
紅葉シーズンだから混んでるかな?
なんて思って登山口に付きましたが、雨が降っていて観光の人はロープウェーで山頂駅まで登って景色の悪さで引き返したことでしょう。

登りが371m 下りが776m約4時間のコースです。
これがまた、遅いスタートになってしまって登山道入口の段階で11時12分に出発しました。
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しかも登り出すと雨と風が強くなってきている雰囲気に・・・
雨具無しで登っている人もいましたが、多分山頂に行く前に引き返すことになったと思います。

まぁ こう言う登りが無いと山頂へはたどり着かない訳です。

今回は、視界が20m程度なので道の脇にある植物が紅葉していると認識出来る程度なお天気。

現地の標識では75分と書いてあったので、自分の脚力が上達したのかと思ってしまいましたが、霧が薄くなった時に山頂が浮かび出てきました。
メガネの曇りを拭いて良く見ると更に奥の高い部分が山頂でした。

自分、トレッキングポールを持っていましたが荷物と一緒に地面に置いてから登ることをおススメします。
この頃には雨も風も強かったので、登らない選択をする勇気も必要だったかも知れません。

自分、登山時にはスマホのカメラと動画用のGoproカメラで撮影していますが、この時は動画で撮影していて編集の仕方がイマイチわからないので、変なサイズの静止画になっています。

これって道なのか?
みたいに川のようになっている場所とかもありましたが、数回ヤマレコのナビアプリに「予定ルートから外れている」と警告されて助けられましたが今時必須のアイテムですね。

本来であれば休憩地となるのでしょうけど、現在は建替え工事の予定らしくて誰もいないどころか立ち入り禁止です。
自分が通りかかった時間帯は霧につつまれて廃墟的な雰囲気でした。
リニューアルが待ち遠しいですね。

大昔からの登山コースなのかと思いますが、こう言う樹木が生い茂るコースは日が暮れる時間よりも前に暗くなるので注意が必要かと思います。
天気のせいもありましたが15時くらいでも何となく暗かったです。
そして15時頃に無事に下山。
4時間弱のコースでしたが、自分的には最初から雨具を装着しての経験が出来たと満足しています。
実は自分、安達太良山を登ったのは今回で2回目です。
これがまた40年くらい前の高校時代、部活が山岳部でして2年生の時に冬山訓練と称して登っています。
当時、スキー場の脇を延々と登り、先頭を交代しながらラッセル(誰も通っていない雪の上を歩く)して、ロープを使って滑落を止める訓練をして、くろがね小屋には止まらずテントに宿泊したとの断片記憶があります。
極寒の中でテントのポールが凍って外せなくなったこと、カップラーメンがあっと言う間に冷める経験と雪を見つめていたら目が見えなくなった(軽めの雪目現象)等、怖い思い出だけを憶えています。

今回、安達太良山の登山口に冬山登山者に向けた注意看板がありましたが、安達太良山は冬山登山のコースとしても有名な山だったのだと気がつきましたよ。
まぁ 自分は寒さに弱いので、昨日で今年の登り納めとなったことでしょう。
家に帰ってきて奥様から一言・・・
奥さん 「紅葉はキレイだった?」
クマ 「紅葉してたけど雨と霧で景色は見えなかったよ」
奥さん 「はぁ? そんな状態で登っても意味ないじゃない」
クマ 「そんな状態でも登ったってことで良い経験になったんだよ」
奥さん 「景色見る為に登ってるんじゃ無いの? 普通の人は景色が悪いってわかった段階で中止でしょ」
クマ 「晴れた日に山に登っても9割以上は転ばないように足元見てるんだよ、景色なんて1割も見てないんだから問題ないんだ」
奥さん 「・・・ 全然理解できないけど、変な理屈を考えて満足したことにしたのね」
クマ 「違うよ、ホントに大満足な山だったんだから登って良かったよ」
なんか説明が難しいのですが、登って下りての一歩一歩に満足する何かがあるのです。
まぁ 何事も自己満足が一番だと思っているタイプなので、ホントに満足していますよ

ではまた明日

山登りお疲れ様でした。うちの姉が以前ガイドになりたくて、それ系の専門に行っていたのを思い出します。
「岳」という映画を見てから、どうも登山に恐怖を覚え、行こうとは思えなくなってしまったのですが
とにかく「山=舐めてはいけない」というイメージばかりが先行しています。
クマさんの登山体験を聞いていると、まさに修行をされているようだなあと感じていますが
得るものがあったみたいで何よりでございました。
たくさんの写真を見て、わたしも登山した気分になってます。えっへん。