賃貸管理クレーム日記

2005年より続いている賃貸管理担当者による日記です。 賃貸管理の他に売買、相続案件の対処等々いろいろ経験中。 人間ドラマ連続のブログ記事には同じような状況の方も多くいらっしゃることでしょう。 日記の枠を超えた考えさせられる物語を毎日更新でお届けしています。

賃貸系クレーム

いろいろありますね・・・

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マンションの1階から3階まで縦一列トイレが使えなくなった。

と、管理スタッフより報告がありました。

自主管理オーナーさんの物件ですが、9年前に当社の仲介で購入頂いた経緯がありまして、うちの管理課スタッフも修理関係で出動することがあります。

トイレが詰まった程度であれば最悪でも水道系業者さん呼んで復旧する感じですが、今回は重症で地中にある下水配管が破損している可能性が高いとのこと・・・



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すでに高圧洗浄業者さんのレベルでは無くなっているとのことでオーナーさん側で工事が出来る業者にあたっているそうですが、1階部分の床や地盤に穴を開ける大掛かりな工事に入るとのこと。

その間、入居者さんには災害用のトイレを配布してご利用頂くようお願いしたとのことですが、簡易トイレはその都度処理が必要となり入居者さんには相当なご迷惑と負担をかけてしまう状態です。

普段、何も考えずに使っている水洗トイレの重要性が良くわかる出来事ですが、一日も早く復旧完了することを祈ります。




昨日は風が強く、店頭に立てているノボリ旗が倒れる等、結構な風力があった感じです。

季節の変わり目になると強風が吹くと言う感じだとしたら木枯らしだったのでしょうか?


「干していた布団が強風で下の階のバルコニーの中に入ってしまった」との連絡もありました。

下の階の方が在宅されていれば良かったのですが、ご不在とのこと。

11042バルコニーをよじ登れば外から取ることも出来るのでしょうけど、お行儀が悪い感じなので許可を取りたいと律儀なお願いでした。

当社のスタッフより1階の入居者さんの携帯に電話しましたが、お出になりません・・・


多分、勝手に取っても文句は言われない気がしますが、「よじ登って取っていいです」とも「当社が回収しますよ」とも言えないのが微妙な立場です。







管理の仕事もいろいろありますが、突発的な対応が多いってのが特徴なのでしょうね。



さて本日は午前中に打ち合わせがあり、午後からは市役所等で調査に行って来ます。


明日が定休日で天気も良さそうなので久しぶりに山登りに行きたいとか考えていますが、8月の終わりに登山計画していた磐梯山の気温を調べると冬になってしまった様子です。

シーズンを逃してしまったのか、最後のチャンスなのか・・・

まぁ 熊も怖いのでやめておくとして、モビリティーショーでも行こうかと考えてます。


とにかく気分転換したいと言う気持ちが強い感じですが、どうなりますかね・・



ではまた明日


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ありがとうございました。

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10313きのうは大手管理会社さんの社内研修で語らせて頂きました。
管理戸数も社員さんの人数も桁違いな会社さんなので、自分が教えるなんて恐れ多い・・・

と、思いながらも今年で5回目の講演。

呼んで頂けることに感謝です。




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過去には物的トラブル対応から騒音、汚部屋対応、カスハラ対応等々、自分の実体験に基づく反面教師的な教訓を語らせて頂いた感じです。

今回は死亡案件の対応を中心にして注意点や自分自身のメンタルの守り方を解説させて頂きました。


まぁ 賃貸管理の現場で対応に困ることってのは全国共通と言うか似たような問題が多いので、正直言っていかに内容をバージョンアップ出来るかが重要です。


10314特に今どきはChatGPT等の生成AIの進化で、何でも聞けてそれなりにまともな答えが返ってくる時代です。

今後は管理会社スタッフがAIを使いこなして更に優秀になって行くことでしょう。
ただ、AIは現場経験から導き出した何かしらの情報を参考にしている訳で、その情報が正しいか、何を言っているのか見極める力も必要となるってのが現場経験者の存在価値でもあります。




AIの進化が日々加速していることを実感していますが、上手に味方にできるように努力することも求められる能力となるのでしょうね。


そんな話をしながらも、質疑応答の時間には「騒音元が無視する」とか、「謎の音の正体が知りたい」等、現場最前線で苦労しているお話を聞かせて頂きました。

どんなにAIが進化しても、現場で試行錯誤しながら乗り越えてきた経験には、人にしか生み出せない価値があります。

そうした経験こそが、今の時代ではAIの情報元になる価値を持つのでしょう。


現場実務者の存在価値向上。

面白い時代だと楽しめるような余裕が欲しいところですね。




ではまた明日


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難しいですね・・・

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先日、上下階の騒音トラブルのあるアパートで、問題がエスカレートして下階の入居者さんが退去してしまいました。

当社のスタッフもかなり対応に苦労していましたが、苦情を言う側も言われる側も間に入っている側も疲弊すると言う典型事例だったと思います。




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時間帯的な生活サイクルの違いがあるのも理由ですが、難しいのは生活音に対して敏感になってしまったのか、構造上の問題なのかの判定・・・

