きのうの午前中は、お世話になった不動産会社の社長さんのご自宅へ弔問。

仕事だけでなく飲み会にもたくさん誘って頂いたお陰で多くの同業者さんとのご縁を作ってくれた方でもあり、その都度「自分も頑張ろう」と刺激を頂いたものです。
心からの感謝とご冥福をお祈り申し上げます。
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亡くなった社長さんは自分と同学年だったこともあり、元気そうだったので亡くなるなど想像もしていなかった訳ですが、生きている人は必ず亡くなる時が来るものなのでしょう。
そのように考えるだけでも、この世に残っている仲間に「生きるとは何なのか」と言う課題を提供してくれていると感じます。
そのような現象は「人であることを考えさせる場面」で、大昔から未来に至るまで永遠と続く仕組みなのでしょうね。
そんな哲学的な話しとちょっと違いますが、残されたお身内が考えさせられて多くの場合悩むことになるのがパスワード問題です。
パソコンやスマホを使わない高齢者の場合は銀行のキャッシュカードの暗証番号程度かも知れませんが、今時はネットで様々な取引をしますのでパソコンを開くのにもパスワードを入力、ネットで買い物をする際にも別のパスワードが必要となりますし、サブスク契約等々1人で何種類もパスワードが存在していることでしょう。
先週参加したエンディングノートの作成セミナーでも、「パスワードをどうやって残された人に伝えるか?」と言う問題が大きな課題となっていました。
・パスワードをエンディングノートに書いて悪用されるリスク。
・パスワードがわからなくて残された家族が困ってしまうリスク。
これだと言う優れた答えがあれば教えて頂きたいものですが、一般的にはパスワードは他人に教えないのが大原則。

昔のマンガなどで出て来た抽象的な絵でヒントが掛かれた宝の地図にパスワードを記録したカプセルの隠し場所を書いておくとか・・・
まぁ 自宅以外にカプセル埋めるってのもリスクなので屋根裏とか床下に隠しておく?
何か冗談みたいな感じになってしまいますが、パスワードを預けられるくらい信用出来る相手がいても、自分が生きているうちには絶対にパスワードを見ないとかルールを守れるのか?
そのような話しこそ信用力の問題なのでしょう。
一つ教わったのがスクラッチシールの活用です。
コインでこするとシールが削れて文字が見えるようになると言うあれです。
月に1度とか年に1度とかシールを貼った紙を確認させてもらって中を見ていないか確認とかに使えるそうですが、その記号や数字が何の答えなのかを秘密にしておかないと危ないですね・・・

数か月前に遺言書作成支援で対応させてもらった際には思いつきませんでしたが、それが無難なような気がしています。
もっと良い方法をご存じの方は教えて下さい。
さて、朝から重たい話を書いてしまいましたが、人が亡くなると言うのは自然現象。
止められない話であれば、しっかり悲しんだ後に前向きに考えたいところです。
なんて言うのは簡単ですが、そうもなれないのが人なのでしょう・・・
実はこれから別件で管理物件オーナー様の告別式に参列してきます。
こちらもご年齢の差はありますが突然の出来事。
気温が低い今の時期は誰もが注意しないといけないのでしょうね。
心と生活が満ち足りて充実しているからこそ、哲学を思い起こせると考えます。