昨日、「人の死の告知に関するガイドラインについて(自然死の場合)」と言う題名でのアンケートをブログに掲載させて頂きました。
実は1か月後に事故物件への対応系の座談会企画にお呼ばれしていまして、賃貸物件の募集や管理に関わる皆様のご意見をお聞かせ頂きたいと思った次第です。
早速、1日も経たないで70人以上の方に投票を頂いておりまして心より感謝致します。
座談会まで1か月の間に寄せられたご意見を分析させて頂きたく思っておりますので、引き続きよろしくお願い致します!
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このアンケート機能ですが、人気ブログランキングのアンケートシステムを使っていまして、説明書きが120文字までとなっていたり、あまりカスタマイズが出来ない感じでして、もう少しいろいろ書きたかった感じです。
もっとも、あまり詰め込み過ぎてもわかりにくくなりそうなので、今回はシンプルに自然死での告知についての質問にしています。
詳しい趣旨は昨日のブログ記事もご参考頂ければと思っておりますが、この問題はせっかく国交省さんでガイドラインを作って頂いたのに現場最前線では「告げなくても良い事項に該当するから告げない」とバッサリと割り切ることに抵抗を感じると言った「倫理観的な部分についての葛藤」があると思えたのでアンケートで聞いてみたいと言う趣旨のものです。
まぁ 「告げてはいけない」くらいの強制力のある法律ができた訳では無いので、ある意味自主判断のような感じになっている訳ですが、賃貸物件オーナーさんや管理会社の立場としては「いつまでも過去の事を言われ続けるのはおかしい」と思うものです。
![73538594](https://livedoor.blogimg.jp/kuma3241/imgs/7/8/78f2985b-s.jpg)
自然死(特殊清掃なし)の場合は原則として告知不要。
その他の死(特殊清掃した自然死や自殺等)の場合は概ね3年間は告知(賃貸の場合)。
と言った感じで、自然死は告知しなくて良い&自然死以外でも3年経てば告知しなくて良いと言う内容になっています。
「告知しなくても良い事案だから触れなくていいでしょ」
先日、特殊清掃が必要であった孤独死案件で、きちんと告知をして借りてくれた入居者さんの解約がありました。
この物件は当初発見まで3か月経過していたので、部屋の傷みが酷く大規模なリニューアル工事を行って過去の雰囲気を消した明るい雰囲気の物件になってから客付けをしていました。
当然ながら告知をして客付けしたのですが、告知をしても過去の平成初期からの賃料よりは高くなり、リニューアルした物件としては相場的に安い程度の賃料を設定。
今回退去された入居者さんは告知内容を理解されて5年近く入居されての解約です。
クマ 「思いっきりリニューアルしてあるんだし、ガイドラインに則って3年以上経過しているんだから告知不要でいいでしょ」
スタッフ 「お客さん案内して過去に亡くなったとか無いですかって聞かれたらどうしましょう?」
クマ 「・・・ 知ってるのに嘘をつく訳にはにはいかないから言うべきでしょ」
スタッフ 「部屋を案内して気にいってくれて契約している時に言われたら話が壊れると思いますよ」
クマ 「まぁ 前の人が5年も住んで幽霊が出たりしなかったんでしょ?」
スタッフ 「そう言う問題では無いと思いますけど・・・ 喜んで部屋を決めてくれた入居者さんに悪いし恨まれたく無いですよ」
クマ 「だよねぇ でも告知すると入居したく無くなって賃料に影響するだろうね・・・」
自分も接客をする営業スタッフのお客さんに悪いと言う気持ちは良くわかります。
結局のところ、オーナーさんとも相談して、ポータルサイトや図面には告知の件は書かず(ガイドラインでは告知が不要とされていますので)店頭に来て興味を示した方に
・過去に自然死に該当することがあった。
・その際には大規模にリニューアルした。
・その事をお伝えして入居者さんが約5年住んでくれた。
・国交省のガイドラインでは告知不要となっているので告げなくても良いが告げます。
と、言う扱いにしようとのことになり、先日その形でも新しい入居者さんが決まりました。
もっとも、この案件は過去の出来事の際に近隣に知れ渡ったことも影響していますし、オーナーさんの判断も大きいと感じるのでケースバイケースではあると思っています。
自分は令和3年の10月のガイドライン策定時には、ガイドラインの通りに出来る世の中の流れになると思っていたタイプなのですが、発表から3年経った現在、そのようなことが課題になっているのです。先日、特殊清掃が必要であった孤独死案件で、きちんと告知をして借りてくれた入居者さんの解約がありました。
この物件は当初発見まで3か月経過していたので、部屋の傷みが酷く大規模なリニューアル工事を行って過去の雰囲気を消した明るい雰囲気の物件になってから客付けをしていました。
当然ながら告知をして客付けしたのですが、告知をしても過去の平成初期からの賃料よりは高くなり、リニューアルした物件としては相場的に安い程度の賃料を設定。
今回退去された入居者さんは告知内容を理解されて5年近く入居されての解約です。
クマ 「思いっきりリニューアルしてあるんだし、ガイドラインに則って3年以上経過しているんだから告知不要でいいでしょ」
スタッフ 「お客さん案内して過去に亡くなったとか無いですかって聞かれたらどうしましょう?」
クマ 「・・・ 知ってるのに嘘をつく訳にはにはいかないから言うべきでしょ」
スタッフ 「部屋を案内して気にいってくれて契約している時に言われたら話が壊れると思いますよ」
クマ 「まぁ 前の人が5年も住んで幽霊が出たりしなかったんでしょ?」
スタッフ 「そう言う問題では無いと思いますけど・・・ 喜んで部屋を決めてくれた入居者さんに悪いし恨まれたく無いですよ」
クマ 「だよねぇ でも告知すると入居したく無くなって賃料に影響するだろうね・・・」
自分も接客をする営業スタッフのお客さんに悪いと言う気持ちは良くわかります。
結局のところ、オーナーさんとも相談して、ポータルサイトや図面には告知の件は書かず(ガイドラインでは告知が不要とされていますので)店頭に来て興味を示した方に
・過去に自然死に該当することがあった。
・その際には大規模にリニューアルした。
・その事をお伝えして入居者さんが約5年住んでくれた。
・国交省のガイドラインでは告知不要となっているので告げなくても良いが告げます。
と、言う扱いにしようとのことになり、先日その形でも新しい入居者さんが決まりました。
もっとも、この案件は過去の出来事の際に近隣に知れ渡ったことも影響していますし、オーナーさんの判断も大きいと感じるのでケースバイケースではあると思っています。
と、言うことで本日もアンケートを掲載させて頂きます。
ぜひ、まだ投票されていない方のご意見をお願いします。
投票された後には皆様からの投票結果が確認できます。
※恐縮ですが今回は物件オーナー様又は管理会社・仲介会社様のご参加でお願いします。
よろしくお願い致します!
ではまた明日
![](https://parts.blog.livedoor.jp/img/emoji/1/ic_p_hand.gif)