自分が1年に渡り相続系のトラブルについてバックアップ的なサポートを続けて来た管理物件オーナーさん(70代女性)より電話が掛かってきました。
今回、お父様からの相続案件が一段落したのでお礼の電話だったのですが・・・
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オーナー 「ほんと今回はありがとうございました、無事にお金も振り込まれたし、相続した不動産の方も買い手が付きそうって連絡が来たんです」
クマ 「ほんと良かったです。不動産の方も売れるなら良いお正月が迎えられそうですね」
このオーナーさん、他県にお住まいで今回の相続で取得した不動産についてオーナーさんの知り合いの不動産会社が売却することになっています。
本当は自分が仲介で関わりたかったのですが、遠方なこともあり欲張らずに相談を聞く程度にしていました。
オーナー 「それで、不動産が売れてお金が入って来た後に私が死んじゃうと子供達が揉めるんじゃないかって心配があるのでクマさんに対策をお願いしたいのよ」
クマ 「ありがとうございます。 それならお子さん達も交えて打ち合わせからって感じですね」
オーナー 「いや、それがね・・・」
内容は書けませんが、お子様達と打合せでは無く、ご本人さん主導型で財産を分与したいとのご希望でした。
クマ 「わかりました、だけど今回の不動産売却の会社、相続専門の部署の人がいるって言ってましたよね?」
オーナー 「そうなんだけど、なんか売却の見込みが立ってから親身な感じが無くなってきて冷たい対応なのよ」
クマ 「基本的に不動産会社は売買が目的みたいな感じになることが多いので、うちの会社みたく管理することで長い付き合いを考える会社ばかりじゃ無いですからね」
オーナー 「あとね、担当の人に話しが長いし何を言いたいのかわからないって言われたのよ」
確かに、このオーナーさんは電話が来ると最低30分、長いと90分くらいお話しが続きます。
その内容の多くは「人間関係の解説」「過去の物語」「気持ちの問題」と言った感じで自分は昔からなので慣れていますが、恐らく通常の営業担当だったら時間の無駄と思ってしまうことでしょう。
クマ 「不動産会社も税理士さんも、自分に関係がある部分を聞きたいので、その他の話は不要って感じなんですよね」
オーナー 「そうよね・・・ いつも話が長くてごめんなさいね」
クマ 「いや、自分その部分に仕事としての価値があるって最近気が付いてきたんですよ」
オーナー 「えっ 余計な話しの部分から素早く要点を聞き出すってこと?」
クマ 「そうじゃなくて、余計な部分をまとめるテクニックを磨いて他の専門家に繋ぐ役割とかです」
相続系の話は特にですが、まずはその方の現状を分析することから始まります。
どのような家族構成で、相続人は誰で持っている現預金がいくらで持っている不動産の価値を評価して、相続税が課税されるなら対策して、と言ったのが通常の流れで、それぞれに不動産業者や税理士等の専門家が登場します。
そこら辺は具体的な分析と数字の世界です。
そうでは無く、依頼者さんの現状分析も兼ねて歴史や思いを深堀りして行くと言った、専門家が必要としない部分を真面目にまとめることに特化する仕事があれば依頼者さんも喜ぶことでしょう。
オーナー 「なるほどね、今回の件で不動産屋さんも税理士さんも冷たく感じたけど、クマさんの考えは素晴らしいですよ」
クマ 「それでエンディングノートの作成サポートが仕事になればと思ってきて、こんど研修に行ってくることにしたんです」
オーナー 「良いわねぇ・・・ それさ、私を第1号のお客さんにしてみてよ」
クマ 「それはありがたい、練習台になってくれれば自分も助かります」
オーナー 「私ほど話が長くてまとめにくい人は少ないと思うから、良いテクニックが身に付くんじゃないかしら」
クマ 「なるほど〜 じゃぁ 本気で練習材料にさせてもらいますので来月辺りに日を設けて訪問させてもらいます」
オーナー 「ちゃんとお金払うけど、おいくらかしら?」
クマ 「そこら辺も、これから考えるのでアドバイスしてください」
ヤル気があるだけでは仕事になりません。
