1年ちょっと前はドローンを飛ばして楽しませてもらっていた建物。この時はその後に大変過ぎる出来事が待っているとは想像もしていなかったのですが、昨日はこの建物に関しての節目の日となりました。
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あまり詳しい事を書くのはやめておきますが、延床面積200坪強の賃貸管理物件での難易度の高い用途変更の承認が下りました。
これがまた、専門家チームに任せてトータル10ヶ月。
この、「答えを待つ」と言う期間がどのくらいなのか最初からわかっていれば良かったのですが手探り状態で、「まだダメなの?」の繰り返しに思えた感じです。
ただ、当初AIに具体的な内容を入れて聞いてみた際には「許可まで1年は見ておいた方が良い」との回答でしたので、AIの回答が合っていたと言うことでもあるのでしょう。
難易度が高いって理由は検査済証が無い建物だから・・・
まず出だしは「この建物が適法に建築されているのか証明して下さい」から始まりました。
「平成初期の築とは言え、建築確認を受けて建築しているのだから適法でしょ?」
と、思ってしまいますが、これがまた当時は検査済証を受ける為の完了検査をしないことが多かったらしくて、世の中には検査済証が無い建物が結構存在しているそうです。
そのお陰で、国土交通省が定めるガイドラインに基づいて現況を元に構造計算し直したり様々な証明をして「当時の法律に適合している」と言う適合証明を取ることから始まりました。
「設計図書が揃っているんだから問題無いでしょ?」
これがまた「その設計図書と建物が同じ構造なのか証明して下さい」と言われてしまい苦戦・・・
当初は民間の指定確認検査機関に持ち込もうとしたのですが、検査済証なし建物のガイドラインが2025年の4月に新制度に移行したそうで、対応出来ないと言われて構造計算や用途変更に強いと言われている建築士先生に依頼。
令和7年8月 建物賃貸借契約締結
令和7年9月から 市役所の担当部署と協議を重ねて構造計算その他法令上の課題を絞り出す。
令和7年12月中旬 3ケ月の準備と協議の結果、市役所で適合証明申請受付
令和8年1月初旬 市役所から適合証明取得
ここでやっと、用途変更申請に移行できる状態になりました。
しかしながら、建物の使い道変更に伴ってエレベーターやスプリンクラー設備等の新設も含めて設計し直して、現在の最新法令や条例に準拠させると言うことでの難しさも加わり役所の担当さんも建築主事との協議で苦労されていた感じで従前から用意していた申請書類に対しての注文多数。
令和8年1月中旬 市役所で用途変更申請受付
これがまた、最新の法令にあった適法性を守る為に追加するべきものと、少しでも建物をいじると全体に影響することで図面変更の度に更なる計算のし直しとなることの繰り返し・・・
建築主事さんの最終チェックを通過した後に消防法に基づく消防同意をクリアするまでに5ヶ月
令和8年6月15日 用途変更の確認済証交付
申請から5ヶ月での承認となったのですが、トータルすれば10ヶ月。
借主さんのサポートを続けてきた当社のN部長は、建築士さんや今後行われる工事業者さんとの連絡係をしていたことで、ストレスMAX状態になっていたので泣いて喜んでいました。
「お疲れ様」と言えるのは工事完了後となりますが、大きな関門を通過したことは喜ばしい限りです。
今後は大急ぎでの工事施工の段階となりますので、また別の苦労が待っています。
このストレスは間違いなくN部長の経験値の上昇として跳ね返ってくることでしょうね。
ではまた明日











なんか、やりきった感あります。