自分、仕事やプライベートで遭遇する出来事を20年に渡りブログとして書いています。
その中で、重たい話や変わった出来事があると「運・流れ・縁」なんて言葉を使って出来事の因果関係を具体的な理由から遠ざける習性があると思っています。
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何事においても原因があるから結果が表れるのでしょうけど、仮に原因がわかっても「以後気をつけよう」的なことにはなるけど、大切なのは「今後どうするか」と言う将来に向かっての対応となります。
今までの物語が終わり、新しい展開によって別の世界が始まる・・・
何を言っているのだと言う感じですが、数日前に高校時代の友人から会社に電話がかかってきました。

コピー機リースの組み換えとか人材募集のアドバイスしてあげるとかゴルフ会員権の売買とか、お宅の会社を買いたい企業がありますなんて話とか様々な感じです。
なので「社長さんお願いします」と言われた場合はセールス電話フィルターが掛かる仕組みです。
自分に用事があったり、一度でもお会いしている方は「社長さんいますか」とは言わず熊切さんとか熊切社長と名前を言って電話があるものですし、案件に関わっている方は携帯電話に直接電話が来るものなので結構判断出来るものです。
スタッフ 「〇〇さんと言う男性から社長宛てに電話が入ってますが、どうしましょう?」
クマ 「〇〇さん? 誰だろう・・・ 」
良くある苗字なので、過去に関わったお客さんの可能性もあるので電話に出てみました。
友人 「俺だよ〇〇〇〇、覚えてないか?」
フルネームを聞いて高校の同級生とわかりました。
クマ 「? お〜 覚えてるよ、何か声が違うな 今なにやってんの?」
友人 「何年も無職で家にいるんだけど、俺は昔からクマさんブログ読んでるからそっちのことは良くわかってるんだ」
クマ 「えっ 俺のブログ読んでたのか? 千葉から引越して以来会ってないから30年ぶりくらいだよね」
友人 「そうだな、それより大変なことになったんで助けてクマさんに電話したんだ」
クマ 「なんだ、何かあったの?」
友人 「俺んち覚えてる? あれが無くなっちゃったんだ」
クマ 「家を売っちゃったのか?」
友人 「違うんだ、昨日の朝に全部無くなった」
てっきり抵当権が実行されて追い出されたとか想像してしまいましたが、火事で全焼してしまったそうです・・・
クマ 「え〜 ・・・ 体の方は大丈夫だったのか?」
話しを聞くと、火元は隣家で朝の6時くらいに火が燃え移り建物2棟を全焼。
死傷者がいなかったのが不幸中の幸いでした。
クマ 「そっか、それは災難だったね・・・ 親御さんは?」
友人 「二人とも結構前に亡くなって、相続してずっと俺一人で家に住んでたんだよ」
クマ 「そうなのか・・・ だいぶ古い家だったけど火災保険入ってたか?」
友人 「親が入っていたのを継続で入ってたんだけど、保険が下りても建て直すにはどうするとか良くわからないから教えて欲しいんだ」
そんな話しだったのですが、その後いろいろ電話でヒアリングしたところ火災現場の解体撤去依頼もしないといけないし、現在の友人の生活環境から考えると再建築などせずに別の方向に進むための転機であると思うようになってきました。
クマ 「電話じゃ難しいから25日にそっち行って火災現場見せてもらってから今後の話を打ち合わせしょう」
友人 「そうか、今さ、区役所で用意してくれた住宅に避難してるんだけど火災現場の状況も見て解体業者の依頼とか保険会社とのやり取りとか教えてよ」
と、言うことで本日の午後、友人と打ち合わせしてきます。
友人は大量の書物を読み、クラッシック音楽のCDを大量に集めていてステレオにも凝っていて自作のPCなんかも作ってしまうマニアックな世界を持っている様子。
その全てが燃えてしまったので落ち込みようがハンパないことと想像できます。
友人の書いているブログもあるのですが、読書日記系とクラッシック音楽系の何れも自分のブログより古い2004年から継続している感じでした。
自分、高校時代からクラッシック音楽にハマり、当時洋楽系の音楽を聴いていた友人にクラッシック音楽の良さを力説していたと思い出しましたが、彼は大学生になってからクラッシック音楽にハマったとのこと。
止まっていた物語が突然復活した。
「保険金で家なんて建てないでUR賃貸に住みながらビジネスをやろう」
と、自分は考えますが、生活スタイルを変えることを想像もしていない状態でしょうから心のリハビリ的な準備と貯金を取り崩す生活スタイルからお金を増やして行く流れを作り出すことが必要だと思っています。
「時間だけはある」と言っているのが羨ましく思いますので、自分がやりたいビジネスを手伝ってもらうとかも選択肢になるのでしょうね。
「運」と「縁」があることを現実に体験させてくれる物語の始まり。
同じ、働いていない古貸家Aさんとダブるのですが、古貸家Aさんに関しては裁判所からの判決文を受け取らない状態を弁護士先生が対応してみるとのことですので、年内の自分の出番は無し。
友人の場合は同じ無職でも地頭の良さとマニアック過ぎる特化した知識がある感じです。
貯金に頼らず生活する術を身に付けさえすれば火災保険金をビジネスの軍資金とすることも出来ると言う恵まれた流れが来たと言うことでもあるのでしょう。
と、言うことでこれから30年ぶりの再会をしてきます!
ではまた明日

縁や運命ってやっぱりあると思います。会わなくなった人も、縁があれば必ずなにかの機会に再会すると思います。
ご友人の現在の状況からしたら楽しい再会ではないかもしれませんが、ぜひお力になってあげてください。
明日はゆっくり休んでください(*^^*)