問題は、売買や遺言書作成のオマケとかでは無い、その部分だけで対価を得ることなのでしょう。
この話し、結構本気で煮詰めようと思っています。
何事にも共通する重要な対応は現状分析。
その中で仕事にならない部分として省かれたり捨てられてしまう部分の価値を探る。
12年前に取り掛かり、1件だけで終了してしまった思い出まとめの仕事にも共通する意義のある仕事になりそうだと確信しています。
さて、突然ですが本日10日(火)の午後から会社が臨時休業となります。
これがまた社員研修で静岡県まで移動する予定です。
去年に引き続き今年も海が見える場所が良いとのことになりましてじっくりと研修?させて頂きます。
飲み過ぎても良いように泊りの研修になってます
クマ 「基本的に不動産会社は売買が目的みたいな感じになることが多いので、うちの会社みたく管理することで長い付き合いを考える会社ばかりじゃ無いですからね」
オーナー 「あとね、担当の人に話しが長いし何を言いたいのかわからないって言われたのよ」
確かに、このオーナーさんは電話が来ると最低30分、長いと90分くらいお話しが続きます。
その内容の多くは「人間関係の解説」「過去の物語」「気持ちの問題」と言った感じで自分は昔からなので慣れていますが、恐らく通常の営業担当だったら時間の無駄と思ってしまうことでしょう。
クマ 「不動産会社も税理士さんも、自分に関係がある部分を聞きたいので、その他の話は不要って感じなんですよね」
オーナー 「そうよね・・・ いつも話が長くてごめんなさいね」
クマ 「いや、自分その部分に仕事としての価値があるって最近気が付いてきたんですよ」
オーナー 「えっ 余計な話しの部分から素早く要点を聞き出すってこと?」
クマ 「そうじゃなくて、余計な部分をまとめるテクニックを磨いて他の専門家に繋ぐ役割とかです」
相続系の話は特にですが、まずはその方の現状を分析することから始まります。
どのような家族構成で、相続人は誰で持っている現預金がいくらで持っている不動産の価値を評価して、相続税が課税されるなら対策して、と言ったのが通常の流れで、それぞれに不動産業者や税理士等の専門家が登場します。
そこら辺は具体的な分析と数字の世界です。
そうでは無く、依頼者さんの現状分析も兼ねて歴史や思いを深堀りして行くと言った、専門家が必要としない部分を真面目にまとめることに特化する仕事があれば依頼者さんも喜ぶことでしょう。
オーナー 「なるほどね、今回の件で不動産屋さんも税理士さんも冷たく感じたけど、クマさんの考えは素晴らしいですよ」
クマ 「それでエンディングノートの作成サポートが仕事になればと思ってきて、こんど研修に行ってくることにしたんです」
オーナー 「良いわねぇ・・・ それさ、私を第1号のお客さんにしてみてよ」
クマ 「それはありがたい、練習台になってくれれば自分も助かります」
オーナー 「私ほど話が長くてまとめにくい人は少ないと思うから、良いテクニックが身に付くんじゃないかしら」
クマ 「なるほど〜 じゃぁ 本気で練習材料にさせてもらいますので来月辺りに日を設けて訪問させてもらいます」
オーナー 「ちゃんとお金払うけど、おいくらかしら?」
クマ 「そこら辺も、これから考えるのでアドバイスしてください」
ヤル気があるだけでは仕事になりません。
問題は、売買や遺言書作成のオマケとかでは無い、その部分だけで対価を得ることなのでしょう。
この話し、結構本気で煮詰めようと思っています。
何事にも共通する重要な対応は現状分析。
その中で仕事にならない部分として省かれたり捨てられてしまう部分の価値を探る。
12年前に取り掛かり、1件だけで終了してしまった思い出まとめの仕事にも共通する意義のある仕事になりそうだと確信しています。
さて、突然ですが本日10日(火)の午後から会社が臨時休業となります。
これがまた社員研修で静岡県まで移動する予定です。
去年に引き続き今年も海が見える場所が良いとのことになりましてじっくりと研修?させて頂きます。
飲み過ぎても良いように泊りの研修になってます
ではまた明日
長く頭の中で描いていたことが、実現しそうですね。
読んでいて私もワクワクします。
社員研修、楽しんでください(*^^*)