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9221今月の初めに倉庫物件の解約に関して契約書に基づいて杓子定規な対応をしても良いのか?的な話を書いていました。

もちろん、原則は契約書で取り決めた条項の通りにして頂くことが貸主・借主の窓口となっている管理会社の役割であると思っている上での話しになります。





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貸主さんはご主人様からの相続があるまで不動産にノータッチな状態の70代の奥様。

管理会社としては今回借主側から出ていた「解約予告期間が長すぎるから明け渡しまでの家賃支払いと言う形で譲歩して欲しい」と言うお願いに対して、「そんなことは出来ませんから契約書の通りです」と形的には言い切っていました。

しかしながら当社が管理受託する以前の長い期間、亡くなったご主人(元貸主)さんと借主さんで直接やり取りしていた自主管理時代の人間関係を考慮して欲しいとの話が出て来て、何となく突っぱね過ぎると揉める予感がしたので、解約にならない別物件のこともあり貸主である奥様に相談していました。

「良くわからないのでお宅に任せますよ」

と、貸主である奥様は言われましたが、こう言うパターンは何か問題が発生すると「管理会社が決めた」と言われてしまう元なのです。

なので、「良い機会だから息子さんも交えてこの件を打ち合わせしましょう」と申し出て昨日の打ち合わせとなったのでした。

ちなみに同居されていないので、月に1度か2度の日曜日とのことで間が空いてしまった感じです。

息子さんと書くと子供って感じに思えてしまいますが、自分と同世代くらいの方で、今回同席頂いた感じでは論理的で契約内容に対しても判断力も鋭く、こちらの話をしっかり聞かれた上で答えを出して頂くことが出来ました。


今回の奥様もそうですが、不動産に関する窓口をご主人様が全て行っている状態での相続の場合、いきなり前準備なく大家さんになることで、かなり混乱します。

特に世帯数の多い居住用物件などでは給湯器が壊れたとかエアコンが壊れたとか、お金が掛ることに対して管理会社から連絡が入り、「よくわからないから任せます」と管理会社に答えて確定申告の時期になり大金が動いていると実感されて「もう賃貸経営なんて無理」とお子様に相談される。

お子様は年齢的にお母様からの承継者となるのですが、直前にお母様から「やってられない」とか「結構なお金を払った」的な悪いイメージを伝えられていることもあり、「管理会社に騙されてる」と言う意識が膨らんでいるなんてこともある訳です。

そこら辺からは、「俺の友達に不動産屋やってるのがいるから管理会社変えよう」とか「テレビコマーシャルしてる大手の不動産会社に任せて売っちゃおう」なんて話に繋がることがあるのです・・・


と、言うことで自分的には「あるあるパターン」にならないように次世代の方とも密接にしておくことが大切なのだと実体験から強く感じている次第ですよ。


9223打合せでは積極的に意見を言って頂き、ご判断を頂けました。
これからも何か課題が出来た際に打ち合わせに加わって頂けることでしょう。

今回は雑談名人のN部長も同席していたので真面目な話だけでなく、昔地元にあった飲食店ネタで盛り上げてくれて実に良い流れが出来たと思っています。








さて、本日はシーエフネッツの加盟店会議の日です。

今から電車乗って鎌倉市まで移動します!


ではまた明日


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