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「余計なことになると困るので来ないで下さい」

と、古貸家Aさんの強制執行への同行を弁護士先生に拒まれたことを先月書いていました




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弁護士先生は大家さんや管理会社が来ることで余計なことになることを嫌って拒まれたのかと思います。

大家さんからは「Aさんは追いつめられると反抗的になり危険」と伝えてあったので、刺激しない様にとの判断をされてしまったのでしょう。

こちらとしては、今まで引越し先をキープしたりかなり手を差し伸べていましたし、Aさん自ら前向きになってくれた時期もあったのに、なぜか閉じこもってしまった過去の経緯からして「面倒なことはやらない」と言った感覚の強い人なのかと思っています。

なので、「裁判所で明け渡しの判決が出た」と伝えるだけでは何も変化が無く、「執行官が来ることになった」と伝えても無視している状況は想定内。

ちなみに郵便物はことごとく受取拒否なので、お母様に状況を伝えることで本人にも状況が伝わっていたことでしょう。


と、言うことで今回は本当に執行官が来たことで明け渡す気になることを期待しています。


そして昨日が強制執行の前段階にある「催告」の日でした。

事前に「大家さんの持っている鍵が開くか確認して欲しい」と弁護士さんに言われて確認したのが2週間前。

これがまたスリルある確認方法でした。

と、言うのもAさんは合鍵での入室を極端に拒絶している状態なので勝手に鍵を開けたりすると激怒すると想像出来ます。

一応、大家さんの持っている鍵の形状はAさん宅の鍵で間違いないとの事でしたが、Aさん自ら鍵屋さんに頼んで鍵を交換しているかも知れないからと言う理由で確認して欲しいとのことでした。

確認が難しければ最初から鍵屋さんを呼ぶので費用がプラスになるとのこと・・・

Aさんは、いつも玄関のそばで寝ていることまでは隙間からわかっているので部屋にいるAさんにバレない様に鍵の確認をするのは至難の業です・・・

大家 「何も言わずに鍵を開けて確認したら閉めればいいかな?」

クマ 「そうですね、そのくらいしても構わないと思いますけどAさん鍵を開けられるの異常に怒るので自分で鍵屋さん頼んで交換するかも知れませんね」

大家 「えっ そうしたら執行官が来た時に鍵屋さんの費用が掛かることになっちゃうよ」

クマ 「ですよね・・・  音を立てずに確認するようにチャレンジしてみます?」

大家 「えっ? そんなこと出来るならクマちゃんに頼むからやってみてよ」


PXL_20250222_021211127-EDITと、言うことで結局自分がチャレンジすることに・・・

大したテクニックでは無いのですが、ほとんどの鍵は鍵穴に鍵を入れて90度ひねると鍵が開きます。
しかし、45度くらいまでは微妙にカチッと行きません。

もし鍵が交換されていれば全く鍵をひねる事が出来ないことで正しい鍵か判断出来ます。





結局、大家さんの持っている鍵は正しい鍵だと判明。

昨日、強制執行の催告日を迎えました。

自分的には「鍵が開かなかった」と言われたらどうしようとドキドキしていましたが、きちんと開錠できたそうです。

自分も大家さんも催告の現場には来ない様にと言われていましたので、立ち合いをした弁護士さんより事後報告を受けました。

308執行官と立会人、大家さん側の弁護士さん、断行屋さん(荷物を運ぶ業者さん)の4人で入室。

Aさんは執行官の話に反応せず一切目線を合わせなかったそうです。

室内の撤去見積もりして強制執行の断行は4月7日との公示書を室内に貼り引き上げたとの結果になりました。






恐らくAさんは今までとは違う展開に驚いていると思いますので、今日あたりにお母さん経由でヘルプを求める連絡があるかも知れません。

もし連絡があっても、何も手伝えませんので冷たい最後になってしまうことが残念です。


どうなりますかね・・・


ではまた明日


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