と、言うことで退去されたお部屋にオーナーさんを呼んで現地検証を行いました。

この物件は数年前にオーナーチェンジで購入された物件を当社で管理委託させて頂いてます。

なので、古い時代の記録が良くわかりませんが、当社が管理になって以降の入居者入れ替え後に上階が入替わったことで強い苦情を言われるようになった状態です。


10244一般的なアパートで生活音が聞こえてしまうのは仕方ない話しかと思いますが、その音をどれだけ苦痛に感じるのかの感覚(受忍限度)は人による訳です。

なので、防音性を高めて頂ける工事が出来るのであればして欲しいと思いますが、工事費用が過大であれば無理しないで頂きたいとも思う訳です。

建物は大手のメーカーさんのモノなのでそんなに悪いような気はしませんが、対策が出来るとのことで見積もりが進んでいる様子ですので、参考にしたいところです。





なんて思っていたところ、当社の社有物件で退去がありました。

昭和築の木造二階建てのファミリー物件で15年くらい前に転売目的で購入したのですが、売るのが惜しくなって持ち続けている物件です。

今回は二階の方が退去されました。

スタッフ1 「この部屋、未だに和室二間なんで最低でも洋室変更かLDK化して今風にしましょうよ」

クマ 「そうだね、他の大家さんにはそう言う提案してるのに自分のところはそのままだったとはね」

スタッフ2 「まってください、下の部屋から足音に関して騒音の苦情が来て対処しているので洋室化するってのは危険じゃないですか?」

と、言われて過去の記録を見せてもらったところ、一階の入居者さんに結構な不満を持たれている状態であることがわかりました。

クマ 「確かに畳をフローリングとかクッションフロアにしたら余計に響く部分を増やしそうな気がするね」

10246ここら辺、大規模な改造をするのであれば遮音性の高い床の対策が出来るかとも思いますが、恐らくは居室の問題よりもダイニングと洋室のフローリング部分が問題になっている様子なのと、建物全体が揺れると言った感じで響くのであれば部分的な対応など効果が無いのでしょう。

クマ 「だったらダイニングと洋室も畳にすればいいんだよ」

との意見は無視されたので、更にどうするべきか検討します・・・








さて、本日もいろいろバタバタな1日が予定されていますので頑張ります!


ではまた明日


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冷静に見直す・・・

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ここ最近、けっこう重たい対応をしている状態です。
(昨日の記事とは別件)

いつもの通り、重たい内容ほどブログには書けないので、お察し頂ければ幸いです。


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結構な長さの文章をボカシながら書いていたのですが、何と言うか自分の考えを書いても一方的な意見をぶつけているだけの事になるのでしょう。


書き終わってから冷静になりまして、見直しした結果、書いた文章を消しました。


こちらの考えを主張し始めると更に深みにハマり建設的な結論を出せなくなる気がします。

10213そう言う連鎖を止めることも考えるべきですので、相手側がおかれた状況と視点に立って今後どう対応するべきか検証しなおしてみる。

離れて行く前の段階は平行線。

平行線の前はお互い一緒に目標に向かって一体化していた。






せめて平行線となる前の段階であると思いたいところですが、思うだけでは無く実行することが大切なのでしょう。


真っ最中は目の前のことで精一杯と言う状態になりますが、この状態こそが心を鍛えている状態でもあると思います。

一日も早く問題を円満解決できるように頑張ります。


ではまた明日


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あやちゃん先生と対談させて頂きました。


株式会社シー・エフ・ネッツ
不動産投資のCFネッツ
Profile
クマ
不動産販売会社で7年間マンション・一戸建販売を経験。
その後、賃貸管理が中心の不動産会社にて10年間クレーム対処担当者として経験を積みました。
平成18年10月16日より株式会社シーエフネッツに転職。
平成18年12月1日〜平成19年5月31日まで株式会社月極倶楽部に勤務してサブリース・マンスリーマンション運営業務を行う。
平成19年6月1日〜8月31日まで。
オーナーズエージェントオペレーションセンターにて全国区でクレーム受付業務を行う。
平成19年9月1日よりシーエフネッツ本店勤務
プロパティマネジメント事業部元マネージャー
平成21年12月1日より埼玉県久喜市シーエフネッツ加盟店ベルデホーム株式会社 勤務
令和5年4月 代表取締役就任
(保有資格)
特定行政書士 
全米不動産管理協会認定
CPM(不動産経営管理士)
マンション管理士
公認 不動産コンサルティングマスター
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
管理業務主任者試験合格(未更新)
上級相続支援コンサルタント
相続対策専門士
2級FP技能士・AFP
第四級アマチュア無線技士
第三級陸上特殊無線技士
第二種電気工事士
二等無人航空機操縦士

IREM JAPAN 会員
日本ファイナンシャルプランナーズ協会会員

本名:熊切伸英


取材履歴
(平成20年11月)
フジテレビ カスペ「お客様は王様かよ」に「賃貸クレーム担当者密着」で約17分出演。
(平成21年2月)
テレビ朝日 「スーパーモーニング」に「クレーム担当者密着」で約13分出演
(平成21年4月)
テレビ朝日 「スーパーモーニング」に上下階騒音トラブルのインタビュー出演
(平成21年5月)
テレビ朝日 「スーパーJチャンネル」「薄型テレビ購入者密着取材」で約5分間出演
(平成22年2月)
日本テレビ 「NEWSリアルタイム」「クレーム担当者密着」で約15分間出演

出版関係

平成22年4月から平成23年3月まで「月刊満室経営新聞」連載
平成22年10月「助けてクマさん!賃貸トラブル即応マニュアル」出版
平成23年5月より平成24年5月まで「週刊住宅」連載
平成30年2月「帰ってきた 助けてクマさん!賃貸トラブル即応マニュアル」出版
連絡先
kumakiri324@gmail.com