自分、売買でも賃貸でも社内問題でも重たい話には関わると言う立場で仕事しているのですが、結構胃が痛い話しになっているのが土地売買の過程で発覚した相続税延納に伴う抵当権の抹消に関わる案件・・・
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その際に10年近く前に発生した相続の際に延納手続きをして税務署(財務省)の抵当権を付けていたことで問題が発覚。
問題は、通常の取引であれば買主さんが売買の決済時に売買代金を払い、所有権移転登記と抵当権抹消を同時に行うところ、財務省さんは残債務の返済を確認した後に司法書士先生を使わずに抹消登記を職権で行うとのことで、買主さん側が短期間の問題とは言えリスクを負うことになると判明して「それでは困ります」と言われてしまった感じです。
簡単に言うと、司法書士さんに所有権移転と抵当権抹消を頼める通常の場合には「間違いなく同時に対応する手続きを承った」と言う保証されたような状態になるのですが、相手が財務省さんとは言え、「お金が先か抵当権抹消が先か」の問題で言えば「同時」が答えですので、買主さん側が「その状態は先にお金を払うことを意味するので同時と言えない」と主張されると話が進まなくなるのです。
で、そのことをクリアする為につなぎ融資を受けることにしたのですが、ネットで調べると凄く高い金利と手数料でなら貸してくれる金融機関があったのですが、極力費用は抑えたいところでした。

「26日(火)が売買契約日なので、その前に答えが欲しい」と伝えていましたが、そんな簡単に稟議が下りることは無いでしょう・・・
スケジュール的には契約後に開発許可を取ったりするので3月中の決済予定なのですが、財務省の抵当権はお金を入れればクリック一発と言われても抹消登記完了に3週間くらい掛かる訳で、余裕をもって決済の1ヶ月以上前には手続きを終わらせたいところです。
と、言うことでつなぎ融資の可否と借入条件が大変気になっていたところ、担当さんより「大至急で売主さんと打合せしたい」との申し入れがありました。
急遽、売主さん宅へ行き担当さんの説明を聞いたところ、かなりの好条件で融資承諾を頂いた感じです。
具体的には書かない方が良いと思いますのでやめておきますが、金利も手数料も大変ありがたい状態であったことに感謝です。
こんなにも早く答えを出して助けて頂いた恩は地主さんも自分達も忘れないことでしょう。
と、言うことでこの件ではゴミ置場の移設交渉が課題となりますので、頑張りたいと思います!
ではまた明日

民事でも揉めるのに、行政が絡むとなると、よほど締まっていかないとなァ。