定があり時間切れとなったのですが、このあと社会福祉協議会の担当さんは買い物代行をしてくれたそうです。
自分などはアパートに関わる話で線引き出来て割り切っていますが、社会福祉系のお仕事されている皆様の大変さが良くわかりました。
基本的には施設への引越を了承したような感じなのですが、二転三転が始まるのが自分のパターンなので、更なる対応が必要となると思っておきます。
この件も含めて、いろいろ案件が重なっている年末ですが、完結出来るまで頑張ります!
ではまた明日
いえ、お疲れさまでした。
>自分などはアパートに関わる話で線引き出来て割り切っていますが、
いえいえ、ここまで関われる方もなかなかいないと思いますが…。
Aさんが施設に入所して、少しでも健康を回復されて、
充実した生活を送れるようになると良いですね。
Aさんは、クマさんに背中を押してもらいたかったのだと思います。
それでは、また。