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少し前に売却相談を受けた市街化調整区域内の雑種地の件を書いていました。


11243当初は建物が建築出来るかの調査に始まって人的要件をクリア出来れば建築可能とわかり、次の問題として浄化槽を設置した際の排水場所について調査したところ、前面道路のL字側溝には排水出来ないとわかり農業用水の悪水(排水)用集水桝が土地に隣接していることが判明。

結果としては、排水不可と判明したのですが、別途大昔から隣地の田んぼ所有者との取り決めがあるらしいとの話が持ち上がったのでした。






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この件、今月に入って3記事程書いているので参照して頂ければと思います。

11月3日 「奥の家の田んぼの為に通水する部分があると思う」と地主さんに言われた。

11月8日 「用水か悪水(排水)か不明&細かい話は当事者同士で」と土地改良区に言われた。

11月9日 江戸時代からの取決めが口伝されていると推定できるので隣地所有者と協議を検討。



11244こんな感じで、浄化槽の排水に関しては物件の買主さんが市道を掘削して道路の反対側にあるU字側溝に排水するしかないとの結論に至ったのですが、今度は奥の田んぼ所有者との「大昔からの取決めをどうするのか?」が問題となりました。

現地を見る限り、農業用水管轄の集水桝から給水されているのか田んぼからの排水があるのかも不明。






11246この売却対象地に田んぼへの給水があったり田んぼからの排水があったら小川になるはずなのですが、売主さんは過去にそのような様子を見たことが無いとのこと。
ちなみに奥の田んぼは約800坪あって、土地改良区で調査しても給水路と排水路が不明でした。

ただ、ポンプ小屋らしき施設があるので給水は汲み上げなのだと推定出来ます。
←小川の想像図です。



結局のところは土地改良区で言われた通り、隣地と当事者同士で解決するべき問題なので売主さんから隣地田んぼの地主さんに下話しをしてもらい、確認しに行くことにしていました。

売主さん的には
・通水又は排水することが大昔からの約束だと言われたら仕方ない
・隣同士なので揉め事は困る
・田んぼの地主さんは高齢で農業を続けるかは不明

当社としては
・売る際に余計な権利があるとかデメリット
・田んぼを使わないなら取決めも解消するべき
・今まで田んぼとして使えていたなら通水や排水の主張はそもそも不要では?

と、思っていました。


で、昨日売主さんと自分とN部長で隣地田んぼの地主さんと現地で顔合わせが行われました。

地主さんは80代の男性で、売主さんの情報では無口で筋を通すタイプでとのこと。

余計なことを言って怒らせないようにしないといけません・・・


売主 「土地を持て余してしまいまして、売ることにしたんですけど、その土地の件で不動産屋さんから確認が入ったのでよろしくお願いします」

N部長 「突然で、すみませんね 今回売ろうと思っている〇〇さんの田んぼへ水を給水するか排水するかの取決めがあるって伺ったので確認したかったんです」

地主 「大昔にそんな話があったんだけど、結局のところ勾配の関係だか何だかで実現できなかった」


この田んぼ、売却予定地側からか低い位置にありまして、高低差で考えると給水なら理解出来るのですが勾配の関係と言うことは田んぼの水を排水する目的で計画されていた話しなのかと思いました。

N部長 「田んぼの水を今回の売却予定地を通って道路側の集水桝に流すって高低差で無理ですよね・・・」

地主 「そう言う話しだったんだけど結局実現しなかった」

クマ 「今も田んぼやられていると思いますけど、土地改良区で調べたら用水からの給水も悪水(排水)も無い感じでしたけど、どうされているんですか?」

地主 「田んぼは井戸の水を汲み上げているんだよ、年によって水位が足りなかったら、中止してる」


地主さん、他にも結構な面積の田んぼがあるし、ご年齢的に無理する感じでは無いので井戸水の様子で判断しているとのことでした。


11245ポンプ小屋の中を拝見させて頂きました。

小屋にしている理由は大きな井戸があるので、きちんと鍵がかかるようにしている感じなのでしょう。

フタの無い井戸ってのは怖いものです・・・






クマ 「給水は井戸ってのはわかったのですが、排水先が無いですよね?」

地主 「ここね、何日も放置すると水が引くから悪水路は使っていないんだ」


「で、あれば取決めも不要ですね」

と、言いたかったのですが、今回は人間関係を作る第一歩の顔合わせの機会です。

80代とのことで、今後も農業を続けるご子息がいるのか確認したところ・・・

地主 「息子がいるんで、一応は農業やってくれることになってるよ」

N部長 「そうなんですか、それなら安心ですね。 また別の機会に取決めの確認で伺おうと思いますので、その際はよろしくお願いします」




売主さんとしては、近所同士なので揉めたく無いとのご意向。

ここら辺、息子さんとの関係もわからない状態で取決めを無かったことにすると後で揉める元になるかも知れません。



とりあえず様子がわかったところで、いろいろ検討してから次のステップに移ろうと思います。


さて、本日は大き目の土地の売買契約があります。

こちらは長い間、月極駐車場として管理させて頂いていた土地を相続されたご子息様からの依頼での売却を任せて頂くこととなりました。

ほんとご縁に感謝です。




ではまた明日


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