
いろいろあった気がしますが、大晦日になると勝手に過ぎ去った1年とも感じてしまう。
1日単位、月単位ではわからないような自らの成長や劣化も年単位だったらわかるかも知れません。
本日は2024年を振り返ってみます。
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自分の場合は365日(今年は366日)毎日欠かさず日記ブログを書いていたので何をやっていたのかが結構わかる感じです。
仕事に関しては毎年のように何らかの課題が出て来て乗り越えて来た感じですが、そちらに関しては「様々なパターンがあるものだ」程度の感想で完結してしまいます。
逆に過去に出来たことが出来なくなったり、失敗したと思うようなことがあると落ち込むものです。
まぁ プラスマイナスで言えば現状維持的だったのでしょう。
プライベートはどうだったか?

自分、熱しやすくて覚めやすい性格なので現在は別にやりたいことが出来て中断してしまったのですが、多分また復活する時が来るでしょう。
そして5月以降は山登りとお寺巡りに出かけました。

6月 日光白根山
7月 谷川岳
10月 安達太良山
11月 大菩薩嶺
と、新規で4座追加となりました。

実に有意義な趣味だと思っていますので、2025年も暖かくなったら登ってくることでしょう。
そして、いろいろ振り返ってみて特殊だったと思うのが突然思い立って、有名なお寺に泊まってみたくなったことです。

地獄とはこのような場所と言うイメージトレーニングのつもりで泊まらせて頂きました。
確かに地獄の風景と極端な硫黄の臭い、人は死ぬと恐山へ行くと言う伝承が人の平常心を壊すのでしょう。

曹洞宗の大本山であるお寺で、広大な建物を見学できるだけでもすごいのに宿泊できるとは。
こちらは恐山の雰囲気とは全く違う修業僧の厳しさが伝わる場所でした。

正直言ってお坊さんが何年も修行することを1泊2日だけ経験させて頂いた感じなので特別に何かを得たとは思っていませんが、座禅の最中に肩をパ〜ンと叩いてくれる警策の音と痛さが心に刻まれましたよ。

埼玉からだと東京へ出て新幹線で新大阪へ行って地下鉄乗って南海線に乗り換えて最後はケーブルカーに乗ってと移動だけで大変な場所でした。

部屋にテレビまでありましたので、観光的なお客さんが多いのかと思います。

今でも弘法大師空海様が奥の院の霊廟で瞑想を続けているとのことで、1200年もの間、食事が運ばれています。
偶然、お食事が運び出される時間に立ち会えたと言う貴重な経験が出来ました。

奥の院とは高野山の中にある全長約2kmの墓地群で、名だたる戦国大名や著名人等、20万基のお墓がある特別な場所です。

真っ暗な状態の片道2kmを、ところどころお墓や過去の伝承を解説してくれて1時間くらい掛けて歩きます。
まぁ 20人くらい一緒なので怖さはあまりありません。

これがまた、自分以外全員がバスで帰ってしまったので一人で灯篭と月明りを頼りに2km。

自分的にはとうとう幽霊に会える日が来たとドキドキしていましたが、最高の雰囲気にも関わらず幽霊に会えず出発地点まで戻りました。
自分には幽霊を見る力が無いのか幽霊などいないのかのどちらかなのでしょう。
そして4回目のお寺は比叡山延暦寺。
伝教大師最澄様により開かれたお寺で、宿坊に泊まりたかったのですが予約がいっぱいだったので宿泊は断念。
比叡山はバス、ロープウェイ、ケーブルカーと交通の便が良いので泊まらずに参拝するとなると純粋な観光となる・・・

電車で修学院駅まで行って街中を抜けてから登山開始。

埼玉から夜行バスで来たことで京都に到着した時点で疲れていた気がします。

山頂だけ登山としては微妙な感じがしましたが、登っている間は良い雰囲気だったと思います。

それでも工事している様子を見学出来たので貴重な時期だったのでしょう。
お昼ご飯を食べて下山ルートへ

昼間仕事して夜に夜行バスだったので登山するには体力的に辛かった・・・
それでも移動中に寝ることが出来る夜行バスは費用も時間効率も良いので観光だけの時に使おうと思いました。
こんな感じで振り返ると2024年はプライベートが充実していた気がします。
なんでお寺に泊まるなんて考えたのか?
あまり正直に言うとバカにされると思いますが、幽霊がいるのか確認したかったのです。
恐山菩提寺の院代さんの経験談では、「幽霊を見たいと思っても20年近い経験として1度も幽霊を見たことが無い」とのお話しでした。
しかしながら、恐山には亡くなった身内の霊に会いたいと思う「生きている人」が大勢訪れる。
自分的にはその部分が幽霊の存在に繋がると考えるようになりました。
脳で見る幽霊は、その場の雰囲気や夢が作り出す自分の脳の中だけの幻覚。
心で見える幽霊は、尊い世界に繋がっている他人とも共有できる何か。
世の中の大部分の幽霊は脳が雰囲気を元に作り出したタイプなのかと思います。
・・・
何か大晦日のブログで2024年を振り返ろうと思っていたのに変なこと書いてしまいました。
2024年は本日で終わり明日は新しい年となります。
今年1年ありがとうございました。
読者の皆様、良いお年をお迎えください。
ではまた明日

この時期、必ず聞かれるのは1年が早いって言葉ですけど、実際には色んな経験や体験をしていて、当然ながら費やしてる時間もとてつもない。では、なんで若い頃より早く感じるのか?老若男女、時間の流れは一定です。ここに空間と時間が生まれ、これらに一種の歪みがあるからなんでしょうが、アインシュタインは量子に歪みはありえないって行ったし、一方で歪みがあるからコンピューターの性能が向上するし、あぁ、人生不可解なり。まぁ、最後は明るく愉しく元気よく暮らせたらOKです。