無管理に近い自主管理物件を管理受託して誰も住んでいない部屋に誰かが住んでいる話を先月書いていました。
今回の案件、他にもいろいろ珍しい状態になっていて発掘作業をしている気分になっています・・・
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で、結局この案件では入居者が「滞納しても督促されない」ことに味をしめて住み続けていたと判明。
大家さん(相続によりお身内に管轄が代わりました)と相談の上、「滞納金回収は諦めて部屋を明け渡してもらう」ことになりました。
この入居者(と言うか占有者?)たまに日雇いのバイトをして細々と暮らしている60代の男性で、見た感じ体が悪い訳でも無さそうですが、「お金が無くなったらバイトする」みたいな暮らしを繰り返している人なのでしょう。
そう言う生き方もあるものだと驚きましたが、ホントいろんな人がいるものです。
今時は失うものが無い「無敵の人」が起こす事件が報道されていますので、自分も担当している営業課N課長も、刃物を出して抵抗されるとか想定して挑発や油断しないように対応しています。
約束では8月末までに室内にある物を全部撤去して部屋を明け渡すことになっていて、9月初めに確認に行った際は、「もう少し片づけに時間が掛かる」と言われて期限を延長していました。

電気が通電していないので玄関ドアをノックします。
N課長 「〇〇さ〜ん 出て来て下さ〜い」
いつも、そんな感じで呼びかけてから30秒くらい間があってパンツ姿で出てくる感じですが、今回も同じでした。
男 「すみません、だいぶ片付いたのですが、まだ捨てる物が残っていまして」
N課長 「確かに片付いてきましたね、いつ完了できますか?」
男 「月曜日には何とかできると思います」
クマ 「〇〇さんね、曜日の感覚無いでしょ? 今日が日曜日なんだから月曜って言ったら明日ですよ」
男 「あっ・・・ 1週間後の月曜日で」
こんなやり取りをしましたが、この入居者さん、確かに部屋の荷物が半分以下になっていたので撤去作業をしている様子でした。
なので、最後までゴミを撤去させるのがとりあえずの目標です。

この手のアプリは昔からありましたが、結構精度が上がっていることに驚きます。
ただ、活舌が悪いとか聞き取れないと誤変換する感じが楽しめるものです。
・・・
まぁ 楽しんでいる場合ではありませんね(笑)
この案件に関しては片している様子がわかるので、最後まで撤去させようと思っています。
本日は、この案件の解決方法を含め、大規模にリフォームをしないといけない話もありますので大家さんと打合せしてきます。
今までが、亡くなった弟さんに任せっきりだったので、アパート経営はノータッチ状態。
最初からこのような出来事に遭遇されているので、相当辛い感じになられていると思います。
そこら辺、今後の話をじっくりと説明させて頂く予定です。
ではまた明日

どこに行くのでしょうか?
まさか、室内で天国に…